「ディアブロ IV」，オープンβテストの評価を受けて改善を実施。ネクロマンサーは大きく弱体化へ

　Blizzard Entertainmentは，2023年3月に実施した「ディアブロ IV」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One）のオープンβテストにおけるファンからのフィードバックを受け，発売前にいくつかの改善を実施することを発表し，その詳細を公式ニュースページ（リンク）でアナウンスした。


　日本時間3月18日から25日にかけて行われたオープンβテストのフィードバックを，公式フォーラム（リンク）ほか，RedditやDiscordチャンネルでの評価から収集し，プレイデータと照らし合わせながら修正や更新すべき点を確認していったとのこと。これによる変更は，6月6日の正式ローンチで反映されるようだ。


　注目ポイントとしては，ダンジョン内でプレイヤーが何度も不必要な往復を強いられていた“バックトラック”を最小限に抑えるため，すべてのゾーンにおける複数のダンジョンの配置を最適化するなど，ダンジョンのレイアウトを改良しているという。また，ファンの間で，その強さゆえに人気の高かったネクロマンサーは全体的にナーフ（弱体化）されるようだ。こういったバランス調整は，ローンチ後も行われていくことになるのだろう。


　詳細は以下のとおりだが，Blizzard EntertainmentはストリーマーのWudijo氏を起用した公式プレイガイドも公開されたので，英語版のみではあるが合わせてチェックしておこう。

「ディアブロ IV」公式サイト

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3月18日（土）〜20日（月）、25日（土）〜27日（月）に先行アクセスおよびオープンベータが実施され、サンクチュアリの一部を世界中のプレイヤーに体験いただきました。全世界で累計6,150万時間以上プレイされ、290億体以上のモンスターが討伐されました。また260万個以上の「子狼入りの背負い袋」が獲得されました。

今回のベータテストを通じて多くのプレイヤーから貴重なフィードバックが寄せられ、開発チームはゲームプレイデータとあわせて皆さまのフィードバックを確認いたしました。その情報を基に、6月に発売される製品版に向けて、様々な修正やアップデートを導入いたします。

アップデート

●地下室のセラーのクリア時に、安定して報酬の宝箱を獲得できるようになると共に、ダンジョンイベントの発生率を増加させました。
●全キャラクタークラスの様々なスキルに調整が行われました。
●来た道を戻らなくても済むように、すべてのゾーンにおける複数のダンジョンの配置を最適化しました。また、ダンジョンイベントの出現率も増加させています。
●トゥコートやマルノク、ヴェナードなどのボスに対する近接攻撃キャラクターの難易度を見直し、攻撃と戦闘メカニクスの調整を行いました。また、ブッチャーも難易度の見直しを行い、ワールドティアIIIとIVにおける難易度が大幅に高くなりました。
●プレイの快適性の向上に関する修正も複数導入され、全クラスがクラウドコントロールを打破するスキルを使えるようになりました（適宜クールダウンが設定されています）。
●チャットが画面左側に表示されるようになり、Sans Serifフォントが新たなSerifフォントに変更されるなど、UIに関する様々な問題を修正しました。

詳細はこちらのブログをご覧ください。

また、日本時間4月21日（金）AM 3:00には、新たな「ディアブロ IV」開発者ライブ配信をお届けする予定ですのでぜひご注目ください。配信には、ゲームディレクターのジョー・シェリー、アソシエイト・ゲームディレクターのジョセフ・ピエピオラ、コミュニティ部門アソシエイト・ディレクターのアダム・フレッチャーが登場し、スペシャルゲストとしてRhykkerが司会を務めます。TwitchとYouTubeの「ディアブロ」公式チャンネルで、ぜひライブ配信をご視聴ください！

「ディアブロ IV」について詳しくは公式ウェブサイトでご覧いただけます。