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82
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METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN

METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN
公式サイト http://www.konami.jp/mgs5/jp/
発売元・開発元
発売日 2015/09/02
価格 8400円(税抜)
ジャンル
レーティング
備考
その他
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このゲームの読者の評価
82
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • 面白い! 85
    • 投稿者:Law(男性/20代)
    • 投稿日:2018/02/03
    良い点
    圧倒的なグラフィック
    安定したフレームレート
    第1章の重厚なストーリー
    究極のステルス
    敵を殺害しなくても良い

    悪い点
    第2章の使い回しミッション
    小さな段差が登れない
    総評
    まず驚くのは海外のゲームに劣らないグラフィックでしょう。
    尚且つフレームレートが安定しており、快適です。
    私は初めてメタルギアシリーズをプレイしましたが、先の気になるストーリーに惹き込まれました。
    ステルスゲームの醍醐味を楽しむことが出来ました。
    マザーベースの拡張、サブミッション、武器の強化など、やり込み要素もたっぷりです。
    第2章は第1章でやったミッションの高難易度版で、正直ガッカリしました。
    ストーリーも進みません。
    総評的には満足しました。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 4 4
  • 最近ありがちな面倒くさいゲーム 75
    • 投稿者:limit(女性/20代)
    • 投稿日:2016/07/05
    良い点
    ・美しいグラフィック。 散策がてらステージをウロウロするのもそこそこ楽しい。ただし敵兵に気を付けなければいけない。
    ・程よいボリュームの一章。 多すぎることもなく、難しすぎることもない。やりごたえがあって楽しい。
    悪い点
    ・開発とかその辺のシステム。 本作の問題の一つ、今作は武器や装備を「開発」して様々な装備を使用可能にしていくのだが、時間がかかるのだ。しかも一時間をゆうに超えるものもある。艦○れじゃないんだから・・・
    ・無駄に多い上位互換の武器。 正直いらないでしょ。時間がかかって面倒and使用にかかるコストもバカにならない。それでいて敵が強化されていくから戦うなら開発は必須、面倒。
    ・二章以降。 自分は事前情報があったためさほどダメージはなかったが、投げっぱなしジャーマンのような最後は正直アウト。海外の情報では本来五章まであったようだが・・・そこまで出来ていれば間違いなく評価は変わった。
    ・あっ、ネタにまみれた無線は無くなったんね。 個人的に大好きだったためちょっと残念。
    総評
    本作を一言で表すならば
    「最後で大損をこいたゲーム」
    だろうか。
    とにかく最後の終わらせ方に問題あり、どうしてもすっきり出来ない。それ以外は最近のゲームにしては相当な完成度を持っているからして勿体無い。
    ・・・と言うか、「蠅の王国」DLCとかで出ないんですかねぇ?せめてそれを完成させれば何とかなるような気がするんですけども。
    ともかくゲーム自体は相当面白いものなので、「ストーリー?何それ美味しいの?」な方で、MGSに興味がある方は買ってみても良いかもしれません。発売から日も経ってお安くなってますしね。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 3 2 1
  • 中盤からテンションが徐々に下がるゲーム 35
    • 投稿者:クラウド(男性/30代)
    • 投稿日:2016/04/03
    良い点
    グラフィックは素晴らしい
    序盤の演出は迫力ある
    病院から脱出するシーンは迫力があり何度ヒヤヒヤしたことか
    悪い点
    ネタバレ注意 未プレイ未クリアの方は見ない方がいい
    中盤からのストーリーがもうダメ
    中盤から一気に仲間内で揉め事にポカーンとした
    裏切り者がいたり、俺は悪くねぇ!っていう頭が悪そうな役になった人がいるし
    仲間の兵士を大量に殺めるミッションがあったりなんかやっていく内にテンションが下がっていく
    あれ?序盤の面白さはどこ?ムービーも序盤以降手抜きにしかみえない演出
    今回はボスが一体しかいないしかもラスボスすらいないという
    これも唖然とした
    まさかこれ不完全のまま出しちゃったのかと怒りすらこみ上げてきた

    マップも正直見新しさが全く感じない 見慣れた風景に見慣れた建物と装置ばかり
    ゲームに慣れると兵士が無能に見えて仕方ない
    メタルギアと言えば笑えるシーンがあると思ってたが全然ない
    ずっとピリピリムード しかもスネークがほとんど喋らない
    カズとオセロットしか喋りません なんでや!と思った

    総評
    ストーリーがちゃんと終わってたら、ボスがもう1、2体いたら、マップがほとんど使い回しじゃなかったら笑えるシーンが入ってれば、スネークが喋れば文句無しに神ゲーだった
    終盤までやると唖然から怒りに変わりました
    全てを台無しにしてくれました
    クリアしてからもう一周やろうという気持ちすらない
    本当に残念なゲームです
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 2 2 1 2
  • "潜入"と上手く噛み合わなかった"オープンワールド" 30
    • 投稿者:DACHI(男性/20代)
    • 投稿日:2016/01/24
    良い点
    一つのミッションに対して様々なクリアのやり方があること。
    自動車や戦車、ウォーカーなど様々な乗り物を使えたこと。
    一章(のみ)のボリュームが丁度よかった。
    イベント中の演出はとても印象に残るものが多かった。流石小島監督。
    悪い点
    不完全燃焼に感じたストーリー、さらに未完。
    武器開発、基地拡張にかかる時間が現実の時間に則しており、さらにこれがプレイ中の時間であること。
    不必要なストレスを感じさせる各種移動。
    量のみを増やし、延々と同じこと(すでにやったこと)を繰り返させる二章、サブミッション。
    本編と同様期待はずれだったMGO3。
    フィールドは広いが、ただそれだけ。
    フィールドの各地固有の要素は本編と全く関係ない動物収集のみ。
    FOBミッションのゲームバランス。

    総評
    ゲームはよかったって言う人がネットでは多く見られるけど、そのゲームってなんのことだよ!?どこの部分?と思うほどに今回のメタルギアは期待はずれだった。

    まず、オープンワールド。確かに潜入の1から最後までを組み立てて、考えるのは面白い。だけど、それがあれほどの広さを必要としたかは甚だ疑問。普通のミッションであれば行動範囲が結局指定されてしまう。とはいえ幾つかの施設にまたがるミッションだと、ある地域に潜入→離脱を繰り返すので、移動がすぐに億劫になる。そのためにヘリがあるのだろうけど、ミッション中にヘリに乗ってマップを移動することはできない。ファストムーブ用にダンボール輸送があるのだろうけどそれは大抵施設の中にあり、その機能を使うために潜入しなければならない。ファストムーブってある場所まで移動しなければならないのだろうか?ある場所までの移動を簡略化するためのものではないのか。結局この機能もろくに使わなかった。またアフガニスタンのエリアでは施設の間をぬって移動しようとすると大抵、大きな岩山がマップの至るところにあり、結局移動するために敵の施設を通過する他なかった。まるで、点と線のシミュレーションのよう。

    また、マップにあるのはあくまで敵の施設とそれ以外の大自然のみ...要は何もない。各地を訪問することで得られるメリット、発生するイベントなどほとんどなかった。その要素だと思われていたサイドミッションでは、数回~10回程の同じようなミッションを各地で繰り返すという特色も何も無いもの。メタルギアでのオープンワールドからは散策する楽しさは得られなかった。むしろ、敵に怯えて各地を忍び歩きするために早くヘリに帰りたくなる始末。
    正直なところ、GZのように箱庭のようなマップが多くの種類用意されていた方が楽しめた気がしてならない。

    また、マザーベース。自分だけの基地を歩ける!というのが売りだった。しかし、マザーベースに帰りたいという動機がほとんどなかった。マザーベースでなければ行えないことというのは、射撃訓練やシャワーくらいで、その他のことは大抵ヘリで済ませてしまえる。また、キャラクターやスタッフとのイベントも期待していたのだが、何回もあるキャラと会う、イベントをこなすことにより、イベントが進むというものではなく、マザーベースでのイベントはほとんどストーリー上のもので自動的に発生していった。むしろマザーベースのイベントのために強制的にマザーベースに帰らされる羽目に。マザーベースで唯一定期的に訪問したのは医療プラットフォームくらいだった。これはあるキャラのイベントがあったためなのだが、こういうイベントをもう少し用意して欲しかった。

    さらに作れるマザーベースは全てのプレーヤーで共通のものである。階段の配置からパイプの位置まで全て一緒。FOBミッションがあるので、ある程度のカスタマイズ要素があるのかと思っていたが、期待しすぎたようだ。そのため、他のプレイヤーのFOBへの侵入経路は最終的にほぼ同じものになり、作業感が強まった。FOBミッションではCPUのみだと慣れれば難易度が低いが敵プレイヤーが参加すると途端に難易度が跳ね上がる。

    武器開発、基地開発が現実の時間に則しているのも特にメリット(楽しめると思える点)を感じられなかった。終盤にもなると、開発にかかる時間が数十時間というのもザラにあるが、これはゲームをプレイしている間の時間であるので、恐ろしく時間が掛かる。このシステムのせいで、ps4をつけっぱなしにすることが多かった。

    この上、ストーリーにも穴がある。こちらについては個人差があると思うため、言及は避けるが、満足できるものではなかった。

    全体的に感じられるのが、「とりあえず広いマップを作ってみた。」というもの。そのせいで、ゲームを遊ぶ中で不必要な苛立ちを感じさせてしまう。期待していただけに非常に残念だった。メタルギアサーガの中で売り文句にしていたシステム(オープンワールド)と潜入というプレイスタイルがこれほどミスマッチであるのはこのゲームを置いて他にないだろう。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 1 2 2
  • 多くを知らない小島信者用ゲーム 60
    • 投稿者:むろまろ(男性/40代)
    • 投稿日:2015/11/15
    良い点
    モデリング、モーションが作りこまれている。
    マップの空気感がとても綺麗。
    悪い点
    無駄な領域まで作りこまれている。
    マップの使い回しが多く、地形に魅力がない。
    同類のゲームシステムが既存しており、斬新さはない。
    小島という名前の押し付けが鬱陶しい。
    総評
    1をプレーした時、価値観の押し付けがうざくてそれ以降のシリーズはプレイしてません。
    5はたまたま機会があってのプレイとなり、それほどシリーズに対して思い入れがあるわけでない人間の感想になります。
    全シリーズやってない奴に何がわかる!?という意見の人は気分を害するだけと思うので以下を読まないでください。

    基本的には他のゲームシステムを綺麗にパクって作られている印象です。
    主にファークライでしょうか。

    他のゲームが洗練してあるシステムなので面白いのは保証済み。
    ただその小さなシステムだけで全てを作っているので、斬新さは無く
    いつまでこんな単調なゲームを繰り返させるの?と苦痛を感じながらクリアーしました。

    ビジュアルに関しては文句のつけようもない綺麗さ。
    サウンドも丁寧に作りこまれ、緊迫感が上手に表現できてたと思います。
    ただSEだけは平成初期のまま進化してない感があり、他のクオリティーから浮いて違和感ありました。

    デレクションは凡人以下でしょうか。
    オープニングで、数多くの戦場を乗り切ってきた男が、自分の片腕が無いのを知って取り乱すという違和感ある演出があり
    その時点で本作のデレクターの能力に不信感をもち、以降はずっと冷めてのプレイとなりました。
    もちろんラストで実はその人は・・・というのもありますが、だとしても下手くそ過ぎです。

    ムービーに力を入れてたみたいだけど、立場の視点がふわふわしたり1カメ演出にこだわる理由が謎だったり
    盛り上げもなくいきなり山場が来たりと映像がグチャグチャ過ぎで、映像のセオリーを知る人には白ける内容だったと思います。

    技術者は優秀なのにデレクションが下手すぎて、まさに宝の持ち腐れな感じでした。

    一番うざかったのが、何度も何度も何度も表示される小島という名前。
    ステージの開始と終わり、ステージ切り替え時、毎回毎回表示され
    エンドロールもあっちこっちに名前がありました。
    ゲームをクリアーするまで200回ちかく表示されているのでは?
    なんでそんなに自分の名前を見せたがるのでしょうか?

    本来、作品の完成度に感動してからデレクターの名前を調べるものですが
    作品よりも小島という人の名前が前面に押し出されていて、ある意味衝撃的でした。
    そもそも、あなたうまくないですから・・・。

    細かい箇所まで綺麗に作りこまれてましたが、それは返ってコストパフォーマンスが悪いようにも思え
    徹夜で苦しんだクリエイターさんたちが目に浮かび、同業者としては吐き気がしてきました。

    その点、海外はうまくやってるので見習ってもらいたいものです。

    スニークゲームとしては面白いのでプレイする価値はあると思います。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 3 5
  • 神ゲーになれなかった傑作ゲーム 95
    良い点
    ・従来のメタルギアシリーズの粋を集められたゲーム性
    ・音楽、BGMともに素晴らしく、絶妙なタイミングで奏でられる
    ・第一章までは感嘆とできる素晴らしいストーリー
    ・マザーベースの拡張と武器の開発
    ・あまりにも多くのやりこみ要素
    悪い点
    ・個人的に嫌いでは無いが、やはりヘリコプターの移動がたるい
    ・リアル時間で開発される基地拡張や開発
    ・強制的オンラインモード…
     一人用でまったり遊びたい自分には合わなかった
    ・途中で強制的に外される仲間
     予め外れるとわかっていたのなら…
    ・第二章から打ち切られるストーリー
     正直、これから盛り上がる!と思ったら唐突のEND
     ストーリーを楽しみにしているとモヤモヤ感が止まらない
    総評
    とにかくゲーム性は素晴らしい。
    従来のメタルギアシリーズのノウハウをぶち込み
    完成された本作品では、まさに自由に敵施設・基地を攻略できる。
    ・隠密作戦を行うのか?
    ・爆撃支援を行うのか?
    ・相棒に攻撃させるのか?
    ・重装備で正面から突撃するのか?

    アクションというよりも、むしろ攻略のための戦術に頭をつかうのが楽しい。
    その気になれば狙撃してくる敵相手に
    「主力戦車で特攻をかける」
    という無茶な戦い方も可能である。

    人によってはメタルギアはオープンワールドは
    合わないといわれているが私はそうは思わない。

    オープンワールドだからこそ、
    長距離から様々な角度で戦略をとることができるのだ。

    もっとも慣れてくると
    「長距離睡眠武器で遠距離から狙撃」で
    スナイプ作業になってしまうのだが…(おいおい

    ともあれ遊び方は人それぞれ、
    自由な組み合わせで様々な行動がとれるという点ではまさに
    「ゲームとしては完成されている」
    といっても過言ではない。

    だからこそ、ストーリーの中途半端はあまりにも惜しい…
    物語としては完結しているのはよくわかるが
    遊んでいて「ああ、これは途中で物語が削除されたのだな」
    と、遊んでいるプレイヤーに感じさせてしまっているのは
    どうにも残念でならない。

    あるいは第二章というものを作らなければよかったのかもしれないが…
    それは言っても仕方がないところではある。

    そのため、ゲーム性は完璧ではあるが、
    本作品はどうしても100点をつけることができない。
    コジマ監督の最後のメタルギアとして高得点をつけたいが
    残念でならない…

    本レビューでは熱中度とストーリーが一緒になっているので4点だが
    正直、熱中度5点/ストーリー3点というところである。

    神ゲーになれなかった傑作ゲーム。
    207時間をかけてクリアした結論としては、そう評価を下さざる負えないのだ。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 4 5
  • 潜入ゲームとしての楽しさと、ストーリーの乖離 40
    • 投稿者:黄色(男性/30代)
    • 投稿日:2015/10/06
    良い点
    ・潜入?手段が多彩である事。詳しくは他の人もおっしゃられているので除きますが
     ステルスから爆撃しながら突入まで豊富な手段で攻略できるので楽しいです。

    ・目に見える成長要素
     ピースウォーカーから続投のマザーベースシステムですが、やはりチマチマ人材のレベルを更新し、成長が数字で見えるというのはモチベーションになります。
     また、人材を拉致ってくるだけなら、サイドミッションと混ぜて10〜20分もあれば余裕で終わるので、ちょっとやりたい時に丁度良い。
    悪い点
    ・テレビドラマかというような演出。
     MGSといえば、重いテーマを扱い、微妙に現代社会の風刺もリンクさせつつ、巨大ロボやNINJAなどトンデモ要素があれど、プレイヤー=スネーク(または雷電)としての没入感をなるべく崩さないように作られてたと思いますが、前回もそうですが、ミッション式になったことで、シナリオをぶつ切りにせざる得ず。
     今回に至っては、シナリオ途中でTo be Continued や、次回予告など、まるでテレビのような演出をしています。
     スネークがあまりしゃべらない事も相まって、スネークがモニターの向こうのキャラから一歩も動かず、没入感という意味では大きく損なっています。
     所々視点を自力で動かせたり、引き金をプレイヤー自身に選ばせるなどの演出を入れてますが、上記の事もあり、一体感を感じられませんでした。

    ・ミッション式の功罪
    今回はミッション式となり、装備ももてる数が制限されるため、如何にスムーズにミッションを進めるかを楽しめますが、逆に事前情報の少なさや、絶えず起きるイベントとしての不測事態に限られた装備で対応せざる得ない事にもつながり、ミッションと装備によっては非常に苦しい戦いを強いられます。
     (例:睡眠武器がほぼ効かない敵に睡眠装備特化で挑むなど)
    勿論装備交換や、リトライなどを行えばいいのですが、結局1回やって何が起きるか分かった後、それに合わせた装備を持つという形になり、非常にゲーム的な感じに仕上がっています。

    ・で、結局このゲームオープンワールドにする必要性はあったのか
     実際重要な施設以外は似たようなテントと見張り台と山と岩しかなく、
     例えば4のように第3勢力が介在して絶えず状況が変化する中を進むわけでもなく、
     似たような場所にいる、朝夜くらいしかシフトの変更が無い同じような連中を突破するだけ。
     そしてミッションごとに使うエリアは限定されるわけで。
     オープンワールドの必要性を全く感じませんでした。これに予算つけるくらいなら
     完全エリア式にしても良かったですし、本当にオープンをやりたいなら、もう少し
     世界が絶えず変化している感を出さないと、ただ広く団長なマップが広がるだけに
     なります。
    総評
     単なるミッション式潜入ゲーム、それこそピースウォーカーからストーリーを抜いた潜入ゲームの正統進化続編であれば、良作かと思います。
     ただ、MGSは潜入だけでなく、ストーリーも魅力の大きな柱であり、今回は人種や少年兵などきわどい事にも切り込んだ内容(少なくとも事前トレーラー上では)であったため、そこをボカし、省略し、ゲームとしての楽しみを優先しすぎた結果、ストーリーのリアリティに深刻な問題を出すレベルに歪められてしまっている点に関して言えばMGSとして評価を低くせざる得ないのはしょうがないかと思います。

    繰り返しますが、潜入ゲーム単体としてみれば攻略の幅があり、楽しめます。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 2 1 2
  • 更新された究極と、終焉の違和感(ネタバレを含みます) 90
    • 投稿者:BARD(男性/40代)
    • 投稿日:2015/10/04
    良い点
    プレイを自分で作っていく実感と、同時進行で「時間」が経過していく。
    それによって敵兵の動きが変化していく。
    広大なオープンワールドの中でも緊張感の在るミッションシステムに成功している。
    様々な道具が用意されていて、どれもプレイ感覚を大きく変えるほど個性が強い。
    何度も遊ぶ事で体感できる楽しさにも目を向けている。
    グラフィック、音響、音楽、声優など、徹底した探究心と愛が貫かれている。
    特に感心したのは麻酔弾が着弾した時の音。
    どんなにゲーム内で音楽が鳴っていようと敵兵が騒いでいようと聞き取れる。
    悪い点
    新たなテーマを掲げている影響も在るとは思うのですが、
    ピースウォーカーから長く続いてきた人物達の行方が
    一部大切にされていないと感じました。ハッキリ書いちゃうとチコです。
    長い作品になっていくほどファンの愛も多様化していくので
    それらを全て描写するのはシンドイとは思いますが、あまりにも扱いが酷いのでは。
    幻の作品となった「PT」の予告映像ではチコが虫をゲロする場面もありましたし、
    今作で少年兵を大切に描いている人と、同じ人が作ったとは思えません(笑)
    何故かチコに冷たくなってしまいました。
    総評
    過去に愛する人を殺すシナリオでも、プレイヤーが何処に居るかを
    把握できるシステムだった為、ギャグ要素で緊張と緩和を
    連続性で表現できたと思いますが、今回はプレイヤーが何処に向かうか不明な為に
    繊細で問いかけの多いストーリーを殺さない事が注視されており、
    非常に疲れるミッションが終わるとテーマの重いムービーを見て、
    更に疲れたところで再びミッションという
    とても疲れる構成になっていた。どんなペースで遊んでいくかは
    プレイヤーによって多種多用なので、細かい点では在りますが。
    だからこそマザーベースのイベントは少なく見積もっても
    10倍は多く欲しかったし、長く作品を愛してプレイする人ほど
    バディを消失してからのプレイ時間の方が長くなっていきますから
    喪失感というよりも、キャラへの愛が報われないようなガッカリ感があります。
    ストーリーも非常によく出来ているので夢中になって追いかけたのですが
    終盤になるとブツ切れ感が残念ながらあって、
    本当にこれで終わりで、いいんですか?という気持ちも若干あります。
    今までも次回に続くような謎を残しつつ、次回作の予定は無いというスタンスで
    メタルギアが作られてきた過去もあるのですが、噂されている会社での揉め事や
    次世代機が日本で売れていない現状も考えると、小島秀夫のメタルギアは
    本当にこれで最後だろうと思っていますし、
    第二章が内側から壊れていくテーマだとしても
    え?終わり?という感覚は在ります。100点を付けたかったですが
    愛しているがゆえに90点とさせてください。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 4 4
  • 何処を切り取っても腑に落ちない作り込みの浅さ 55
    • 投稿者:JD(男性/30代)
    • 投稿日:2015/10/04
    良い点
    無理に書く事もないので他レビューを見てお察しください。
    悪い点
    ■グラフィックス
    次世代機が綺麗なのは違いないが、旧世代機が足を引っ張ってるのかただバグってるのか時折物や兵士が消えたりする。ただでさえ見つかったら不味いゲームで消えている兵士から攻撃を受けるなんて致命的

    ■サウンド
    耳が良いわけではないので特に荒は感じなかったが。しいて言えばmobのボイスが少なすぎて(一人?)数人が同じ事をしゃべる(リアクションする)ことがあるのが残念

    ■快適さ
    [操作性]
    アクションが多いためチョン押しと長押しで切り替わったり操作状況でアクションが変わったりするが如何せんこの切り替わる判定がシビアで誤操作で時間を食ったり敵に見つかったりとこれも作りが良いとは言い難い。また、登れない場所は滑って戻されるが通り道として設計されている部分にも関わらずズサーズサーと永遠滑り続けるなどフラストレーションが溜まる。

    [親切性]
    説明されない操作がわりとあったり、指示通りにプレイするとペナルティを食らう場面があったり、ゲーム開始時に永遠お知らせを読まされたり。ボス戦で使用しても意味が無いのにコンテニューする度にイージー化する為のアイテムを使用するか聞かれたり(改善済み?)、何かと配慮が足りない。

    [不具合]
    至る所の設計がザル。
    ・トロフィー獲得が不能になる可能性がある要素がある
    ・発売早々から発覚する進行不能になる致命的な不具合
    ・変更不可で開けない設定が同時押しで開けたり、装備不可のアイテムが同時押しで装備できる。
    ・アイテム開発をコンプリートするとカテゴリごとに報酬があるが、コンプリート時に複数開発が完了すると報酬が重複する。

    など特に「同時」関係の動作がテキトーすぎる。

    ■運営
    不具合についての報告頻度は普通なのだろうが、例の騒動もあり真っ当に修正されていくか謎。また、本編おまけのオンライン要素ですら回線が重くて不安定で、この程度で“オンライン本編”がまともにサービス開始できるのか不安視されている。

    ■熱中度
    上記ならびに下記のいろんな不満要素を思うと、気にしない人に比べれば熱中度は低い。

    ■ストーリー
    本作は全二章しかない。うち第二章は大半が前章で登場した物の難易度変更版で悪く言うと水増しであり、重要と思われるミッションは2つしかない。
    リークでは5章あった説と3章あった説があり、前者はガセとされているが後者は解析ででた有力筋。
    肝心の中身はPVやトレーラーにあったシーンが登場しない、キャッチの「悪に墜ちる」要素が分からない、ストーリーのオチが本作どころか旧作(その後の話)を全部ひっくり返す無茶設定、トドメは最後のエピソードをDLCなどで補完などではなく幻として映像で投げてしまう事実上の未完結未完成宣言。前述どおり後半は2ミッションほどで突然締め括られる打ち切り感。
    ガセとはいえ5章あったらどれだけ素晴らしかったかと思わざるを得ない。
    また重要な話を(過去作で批判されたにしても都合よく)ムービーではなくカセットテープという方式で済ませてしまうのも物語とゲームのうすっぺらさを誇張している気がする。

    ■ボリューム
    [マップ]
    オープンワールドをうたっているが某作のように日常があるとかNPC同士でやりとりがあるとかそんなことは一切無いただデカイマップ。全域活用されているわけでもなく数箇所の主要拠点を道が走り、道ごとに小さな拠点があって数人NPCが居るだけのもの。道以外の場所は半分以上高所で通行できず、通行できても前述のズサー祭りで移動が困難、自由潜入とは。販促の為にオープンワールドの肩書きが欲しかっただけだろうと言われても仕方ない。また建物は複製や使いまわしが多く、あっちは寝室小屋でこっちは武器小屋でそっちは収監小屋になってるなど当然の様。唯一といってもいい探索要素に動物保護という要素があるがゲーム内ではノーヒントで保護するにも行ったり来たりと非常に手間で攻略無しでは苦痛作業でしかない。

    [メインミッション]
    前述通りただでさえ少ないストーリーも重要度の高いミッションは数えるほどしかない。
    また、タスクと呼ばれる小目的はミッションクリア後に開示されるが、主目的とかけ離れていたり同時達成が困難など無駄にプレイ回数が増える。これを全ミッションで達成しかつ別件でSランククリアしないとトルコンの道は叶わない。

    [サブミッション]
    目的が簡易なというか存在自体水増しなんだが、同じような内容のミッションが09や10やと用意されてる。もちろん全部クリアしないとトルコン(ry

    これらは前作から引き継がれた方式だが、前作は携帯機でパーティプレイができたため、4人プレイや容量を考えて難易度変更再収録が許されてきたが据え置きでやるのはこれこそ水増しでしかない。

    [カスタマイズ]
    武器のカスタマイズは自由!といえるほど多くは無く、開発で改善された上位互換から組み替えられるところだけ組み替えられる程度。“700の改造を加えて完全に新しい武器を作る”ことは出来ない。
    また、おまけオンライン要素のステージとなるFOBの設定も何処に何を置くのか数箇所から選ぶことも出来ず、設置数しか設定できないためカスタマイズとは程遠い。

    ミッションのSランククリア、タスク埋め、サイドミッション、高難易度ミッション、動物集め、資産集め、人材集め、長い開発時間、飛ばせないヘリ移動シーン・・・何かにつけて手間と時間を食わせる悪い意味でのボリュームの多さ。
    総評
    PVトレーラーで散々盛り上がってメディア試遊も好評価、発売直後も高評価だったのにストーリーが怪しくなるにつれて荒が目立ち、みな最後には評価を改める非常に残念な作品になってしまった。
    散々期待させてこれは何だと、PVのゲームはどこにいったのかと。外の騒動のせいでゲームに影響したのかゲームの作りのせいで騒動になったのか定かではないが、完璧とは程遠い仕上がりに、監督がこだわっていたVにちなんで5点と言いたい所だが、楽しませてもらった過去作に免じてトルコンするだけの気力はあるので55点にしておこうと思う。

    期待していたからこそ、させたからこそ酷評せざるを得ない。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 3 1 2
  • ウィッチャー3以来の神ゲー 85
    良い点
    グラフィック
    魅力的な設定、キャラ、世界観
    圧倒的な自由度
    オンが面白い
    悲しみのE43の演出
    MGO3!!
    悪い点
    後半のやっつけ感(ストーリー)
    FOBのバランスが防衛有利なのは分かるが度が超えてる
    銃の設定を守ってるせいか銃カスタマイズの自由度がそれほどない(人によってはプラスだとはおもうが)

    総評
    購入後一か月ですが未だに遊んでます
    それくらいにゲーム部分は素晴らしい出来で100点を付けたかったのですが・・・
    くわしくは省きますが2章以降のストーリーの飛ばしっぷりがいくらなんでも酷過ぎたのでマイナス15・・・
    一応カセットテープによりイーライはMGSへと繋がっているし鬼畜メガネの所業も説明はされているのですがやはりもう少し上手く溶け込ませてほしかったな・・・と
    それだけが不満です
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 4 1 5
  • その高いポテンシャルを完全に生かしきれなかった 85
    • 投稿者:MMGames(男性/30代)
    • 投稿日:2015/09/22
    良い点
    ・リアルで綺麗なだけでなく、CG風が薄く実に自然なグラフィック。単にフォトリアリスティックなだけなら他の多くの洋ゲーも実現できているが、それらはまだまだCG風を強く感じるのだが、本作のグラフィックからはCG特有のわざとらしさが感じられず実に自然。現行のゲームでは最も「現実に近い」グラフィックを実現できている。それでいて動作も軽く、ロードも高速で、驚嘆すべきグラフィック。

    ・リプレイ性が極めて高いゲームシステム。兵士の装備をカスタマイズじ、ミッションに突入、目的を達成すれば手段は問わない、というゲームの基本スタイル自体は、ヒドゥン&デンジャラスやデウスエクスなど一昔前のPC洋ゲーのパターンそのものであるが、本作はそこにランダム性の高さ、進行状況に応じた敵兵士の強化、など様々な外部要因を足し込むことで、繰り返しプレイしても安易に同じ展開にはならないようになっている。

    ・自由度が高いからこそプレイしやすい、という領域に到達した恐るべきゲームシステムの完成度。前項で上げたようなゲームは押しなべて「自由度が高すぎて何をしていいのかわかりにくい」ことが欠点だったのだが、ほぼ同システムにもかかわらず本作にはそれがない。自由度の高さがわかりにくさにつながっておらず、それどころかむしろわかりやすさにつながってすらいる。本作の物理エンジンはあらゆるシーンで現実世界のルールに近しい反応を返すため、プレイヤーは現実世界の知識にそって行動すれば多くの場合にうまくいくため、このゲーム特有のルールを覚える必要が少ない。これは、パソコンという直感ではわかりにくかった機械を直感的でわかりやすいものにしたiPhoneを思わせるイノベーションと言って良い。リアルを追求すればむしろわかりやすくなる、ということを具現化して見せている。

    ・極めて快適なプレイフィール。ロードは非常に高速で、UIもわかりやすく、マップもとても見やすく、ミッション中のヘルプも充実しており、不親切なところがまるで見当たらない。洋ゲーオープンワールドにありがちな「突き放した感」は一切なく、極めて丁重な作り。

    ・スニークプレイを強要されることがなく、かなり強引なプレイでのクリアも可能。実際、ゲーム内マネーはかなり必要になるが、徹底した航空爆撃で敵を潰しきってしまい簡単にクリアすることも可能。これまでの同シリーズが苦手だった人でも本作は問題なくプレイできると思う。

    ・シリーズお馴染みの、秀逸な演出とセリフ回しは本作でも健在。演出のかっこよさとセリフの迫力は大作ハリウッド映画クオリティで完成されており、セリフ一つ一つが最高に読み応えがある。

    ・シリーズお馴染みの、シュールギャグも忘れていない。ピースウォーカーの時も言われていたが、そもそもフルトン回収というシステムがギャグであるし、他にもギャグ要素には事欠かない。

    ・ほとんどバグらしいバグがない。例の進行停止もあったが、洋ゲーならあんなバグは掃いて捨てるほどありろくに修正もされない。それに比べたら実に素晴らしい。


    ・ムービーゲーという揶揄は今作には完全に当てはまらないだろう。
    悪い点
    ・兵士の出撃&開発&アンロックにいちいちリアル時間が必要になるシステム。すぐに完了するなり、ミッションをX回こなしたら開発完了、なりにしない理由がわからない。PS4をつけっぱなしにしておくと効率が良いシステムとなっているのも極めて疑問。

    ・チェックポイントの少なさ。本作はどういうわけなのかチェックポイントが非常に少なく、死んだら10分以上も巻き戻ることも珍しくない。基本的には死にゲーであり、油断するとすぐに死ぬゲームで、リトライに時間がかかるというのはとてもよろしくない。

    ・オープンワールドゲームではありがちなことではあるが、多くのミッションに凝視感がある。わかりやすさへの配慮もあってか、全く同じオブジェクトをそこら中で見かけることになる。また、前半の段階でほとんどの敵施設が出現しきってしまうので、特に後半になるほどミッションの新鮮味が薄れていく。

    ・バディのバランスがとても悪い。実質的にほとんどのミッションはクワイエット一択で、稀に移動速度を要求されるミッションでD-WALKERが使えるくらい。馬と犬は全く不要。さらに周辺の敵を全自動で狙撃していくクワイエットはあまりに強すぎて、バディというよりも難易度調節機能。クワイエットを使うと楽すぎて、使わないと面倒くさすぎる、という両極端なバランスに悩むことになる。

    ・あまりうまく機能していないFOBミッション。ぶっちゃけ、著名スマホゲームのクラクラにインスパイアされたシステムだが、マザーベースの建物自体を大きくカスタマイズすることはできないので、誰のところに潜入しても大きな違いは感じられず、オンライン対戦要素にもかかわらず単調である。

    ・シリーズ恒例の、特異な性格とぶっ飛んだ超能力を併せ持つボスキャラクターが本作には不在。印象的なキャラクターはいるが、いずれもゲーム上の戦闘相手ではなく・・・。この点ではシリーズファンの期待に答えられていない。

    ・2章に入ると、急激に使い回しミッションが増加し、ストーリーもやたらハイテンポで進行しだす。まさしくジャンプの打ち切りを連想させる展開で、1章完成後に上から締め切りを支持されて期間内に作りきるために詰め込んだ感がありありとしている。

    ・2章は単体で物語として成り立っておらず、既存のシリーズ作品に話をつなげるためのつじつま合わせシナリオでしかない。

    ・ラストは極めて唐突で伏線もはっきり言ってない実に酷いもの。こうしたほうが過去シリーズにより上手く繋がるのはわかるが、そこまでしなくても初代メタルギアとストーリーは繋がる。何よりもこのラストはスネークの物語を見たくて本作を購入したプレイヤーを馬鹿にしているだけでなく、スネークそのものを愚弄している。シリーズファンほど受けれ難い酷いラストだった。


    総評
    秘めたるポテンシャルは恐ろしいほどに高く、ゲームシステム的にも技術的にも世界最先端のトリプルAクラスの洋ゲーのさらに半歩先を行くクオリティが実現されており、あともう半歩で究極のゲームになり得たのですが、その半歩を埋める前に発売されてしまった、という印象を強く受けました。そのポテンシャルも含めて評価するならば95点どころか100点でも良いほどなのですが・・・。

    また、本作はPS3/360版も同時発売ですが、これは痛恨の失敗だったのではという印象もあります。もっとバリエーション豊かなミッションを組み込めたはずなのに、PS3/360版のためにいろいろと制限がされているのではないでしょうか? 欧米圏ではもはや見向きもされなくなっているという前世代機のために表現力が意図的に落とされているとしたら実にもったいないことです。

    そして2章はシリーズ作品とストーリーをつなげるという役割は理解できるものの、単体の物語としてははっきり言って蛇足です。2章製作中に締め切りがきてしまい、2章は中途半端な形になってしまったのでしょうが、これなら2章はバッサリカットし、1章をより濃密にすることに尽力すべきだったと思います。

    そしてあの酷いラスト・・・。ラストはあまりに酷く、シリーズファンとスネークを愚弄する内容であり、本作がメタルギアサーガであることを否定するものです。あんなんだったらプロローグから設定を明かして、メタルギアサーガとは異なる、一人の男の成長物語として本作を構成したほうがよほどマシだったのでは。

    システムの完成度は恐ろしく高く、このシステムを使えば実にいろんなことができそうなだけに、メーカーであるコナミはあまり乗り気ではないようですが、大型DLCの配信や続編、さらにはこのシステムを使った旧作のリメイクを強く希望したいですね。これで一区切りとするにはあまりにも惜しいポテンシャルを備えています。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 4 4
  • 本当に素晴らしいゲーム 100
    良い点
    潜入ルートの自由度
    プレイスタイルに合わせた装備品のカスタマイズ
    豊富なミッション
    ゲーム内時間、天気、兵士の行動がリアルタイムで変化する
    オープンワールドとバディで今までにないメタルギア
    まだありますがこれぐらいにしときます。
    悪い点
    ミッションの開始時やマザーベースの移動時にヘリだと長い演出がある
    細かいチュートリアルがない
    例を上げるとホールドアップや出撃時に持参した車両は放置しても自動で回収される等
    ホールドアップに関してはシリーズ経験者なら自然に実行すると思いますが、初めてMGSをプレイする人は気付かない可能性もあるかも?

    これは良い点でもあり悪い点でもあるのですが、ストーリーや全体の雰囲気が「○○らしくない」
    ○○は人それぞれ感じ方が違うが、ファンならみんな思うはず
    総評
    総評の前に長文になります。MGS5とは関係ない話もでてきます。
    私は楽しみにしてるゲームに関しては事前情報を見ない、聞かないようにしてます。
    今回のMGS5も初期の頃にメタルギアの名前を伏せて出したPVのみを見て、ずっと楽しみにして待ってました。
    4gamerさんのサイトを見るときもMGS5の記事はスルーしてきました。
    このようにネタバレを避けてゲームをプレイしてきましたが、今回ほどそうしてよかったと思える事はなかったです。
    誰が味方で誰が敵なのか、シリーズのキャラクターはでてくるのか、ゲームの仕様はどんな感じなのかを自分の目や手で感じる事ができるからです。
    ここまで読んだ方で、今回のMGS5を事前情報仕入れてプレイしたらがっかりしたという方は今後は同じように事前情報いれずにプレイすると良いかもしれません。
    では本題に
    私はMG1,2 MGS1,2,3,4,GZ,PO,PWプレイしてきました。
    メタルギアをかなり愛してます。
    MGS5TPPもプラチナを取得し、プレイ時間も250時間も越えてきました(放置時間もあります)
    FOBミッションもかなりやり込んでます。
    それでもまだ飽きがきません、ミッションも終わりトロフィーもコンプしやることがないと思えるまでやりましたが、なぜ飽きないかというとオープンワールドだからかもしれません。
    ミッションは受注方式なので受けない限り自由に探索できます。
    私は1章が終わる前に既にプレイ時間100時間を越えていました。
    それだけ探索するのが楽しかったのです、拠点を巡って兵士や資源を回収したり、メインミッションの前に現地を視察して兵器等を破壊したりと、無駄に時間をかけてプレイしてました。
    ミッションはもちろんのこと、探索で拠点を攻める時もルートを吟味したり武器を縛ったりして遊んでます。
    前回はこっちから潜入したから今度は反対から行ってみようなど自分で考えて潜入するのは本当に楽しいです。
    そして装備も開発していき、潜入や戦闘に幅が増えていくのも良かったです。

    ストーリーに関しては賛否両論みたいなのですが、コアなファンなら納得できる形で一応終わってるので、そこまで批判はしないのですが、幻のエピソード等見るとまだ続きがあったんだなと思うと残念でなりません。あと2章ぐらいあったんじゃないかと思ったりして、DLCでもなんでもいいから出して欲しいと思いました。
    今思えばGZも本当はMGS5TPPのプロローグとして本編に入ってたんじゃないかと思ったりもしてます。

    ここからはネタバレが多少含むので嫌な方はスルーしてくださいね
    色々批判されてる○○離脱に関してもすごいよかったです。
    ずっとバディは○○にしていて愛着もあったんでかなりショックでした、少しだけネタバレになりますが、なぜ離脱したのかなぜ「無言」を貫き通してきたのに最後に○○したのか、そのエピソードの演出や本人による吹き替えや歌は本当に感動しました。
    このあたりはMGSらしいと率直に思いました。
    そしてネイキッド・スネークではなくなぜヴェノム・スネークになったのか。
    これも批判されてますが、個人的にはすごいよかったです。
    クリアしてからネットの情報みたのですが発売前からある程度の予測は当ってたことにビックリでした。
    上の方でも書きましたが私は事前情報はいれずにプレイしてます、なのでプレイしているうちにヴェノム・スネークに違和感を覚えていき、それが確信に変わり「世界を売った男の真実」をプレイした時は鳥肌が立ちました。
    総評とはずれた内容になってしまいましたが、本当にメタルギアシリーズに出会えて良かったと再確認できる物でした。
    ジャンルはTPSですがそれだけでも十分楽しめます
    小島監督のメタルギアはこれで終わりかもしれないけど、最後に相応しい作品なのは間違いないです。
    まだプレイしてない方は騙されたと思って事前情報いれずにプレイして欲しいです。
    ストーリーが腑に落ちない方もいると思いますが、初代からずっと楽しんでる人間が満足してるのも事実なので、矛盾しますが、ネットの評判だけで判断して欲しくないです。
    ぜひ、あなたの目でBIGBOSSの真実を見てください。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 4 5 5
  • すべてが中途半端な作品 45
    • 投稿者:ioga(男性/40代)
    • 投稿日:2015/09/19
    良い点
    ・敵の配置が非常に良く、すばらしいゲームバランスに仕上がっている

    ・武器・アイテムの個性付けが優れていて、様々な潜入、戦闘が楽しめるようになっている

    ・敵AIの精度が非常に良い塩梅
    悪い点
    ・不必要に広いマップ
     オープンワールドということですが、ミッション中はマップをクローズされ、範囲外に出ることはできない。マザーベースを除くと全2マップですが、どちらも途中に何もないスカスカの大地が広がるばかりで、移動していても楽しくありません。せめて他のオープンワールドのゲームのようにランドタワーの一つくらいは欲しかった

    ・不親切なリスタートポイント
     ステルスゲームの基本は、失敗>やり直しのトライアンドエラーだと言えます。が、このゲームはリスタート位置が非常に不親切で、45分以上前に戻ることもよくあります。結果としてリスタートする時間惜しさに、潜入ゲームから、敵を皆殺しにするだけの虐殺ゲームへと変貌する場合も珍しくありません

    ・使い回しで水増しされたボリューム
     全2章で50ミッションという構成ですが、そのうち12(考え方によっては13)ミッションは単なる使い回し、難易度調整版です。その上、既に見たムービーまで流すという謎仕様
     1章は31ミッションに対して、2章は実質7ミッションのみというのは、どういうバランスなのでしょうか?

    ・謎の時間要素
     マザーベース拡張や武器開発、兵士派遣などにはタイムカウントの要素があります
     開発の意思によるものでしょうが、オフライン上でそれをするのは、フルプライスのパッケージソフトとしてはマイナスと言わざるを得ません

    ・煩雑な操作
     状況によっての操作が洗練されているとは言い難いです。例えば、馬騎乗時は□ボタンは加速移動ですが、徒歩時は緊急回避ボタンとなります。加速は共通でL3押し込みにすればで問題ない筈なのですが…

    ・唐突に終わるストーリー
     好みも分かれると思いますが、2章に入ってからが異常に短いです。サイドミッションやサイドストーリーもあるので、メインだけが短い、ということもできますが…
    総評
     タイトルの通り、とても中途半端な作品である、というのが感想です
     
     MGSとしてのキモの部分は既に完成されており、敵の配置、武器・アイテムの調整、敵AIの精度共に完璧です
     しかしそれらを支えるべき『新しい要素』はすべて、完璧である部分の足を引っ張っています
     新しい要素とは、オープンワールドという世界と、マザーベースという収集育成要素です
     この二つの要素は無駄にプレイヤーに時間を使わせ、更に消費した時間を当然のように反故にしてきます

     現行機からすれば特別優れてもいないグラフィックで描かれた、何もない荒野を延々と移動させられ、ミッション失敗すればとんでもないところからやり直しを強いられ、ファストトラベルのためのヘリコプター到着を延々と待たされ、武器開発に2時間3時間待たされる
     何をするにしても、何故こんなにも時間がかかるのか、理解に苦しむレベルです
     そして苦労して集めた兵士や、相棒がストーリーの都合で強制的に消滅する。そのために費やした労力もゲーム内通貨もすべて無駄になります

     何故、この世界を歩かなければならないのか? 何故、兵士を集めなければならないのか? 何故、自分はこんなにもゲームにまたされなければならないのか?
     そんな疑問ばかりが浮かびます

     上記を除いても、スネークのちょっとした挙動の悪さ(岩場に引っかかった時など)や、ミッションクリア条件の理不尽さ(大型ロボットから隠れ、ヘリに捕虜を乗せて輸送する、など)が気にかかります

     製作者の意気込みは感じられるのですが、すべてにおいて最後の詰めが甘い、という判断を下さざるを得ない、残念な作品です
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 2 2 3
  • 最高のゲームと、あとちょっとが欲しいシナリオ 90
    • 投稿者:K6821(男性/30代)
    • 投稿日:2015/09/16
    良い点
    ゲーム性とボリューム:
     オープンワールドと融合した様々なミッション、出来ることが多くボリュームに富んでいる。
     グラウンドゼロズと同様の快適な操作性、アクションが豊かで動かすだけでも楽しい。
     優秀で愛着のわくバディ(相棒)システム。
     自分がボスとして振る舞える雰囲気や、基地(マザーベース)構築の楽しさ。
     膨大な「カセットテープ」により、任意でシナリオを補完するアイディア。

    シナリオその他
     続きが気になる話が続きます。
     マザーベースを育てていればいるほど、感情を揺さぶられます。
     これと絡んでいくつかボーカル曲が素晴らしく、心に刺さります。
    悪い点
    シナリオ:
     シリーズのファンとして、過去作に繋がる話を"もっと直接的に見たかった"と思います。
     “未完”や"投げっぱなし"とまでは言いませんが、
      その辺りは「後は想像で補完してね」感が強いです。
     オープンワールドで新しいゲーム性を手に入れた引き換えでしょうか、
     噂されるスタジオと会社のトラブルの影響なんでしょうか、
     全体として「シナリオのメタルギア」としての要素は、やや薄まっているように感じます。

     そして「消失」イベントが寂しすぎます。
     シナリオのオチや必要性は理解できますが…
     残像や思い出だけでも残しておいて欲しいです。
     この辺りはアップデートやDLCで補完かなと考えましたが、
     このソフトを取り巻く状況からは難しそうですね。
     もしかしたらに期待します。
     
    システム:
     とにかくオンラインサーバーが重く不安定。
     オンが不安定だと、 ""ストーリーやサイドOPSを進めていても""、ゲームのロードがかなり遅くなる印象があります。
     FOBのコンセプトは悪くないですし、課金要素を毛嫌いしているわけではないですが、
     この有様で課金しようとする人はいらっしゃるんでしょうか。

    限定版の付属ディスク
     開発が間に合わなかったところを映像で、という内容は良いのですが
     売り方がいただけないと思います。
     通常盤やDL版を買う方も見られるようにすべきです。
     そう感じる内容でした。
    総評
     やめどきを失う素晴らしいゲームでした。
    シナリオを重視しない方にも、非殺傷ステルス鬼ごっこ収集探索ゲームとしてオススメできます。
    一方でゴリ押し殺傷プレイが選択出来るのも、このゲームの良いところだと思います。

     現在150時間遊んだところですが、
    達成度:7割 メイン:9割 サイドOPS:9割 トロフィー:5割
    EP45-46攻略済 限定版付属ディスク視聴済です。
    長時間楽しんでいますが、今後はゆっくりコンプリートを目指したいです。
     発売日から10日間ほどまとまった時間があり、ネットも見ず寝る間も惜しんで、寄り道しまくりで堪能できたことは幸運でした。

     シナリオが未完であるという意見も散見されます。
    「幻のエピソード」の件は残念ですが、
    あれ抜きでも"MGS5"としては完結していて、”未完"ではないと思います。
    仮に"幻のエピソード”がしっかり作られていても同じことでしょう。
     加えて、サイドOPSやテープの内容もしっかり押さえてから総合評価すべきだと考えます。

     ですが全体として、やはり初代メタルギアやアウターヘブンに繋がる話や描写が少ないです。
    そこから"メタルギアシリーズ全体”としては、完結していない印象があります。
    前述のように、すべてが明らかになる=描写されるのを期待していたファンとしては、やや肩透かしです。
    これらすべてを含めて、小島監督の次回作に期待しています。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 2 4 5
  • 全シリーズやって振り返る様な仕上がり 90
    • 投稿者:tako(男性/40代)
    • 投稿日:2015/09/15
    良い点
    システムとオープンワールド
    今回シリーズ初のオープンワールドで
    自由侵入が売りだと思いますね
    メタルギア独特の世界観そして登場キャラ達は
    シリーズやってる人はニヤリとさせてくれます
    後演出もこってますね。さすが小島さん!と言う所ですね
    ピースウォーカーのシステムの良い所を取り
    かつ自由度上げてるので毎回戦略を考えバディと連携しながら
    侵入したり色々幅が広がってます
    そして絵の綺麗さは鳥肌物ですね
    これで小島チームが消えてしまうのはかなり寂しいですね
    そして一番注目されているMGOですね
    個人的に全シリーズMGOをプレイしているので
    期待はしています
    初代と2のステージをリメイクで出して欲しいと言う希望を抱いています
    悪い点
    悪い点はネット上でも言う通りに
    ストーリーが!?という感じで終わるので
    完結すればなんとか持ち越せるかもしれませんが
    ファンの間ではなかなかの不満があるようですね
    後マザーベースの無駄に広い所ですかね
    意味も無くただただ広いです><
    後マザーベースの中をくまなく見て観光出来るようにしてくれれば
    作りがいもあるんですがいかんせん外見と広さが変わるだけのようですね
    いくつか部屋には入れるようですが
    少しネタが少なかったですね・・・
    後肝心な会話が全てテープが残念でした・・・
    総評
    総合は良いですね
    文句ないですねw
    信者だからではないです
    純粋に心から楽しめたゲームでした
    私はそこまで期待せずに待っていたので
    気持ち的に受け入れれました
    ストーリーは少し残念ですが
    ゲーム性・システム・ともにバランスは取れています
    駄目なゲームだとは思えませんでした
    ストーリーはDLCなどで完結させてくれると信じてます
    まぁ少しネタが今回少なかったですかね
    少し笑いがあるメタルギアを期待してましたが
    まぁでもカセットテープでのネタは多いと思います
    ストーリーは大まかにカズと話しをして後で
    テープを聞いて詳しい話しが聞けると言った感じなので
    それをシーンでそのまま見れるようにして
    忘れたら確認と言う形でカセットテープで記録を聞くならまだ良かったですねw
    総合評価は90点です
    ストーリー完結で95ですねw
    後5点はマザーベースだったりカセットテープだったりで
    -5ですね><
    これが無ければ個人的には文句なしですね
    ボリュームもあり映像も綺麗 システムも良いので
    まだやってない方レビューでは個人的な感想ですので
    ぜひやって見てください!少し値段は張りますが
    それでも値段を少し待ってみるのも手です!
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 2 5
  • クリアする人が増えれば増えるだけ評価が下がるそんな惜しいゲーム 60
    • 投稿者:げーまー(男性/30代)
    • 投稿日:2015/09/14
    良い点
    ・広大なフィールドやストーリー上の演出は流石で序盤から引き込まれるし盛り上がる
    ・マザーベースを開発していく楽しみがある
    ・グラフィックは綺麗です

    悪い点
    ・オープンワールドになったのはいいが自由度増してるかっていうとそうでもない
    ・広大なマップのほとんどは道となにもない空間で基地や建物、ジャングルはほっとんどありません
    ・1章まではしっかりと作られているのだが2章の打ち切り感が凄い(ほとんどメインミッションなし)ですぐ終わる
    ・唐突に終わるストーリー(メタルギアなのにストーリーで感動もしないし驚きもしなかった、むしろがっかりした)
    ・誰が得するのこの話っていうぐらいにとにかくストーリーのオチがひどい
    ・サイドオプスは無駄に多いだけで何かイベントが起きたりするものはほとんどありません(150個ぐらいあるけど同じようなのの繰り返しで苦痛でしかない)
    ・ありえない進行不能バグやオンラインに繋いだときの重さ
    総評
    一言で言うと序盤から中盤にかけては素晴らしいがだんだんボロが出てきて最後はあーあっていうゲームです。
    クリアする人が増えれば増えるほど評価が下がる。そんなゲームだと思います。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 1 1 3
  • 素晴らしい作品 95
    • 投稿者:ジロー(男性/40代)
    • 投稿日:2015/09/12
    良い点
    グラフィック
    バディシステム
    ストーリー
    カセットテープでのストーリ補足
    全体的なボリューム
    悪い点
    あるキャラクターの離脱
    オフラインでも侵入されるFOB
    総評
    メタルギアは2以来でした。
    始めてすぐに話に引き込まれ、わからない事柄をネットで補足しながらやりました。

    最近多いグラフィックが綺麗なだけのゲームじゃないです。
    専門用語も多く難解な部分もありますが、
    最後までやればほぼすべてが理解できると思います。

    あるキャラの離脱は喪失感が半端ない、DLCでそのキャラの何かがある事を期待。


    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 4
  • メタルギアをプレイしたい人には安心の出来 90
    良い点
    ・グラがきれい
    ・操作性が良い
    ・クワイエット(バディキャラ)がなんか好き
    ・テンポよく進行できるし、ゲームのやめ時もつかみやすい
    ・お馴染みフルトン回収による兵士の収集
    悪い点
    ・サイドオプスを続けてプレイしていると少しマンネリを感じる事がある
    ・オープンフィールドゆえに潜入時の緊張感が少し薄く感じる場面がある
    総評
    総じてプレイしやすくテンポよく、と社会人が短い時間で毎日プレイできるような中毒性と操作含めの快適さがあり個人的には高評価。メタルギアの順当な進化が見て取れる。
    前作を楽しめた方なら、間違いなく楽しめるのでは。当然買って損はなかった。
    プレイ時間
    10〜20時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • めちゃくちゃ面白いです! 90
    • 投稿者:妖夢先生(男性/30代)
    • 投稿日:2015/09/10
    良い点
    ○オープンワールドになった事により何処からでも潜入できるようになったので、一本道ゲーでなくなった。

    ○時間の概念が出来、昼間に電源設備を破壊したりフラッシュライトを破壊するなどの工作をして夜潜入したり、お互いの目視の距離が変わるのも良い。

    ○個人的に収集したりするのは凄く好きなので、収集項目が増えたのはすごく嬉しい

    ○装備のカスタマイズ、車両やヘリ、バディのカスタマイズによって幅広い戦術が可能に

    ○全体的に暗いテーマになるといっていたので心配でしたが、相変わらずそこかしこにネタ満載でニヤニヤできますwまさかな・・・?と思ってやってみると出来たりして笑えますw

    ○天候によって足音や視界が変化するので、やばい時に砂嵐に助けられたり。それも発生する少し前に教えてくれるので天候を味方につけるとテンション上がりますね。砂嵐→ダッシュからの連続投げ→砂嵐が去る→高台以外の敵兵が転がってる。たのしいです

    ○ダンボールが進化している!

    ○バディ可愛い、ワンコ超可愛い、クワイエットさんの空中管制塔の視線がやばいデス

    ○バディ有能、序盤はちょっと有能すぎるぐらい有能ですが中盤から敵装備が変化してくるとちょうど良いぐらいになります。

    ○ミッションが最初からやり直せるので、前作のようにクリア後じゃないとまたやれない・・というのが無くなった。

    ○ヴェノムスネーク以外も操作できる

    ○装備にコストが掛けられたことによって強い装備と弱い装備の住み分けができている。

    ○FOB楽しい、やはり相手も生身だと違いますね

    ○スマホのアプリ便利
    悪い点
    ●FOBがミッション中でも来るのでON、OFF欲しい

    ●ヴェノムスネーク以外の隊員操作してる時も「ボス!」って呼ばれる違和感

    ●ダンボールが一瞬で脱げなくなったので、ダンボールから撃つ時に狙いを定めにくくなった

    ●スナイパーライフルの手振れが減った?のかグラグラしないので手振れ防止薬の意味が・・・

    ●難易度変更ができない(もうちょっと耐久低めのほうが緊張感があって好きなのですが、狙撃2発ぐらい耐えるし、ショットガン2発耐えるし)

    ●ミッションにヘリで乗りつける時にの演出に時間がいちいちかかる

    ●戦術無線のバラエティーが少ない(もっとオセロットと会話したい)

    ●取り返しの付かない要素(ミッションはやり直せるのに、こっちはやり直せないと困ってしまう)
    総評
    PSPで人気だったフルトン回収や部隊派遣など良い所を取り入れながらオープンワールドになった事によってメタルギアソリッド4から大幅な進化を遂げたと感じます。
    中間拠点の配置が単調だったり、オンラインの不安定さ、致命的なバグ、取り返しの付かない要素といった不満はあれどメタルギア好きな私には最高の作品だと思います、MGOの方はまだですが今から本当に楽しみでしょうがないです!
    これから追加要素、アップデートへの期待も込めて90点とさせてください。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 5 5
  • 国産オープンワールドゲームの頂点。究極のメタルギア 100
    • 投稿者:yamagishi003(男性/40代)
    • 投稿日:2015/09/10
    良い点
    プレイヤーの戦略次第・自由潜入
    戦略をを考えるほどに熱中できるシステム
    グラフィック
    サウンド
    モーション
    MGSシリーズが繋がるストーリー、またシリーズ未プレイでも楽しめる作り
    マザーベース運営
    悪い点
    進行不可バグありと公式サイトで発表されていること(40時間以上プレイしていますが私はその現象にあっていません)
    総評
    本作はやれることが膨大にあり、隠しアクションが満載です。
    序盤に無線などで様々な基本的操作のヒントを受け取ることが出来ますが、発想次第では基本操作を活用してより有効な方法を見つけることが出来ます
    敵兵士の反応が多彩でとにかく有能兵になっています。麻酔銃で突然眠った兵士にまで驚き警戒するようになっています、これは前作までにはなかった反応です。
    例えばミッションではターゲットを排除しろという指示がありますが、活かすも殺すもエリアを爆撃するのもプレイヤーの手に委ねられています
    ミッションをどう攻略するのかユーザーが自由に戦略を立てることが出来、またマザーベースを成長させることによって戦略の幅が広がっていきます
    指示通りの行動もユーザー次第ですが、やり込むほどに奥が深まっていくタイプのゲームです。
    作戦を練ることが好きな方にはたまらない作りになっています
    時間とともにミッションの状況も変わります
    どのようにミッションを攻略したかプレイヤー同士で話し合うと以外な攻略方法が出てきます
    「アレはどうやってクリアしたか」という話題で盛り上がれるというのはネットに答えがある時代において久しぶりの感覚です
    攻略wikiをみてその通りにプレイするだけに終わる、攻略方法が決まっているゲームではないことに制作陣の熱意が感じられます
    隠れて兵士の様子をうかがう潜入の緊張感はメタルギアシリーズの中でも過去最高です
    操作も直感的でわかりやすく近接格闘術のCQCを繰り出す気持ちよさも過去最高です

    オープンワールドには植物や資源などのアイテムを集めるRPG的な要素もあり、RPGが好きな収集癖のあるゲーマーは家屋を一軒一軒回る楽しさに目覚めます

    マザーベースの機能やメインミッション、資金に目を向けながら何を優先して開発していくのかシュミレーション的な要素もあります
    スタッフ達の会話に聞き耳を立てることで面白い話が聞けたりもします

    グラフィックや質感もリアリティが高く素晴らしいです。マザーベースのプラットフォーム間は、段ボール配送で瞬時に移動できますが音楽をかけながら車でドライブ、ヘリで遊覧飛行するのもおすすめです
    モーションも自然でかっこいいです。動物のモーションはリアリティが高くそして可愛い。スネークのモーションも多彩で今までのシリーズに比べ自然な動きで気に入っています
    サウンドも80年代の名曲を収集する要素も楽しいです。敵兵が近くにいる時にBGMが変わるのがわかりやすくかつ画面に主張してこない演出もよいバランスです。麻酔銃がヘッドショットでヒットした時の現実的ではないコミカルなSEが操作していてとても気持ちいいです

    本作にはシリアスなストーリーだけではなくコミカルな要素も散りばめられています。それらを見つけることも楽しみの一つです

    主人公が9年の眠りから目覚める事で始まるストーリーで、ムービー中はドラクエの主人公のようにほぼ喋らずプレイヤーと一体化します
    その為シリーズ未プレイの方でも本作からMGSシリーズを初プレイとしても問題ないかと思います。シリーズ未プレイでは意味の分からない専門用語はありますが、それはMGS1から始めたとしても同様にあります
    ムービー中では寡黙な主人公ですが、カセットテープに収録されている仲間たちとの会話では過去作同様のスネークとしての振る舞いがわかるような作りとなっています。ムービーはスキップできますが、ムービーは見たいが長い話は聞きたくない人、そして作中の話が気になる人にはさらにカセットテープという「ムービーはスキップ・ムービーのみ・カセットテ―プ」の3段構えの配慮がMGSシリーズの濃密な物語を削ぎ落とさずゲームとのバランスが崩れず保持されており素晴らしく思えます

    ボリューム満点のオープンワールドの自由潜入に加え、マザーベースの運営も楽しめます。
    さらに10月からはメタルギアオンラインも始まります。楽しみが尽きません
    最高のオープンワールドゲームに仕上がっています。国産ゲームでここまで素晴らしいハイエンドなゲームが作られたことに感動しています
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 5
  • MGSを遊ぶのは1以来 85
    • 投稿者:dora(男性/30代)
    • 投稿日:2015/09/09
    良い点
    グラフィックが綺麗な上、fpsもほぼ60安定なので動作が快適。

    敵地への潜入方法が天候や時間帯、携帯してる武器によってその都度変わる為
    飽きがこない。

    質の良い兵士を探す楽しみがあり、また見つけた後回収の為に
    どうやって無力化するか考える楽しみもある。

    前作から続いたストーリーらしいが、シリーズ未経験者でもカセットテープである程度過去作を理解できる。

    シリアスな世界の中にあるユーモア要素。
    悪い点
    ミッション開始前のヘリの演出が人によっては冗長と感じるかも。

    ある程度の武器が解放されるまで時間がかかる為
    早く色んな武器で遊びたい人には我慢を強いられる。
    総評
    「これをこうしてみたら、どうなるんだろう?」といったユーザーの発想に
    ちゃんと応えてくれるとても魅力的なゲーム。

    人によっては殺風景な砂漠も、見方を変えれば広大な遊び場となり
    時間を忘れてプレイし続ける事ができる。
    (システム側でも、ヘリでの弾薬補給や現地でのミッション受注等
     極力ユーザーが遊び続けられるようサポートされているように感じた。)

    ボリュームが相当あるそうので、長い時間をかけて楽しんで遊びたいと思う。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 4 5 5
  • MGSというゲームの到達点 95
    • 投稿者:tyamada(男性/20代)
    • 投稿日:2015/09/09
    良い点
     ゲームプレイの幅が広い! 一つのミッションをクリアするために、非常に多様な攻略法がある! 他のオープンワールドのゲームとは違い、街があったり住民が居たりするわけではないが、そんなものはこのゲームには必要ない。なぜなら、このゲームにとってオープンフィールドは、潜入の幅を広げるための手段でしかないから。
     そういう意味でこのゲームはオープンワールドというジャンルに属しているわけではない。いろんな方向から、いろんな手段で潜入し、脱出する。これを実現するための広い世界なのだと、プレイすればするほど実感できる。
     メタルギアソリッドというゲームで、こういうことがやってみたかった! というようなプレイが、大体実現できるようになっている。
    悪い点
    ストーリーの進行が遅く、また王道ではない。そのため、面食らう。
    いわゆる「タブー」に触れるものだが、その描写もまた捻りの入ってるもので、伝わりにくい。
    ミッションの焼き直しがいくつかあり、それは単調に感じざるを得ない。
    総評
    不満点はだいたいストーリーに集約でき、それ以外の点は素晴らしいの一言。
    グラフィックも美麗で、特にオープンワールドでのなめらかな60fpsは、コンシューマ機では今時中々体験できるものではない、
    ボリューム満点で、止め時が分からなくなるくらい中毒性もある。
    ただ、最終作である以上、ストーリーもそれと同じくらいの完成度が求められたことは言うまでもない。その分の減点を考えても、これ以上低い点数を付けたくないくらいに面白い作品。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 4 5
  • 新世代のステルスゲーム 80
    • 投稿者:青リンゴ(男性/30代)
    • 投稿日:2015/09/09
    良い点
    オープンワールドと潜入の融合
    潜入の自由度
    豊富な武器、アイテム
    マザーベース開拓
    バディシステム
    ボリューム
    悪い点
    ストーリー
    移動の怠さ
    総評
    新世代のステルスゲームを確立したゲーム。
    潜入方法はまさしく自由であり、360℃どこからも潜入でき選択肢はプレイヤー次第。
    こっそり潜入しても、大量の武器で拠点を制圧してもいい。
    ミッション受注もスムーズに行え、サクサク進める。
    バティシステムも斬新で移動の馬、感知の犬、攻撃のロボットなど潜入に役立てる事ができる
    クリアタイムは40時間くらいでクリア後もSランククリア、サイドミッション、大量に用意された武器、アイテム開発などやれる事は山ほどある。
    マザーベース開拓は非常に楽しく、兵士1人1人に能力が分け与えられており優秀な兵士を入手する事も楽しみの一つです。

    その反面移動には苦労する事もある。
    中盤以降は車を入手可能で移動は楽になるが、それまでは馬を使わないとかなり大変である。
    また移動中も気を抜けず常に敵の目を気にしなければならないのも疲れる。

    オープンワールドを上手く使った潜入ゲームでした。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 3 5
  • 自由潜入の名に恥じない、緊迫感のある単独潜入シミュレーター 90
    良い点
    ・MGS:GZから引き続き、レベルチューニングが素晴らしい
    マーキングとリフレックスモードでヌルゲーになるかと思いきや敵の目がいい、勘がいい、同じ手を何度も使えないなどの締め付けがバランスよく、適度な緊張感があります。今作は操作性、コマンドの増加、マーカー数の増加などでそれがより促進されている感があります。

    ・時間の移り変わりがきちんと機能している
    オープンワールド系のゲームだと昼夜でビジュアルしか変わらないものも多いですが、本作では見つかりやすさという大きな要素が関わってきます。それが「夜の間にここまで進みたい」というモチベーションに繋がります。時間の流れの早さもちょうどいいです。

    上記の二つが、このゲームのメインの面白さの8割を占めていると感じています。が、以下も見逃せません。

    ・マザーベースの拡張が楽しい
    フルトン回収した兵士は自動で割り振られるので、煩雑さが無いです。開発できるアイテムが増えた時点で通知も来るので、PWの時のようにゲームの進行都合であちらこちらに意識が飛ぶことなく、自分がやりたいことに集中出来ています。

    ・バディやアームなど、新しいアクションが楽しい
    操作が煩雑になることを危惧していましたが、次に記述したUIのおかげで楽しさだけが前面に出ています。

    ・ゲーム中のUIが素晴らしい
    敵が近いとさりげなく音楽が流れ、自然と「悪い予感がするぞ」と思える作りになっていたり。(最初は音楽に気付かず、本当に自分の予感が的中したとすら感じました。)良い意味で説明が少なく、必要最低限の情報で直感的に操作できるように作られています。このUIが複雑なはずのコントローラー操作を意識させず、ゲームプレイに集中させてくれています。

    ・やりこみ要素が適度に充実している
    ミッションを一度クリアするとやりこみ条件が表示されるようになります。各所にある資源やダイヤモンドなども、積極的に集めたいと思える設計になっています。

    ・草集めが楽しい
    ウィッチャー3のゲラルトさんもスネークも、イケてるおっさんは草集め。
    悪い点
    ・説明的なセリフが多い
    シリーズで設定が大きくなってしまった以上ある程度は仕方ないところですが、それにしても説明的なセリフが多い、長いです。カセットテープへの移譲をもっと増やして、セリフの少ないムービーにして欲しかった。

    ・復讐の動機がどうにもスネークではなくカズ主導に思えて、感情移入しにくい
    序盤の復讐を誓うシーンで、スネークが受け身に見えてしまいました。もっとドロドロぐちゃぐちゃしたものを期待していたので、ここは残念。

    ・メインストーリーもミッション受注で進めるのが自分的には合わなかった
    メインストーリーとサイドOPSは進め方を変えた方が良かったかなと。

    ・ミッションを受注するのにヘリに乗るのがめんどい
    マザーベースから直にミッションに飛びたいです。
    総評
    MGSシリーズはMGS1,MGS2,MGS3,MGS4,MGS:PW,MGS:GZとプレイしてきました。FOBプレイ前、シングルプレイのみのレビューです。

    今作は良い意味でGZの堅調な発展形という印象を受けました。GZで作られたものがよりスムーズに、ストレスの無いようブラッシュアップされています。おかげでこれだけ要素が多いゲームにもかかわらず、今何をしたいのかに集中してプレイできます。
    そして何よりレベルチューニングが秀逸。遠くからマーキングして、計画を練って、自分なりのルートで緊迫感をもって潜入する。ここまでが自然に一続きに繋がります。まさに自由潜入の名に恥じない、単独潜入シミュレーターといえるでしょう。
    バディの存在やマザーベースの開発など新要素も決して少なくないですが、それらがプレイヤーの負担になることなくゲームプレイに生きていることにも驚きます。これだけのシステムが破綻なくきれいに動いているのが素晴らしい。チューニングに相当時間をかけたことは想像に難くないです。
    その分、物語の見せ方という点が残念でなりません。ムービーや説明が長い、くどい。ただしこの辺りは、シリーズのファンなら愛嬌ということで許せる範囲かもしれません。

    オープンワールドという幅のある言葉でGTA等と比べるのは無理があると感じます。そもそものゲームの目指す方向性がギャングライフであるとか銃撃戦とかではないので。だだっ広いフィールドに何もない空間がままあるというのは、リアリティを重視しているのだと好意的に解釈しています。好意的に解釈できるだけの材料がこの作品にはあります。

    会社の方向性など不透明な部分もありますが、今後も引き続き監督が素晴らしいゲームを作ってくれることを願ってやみません。
    プレイ時間
    10〜20時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 4 5
  • オープニング詐欺のグラゲー 30
    • 投稿者:nega(男性/40代)
    • 投稿日:2015/09/07
    良い点
    グラフィックがリアル。

    オープニングの演出とグラフィックが凄い

    悪い点
    オープンフィールドとはいったもののそこにあるものは全て敵の駐屯地であり、一般住民等は存在していません。フィールド内の人間は全員敵なので人の形をしているものは全員襲ってきます。

    オープニングでの演出や世界観と、ゲーム本編は関係無い。
    ホラー並みの演出に、隠れなければいけない恐怖感、それを感じるのはオープニングの方だけ。本編が始まるとそれらは一切無くなる。

    広大なマップを延々とコソコソしていくゲームになってます。
    総評
    正直、日本の中でのこの手のゲームにしては、出来は凄いと思いました。
    リアルな架空世界でのステルスミッション、良いと思います。

    しかし、オープンフィールドのゲームにしては遊び方が本筋に偏っており、自由に遊びまわろうにも敵の基地と、荒地しか無いので物足りなさを感じます。
    海外のGTAやファークライと張り合えるゲームではありませんでした。残念です。

    プレイ時間
    5〜10時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 3 1 3
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