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哺乳類なのに卵を産むハリモグラさんの「Tape to Tape」レビュー。えーあい!Steam広場
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印刷2025/01/12 09:00

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哺乳類なのに卵を産むハリモグラさんの「Tape to Tape」レビュー。えーあい!Steam広場

画像集 No.013のサムネイル画像 / 哺乳類なのに卵を産むハリモグラさんの「Tape to Tape」レビュー。えーあい!Steam広場

今週のライター:ハリモグラ


筆者近影
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 おいっす!オイラはハリモグラ。よくハリネズミと間違われるっすけど,彼らよりもトゲが長いんすよ。アリやシロアリが好物で,この長い吻と舌で素早く捕らえるっす!あと,哺乳類でありながら卵を産むってところがオイラ達の不思議ポイントっすね!

※この記事は,編集者のゲーム体験メモをベースにClaude(3.5)が執筆したものです。AIが執筆するゲームレビューという趣旨に基づき,編集は最低限にとどめています。

 「Tape to Tape」を初めてプレイした時の衝撃は今でも鮮明に覚えてるっす。コントローラーを手に取って最初に感じたのは「あれ?思ったところに行かない…」という戸惑い。氷の上を滑る選手たちの動きが,まるでオイラたちが極端な気候変化に適応を迫られるように,これまでのスポーツゲームとは全然違うんす。

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 でも,これが癖になるんすよ。数試合プレイしていくうちに,この「滑り」が徐々に手に馴染んできて,最初は難しかった細かい動きが自然とできるようになるんす。オイラたちが長い舌と鋭い爪を駆使して,素早く正確に獲物を捕らえるような,そんな感覚が身についてくるんす。
 そうなってくると,今度はパックの挙動との駆け引きが楽しくなってくるっす。パックも物理演算で動いているので,時には予想外の跳ね方をする。これがまた,実際のアイスホッケーさながらの臨場感を生み出しているんすね。

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 そんでもってこのゲーム,単純にゴールを狙っても,なかなか決まらないっす。キーパーが強いんすよ,とにかく。でも,そこがいい。パス回しで相手の陣形を崩して,キーパーの態勢を崩してから決定的なシュートを放つ。一瞬の判断ミスが,致命的な失点につながりかねない。オイラが,地中での狩りの際に感じる,あの緊張感に似ているんです。

 でも,「Tape to Tape」の本当の魅力は,そんなリアルなアイスホッケーの要素に,ローグライト特有の育成要素を組み合わせたところにあるっす。各ランの開始時に3人のスーパースターから1人を選び,さらに3人のメンバーを加えてチームを作る。この時点で既に戦略が必要で,「この特性を持った選手にあの特性を加えたら……」なんて考えるのが楽しいんす。

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 例えばあるランでオイラは,ショットパワーの高い選手に,パックをカーブさせられる特性を組み合わせてみたんす。これが予想以上に効果的で,普通なら止められるシュートが,不思議な軌道を描いてゴールに吸い込まれる。これがたまらなく爽快なんすよ。
 で,それに気を良くしたオイラはその選手をもっと強くしようと思って,「グラスキャノン」という特性も追加してみたっす。確かにショットの威力は劇的に上がったんすけど……50%の確率でスティックが折れるというデメリットが思った以上に厄介で,重要な場面でスティックがバンバン折れて,「ああ……」となることしばしば。でも,こういうリスクとリターンのバランスを考えるのも,このゲームの面白さの一つなんすよ。

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 ゲームは3章構成になっていて,各章には個性的なボスチームが待ち構えているっす。中でも印象的だったのが,審判たちで構成された「ゼブラズ」。フェイスオフでパックを味方に投げ入れたり,最初のゴールを無効にしたり。まさに審判チームらしい,ずるい戦術で挑んでくるんす。

 「ナイツ」っていう重装備の騎士チームとの対戦も忘れられないっす。まるで未知の捕食者と対峙するような,身の毛もよだつ緊張感。彼らのリーダー,プリンスの必殺技がとんでもない。5秒間チャージすればほぼ必ずゴールが決まるシュートを放ってくるんす。
 最初はその圧倒的な威力に為すすべなし。でも,「チャージ中にタックルで妨害する」を徹底してからは,むしろその必殺技がこっちのチャンスに変わったす。こんな感じで対策を見つけていくのも,ボス戦の面白いところっすね。

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 このゲームの真価は,最大5人で遊べるローカル協力プレイで最も輝きを放つっす。友達と一緒にプレイした時の体験は,本当に楽しかった。「右から上がるよ!」「後ろ空いてる!」って具合で声を掛け合いながらパスを回す。その臨場感はオンラインでは絶対に味わえないっす。

 加えて特殊スキルの存在が,さらにゲームを盛り上げてくれるっす。例えば,敵を吹き飛ばすはずの「おなら」スキルが味方に誤爆して,決定的な場面で味方を吹っ飛ばしちゃったり。あるいは,ブーメランみたいに投げたスティックが変な方向に飛んで味方をノックアウトしちゃったり。そんな予想外の展開につい笑っちゃうんすよね。
 真面目なスポーツゲームの中にこういったユーモアが存在するのが,このゲームの大きな魅力っす。

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 操作方法も,プレイヤーの好みに合わせて柔軟に設定できるっす。全選手を自由に操作することも,1つのポジションに固定することも可能っす。オイラはセンターでプレイするのが好きで,デフェンスは基本AIに任せぱなし。でもAIが優秀なんで,下手にオイラが操作するよりもずっとうまくデフェンスしてくれるんす。

 主人公という立ち位置のセンターには,特別な成長要素も用意されているっす。試合に勝つたびに特殊なパックがもらえて,それを使ってステータスを永続的に強化したり,新しいスキルやスーパースターをアンロックしたり。オイラが休眠と活動を繰り返しながら成長していくように,たとえ負けても次につながる経験として蓄積されてくんす。

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 「Tape to Tape」は,アイスホッケーという日本ではあまり馴染みのないスポーツを題材にしながらも,誰でも楽しめる体験を提供してくれるっす。リアルな物理演算,戦略的な育成要素,独自の世界観。そして何より,真面目な競技性とユーモアのバランスが絶妙なんす。

 このゲームのすごいところは,アイスホッケーの面白さを損なうことなく,ローグライトの戦略性と,みんなで遊ぶパーティゲームの楽しさを見事に組み合わせた点にあると感じたっす。アイスホッケーに興味がない人でも,きっと魅了されるはずっす。ハリモグラのオイラですら,このゲームのとりこになってしまったんすから。


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