本日(2015年10月8日)17:00,βテストが始まった
「Star Wars バトルフロント」(
PC/
PlayStation 4/
Xbox One)。映画「スター・ウォーズ」の世界をベースに,「バトルフィールド」シリーズで知られるDICEが開発を進める,オンライン対戦に軸足を置いたFPS(三人称視点も選択できる)だ。年末には映画シリーズの最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」も公開されるとあって,2015年のタイトルとしてはトップクラスの注目度を誇っている。
βクライアントには,
「マルチプレイ」(Multiplayer)と
「ミッション」(Mission)が用意されており,「マルチプレイ」では,16人対戦の
「ドロップ・ゾーン」(Drop Zone)と
「ウォーカー・アサルト」(Walker Assault)という2種類のモードが用意されているというのは,
10月7日に掲載した記事でもお伝えしたとおり。ここでは,そのときプレイできなかった「ウォーカー・アサルト」の模様を,スクリーンショットと共に簡単にお伝えしたい。
このモードの特徴は,攻撃側となる帝国軍と,守備側となる反乱同盟軍とでは勝利条件が異なるとところだ。舞台となるのは雪と氷の惑星
ホスで,帝国軍は4足歩行の主力兵器
AT-ATを前面に反乱同盟軍の殲滅を狙っている。
反乱同盟軍の兵士達が持つ武器ではAT-ATを倒すことができないため,マップ上にいくつかある
通信装置(Uplink)にアクセスして,それを起動し,爆撃機の
Y-wingを呼び出す必要がある。Y-wingの攻撃を受けたAT-ATに対しては,歩兵などの通常兵器も効力を発揮するようになるので,帝国軍のAT-ATをすべて破壊すれば反乱同盟軍の勝ち。
対する帝国軍は,AT-ATを反乱同盟軍基地の奥へ進められれば勝利だ。そのためには,反乱同盟軍の起動した通信装置を解除しつつ,攻撃してくる反乱同盟軍兵士達を撃退する必要がある。
ところで,9月17日に掲載した東京ゲームショウ2015の
プレイレポートでは,スノースピーダーを使ってAT-ATの足に
ケーブルを絡めて倒すという,映画と同じシーンが再現可能であるとされていた。今回のクライアントが,TGS 2015のものと同じかどうかは分からないが,公式プロモーションムービーにもその場面が登場しているところから,チャレンジしてみる価値は十分にあるはずだ。
さて,映画ではルーク達の活躍にも関わらず帝国軍が勝ったが,果たしてゲームではどうなるのだろうか?
最大で40人のプレイヤーが参加するという,「バトルフィールド」シリーズを思わせる大規模戦闘が楽しめるこの「ウォーカー・アサルト」は「ドロップ・ゾーン」と異なり,さまざまな
大型兵器が登場する。上空ではプレイヤーの操縦するA-wingやX-Wing FighterとTIE FighterやTIE Intercepterが激しい空中戦を繰り広げたり,地上攻撃を行ったりしており,さらには
AT-STが歩き回るなど,もう大乱戦。あちらで撃ち合い,こちらで大爆発と,倒される要素には事欠かず,筆者は5分と生き続けることができなかった。
ちなみに,こうした大型搭乗兵器は,リスポーン地点で乗るのではなく,マップ上にあるアイコンを手に入れて呼び出す形になっている。
短い時間ながら,AT-ATに乗り,その火力を楽しむことも可能だ
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噂のヒーローキャラクターも登場し,プレイした限りでは
ダース・ベイダーと
ルーク・スカイウォーカーが確認できた。挑んでみたものの,もちろん歯が立つ相手ではなかった。しかし,暗黒卿にライトセイバーで斬られるとか,それはご褒美でしょ。
以上,ざっくりと紹介したが,すでにテストは始まっているので,詳しいことはぜひ自分の目で確かめてほしい……で終わってしまうと,ちょっと丸投げすぎる気もするので,PC版でプレイを始める手順を超簡単にお伝えしよう。
「Star Wars バトルフロント」βクライアントはエレクトロニック・アーツが運営しているデジタル配信システム
「Origin」を使ってダウンロードすることになり,Originのクライアントは公式サイトで手に入る。また,EAアカウントも必要で,これはOrigin公式サイトからでも,Originのクライアントからでも無料登録が可能だ。必要なPC環境についても
公式サイトに掲載されているので,参考にしてほしい。環境が不足していると感じたら
11月19日の発売まで貯金して,高性能パーツを購入するのもアリだろう。そのためのテストでもあるんですから。テストの終了は10月12日が予定されている。期間が短めなので,急ごう。