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「F-15 Strike Eagle」がSteamでリリース。シド・マイヤー氏が手がけ,ヒット作となった1985年のコンバットフラシム
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印刷2022/01/21 16:05

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「F-15 Strike Eagle」がSteamでリリース。シド・マイヤー氏が手がけ,ヒット作となった1985年のコンバットフラシム

 Atariは2022年1月20日,Steamで「F-15 Strike Eagle」をリリースした。価格は720円(税込)で,Steamのストアページによれば,日本語には対応していないとのこと。

画像集#002のサムネイル/「F-15 Strike Eagle」がSteamでリリース。シド・マイヤー氏が手がけ,ヒット作となった1985年のコンバットフラシム


 「F-15 Strike Eagle」は,北米のMicroProseが1985年にPC(MS-DOS)版を発売したコンバットフライトシミュレータで,プレイヤーはF-15 Strike Eagleのパイロットとして,リビアやエジプト,ベトナムなどで空中戦や地上攻撃を行うことになる。Atariの8ビット機やApple II,さらに日本のPC-9801シリーズなど,多数の機種に移植されているので,プレイした経験のある人もいるかもしれない。
 Steamのストアページの記述を読む限りオリジナル版そのままで,「Steam版ならでは」といった機能追加などはおこなれていないようだ。

画像集#003のサムネイル/「F-15 Strike Eagle」がSteamでリリース。シド・マイヤー氏が手がけ,ヒット作となった1985年のコンバットフラシム

 ゲームのグラフィックスは掲載したスクリーンショットのとおりで,現在のゲームとは比ぶべくもないが,「見事なグラフィックスで,スピーディなアクションが楽しめる作品」として高い評価を獲得し,ヒット作となった。ゲームデザインおよびプログラムを担当したのは,「Civilization」シリーズで知られるシド・マイヤー(Sid Meier)氏で,2本の続編も制作されている。

画像集#004のサムネイル/「F-15 Strike Eagle」がSteamでリリース。シド・マイヤー氏が手がけ,ヒット作となった1985年のコンバットフラシム

 MicroProseは,1982年にビル・スティーリー(Bill Stealey)氏とマイヤー氏が立ち上げたデベロッパで,本作のようなミリタリーもののフラシムを数多く手がけたほか,「Civilization」シリーズや「X-COM: UFO Defense」などを制作した伝説的なスタジオとして知られる。1993年にSpectrum HoloByteに買収されて傘下に入ったのち,Hasbro Interactive,Infogramesと親会社が次々に変わり,2003年頃には活動をほぼ休止していたが,2019年にブランド復活を果たした(関連記事)。

 Steamでは本作のほか,マイヤー氏が開発した3つのタイトルをまとめた「Sid Meier Collection」および,第一次世界大戦の空中戦をテーマにした「The Ancient Art of War in the Skies」(1992年)と本作をセットにした「Flight Combat Collection」の販売も行われている。価格もお手頃なので,気になる人は,ストアページをチェックしてほしい。

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[2020/05/11 00:00]
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