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DHARMAPOINT,ゲーマー向けメカニカルキーボード&レーザーマウスの新製品を発表。PS/2−USBコンバータも
●DHARMA TACTICAL KEYBOARD(型番:DRTCKB102UBK)
横幅380mmとコンパクトな,USB接続の日本語フルキーボード。DHARMAPOINTは,「横幅400mmのマウスパッドと組み合わせたとき,日本の一般的な机上サイズである800mmに収まる」と,小ささのメリットを謳っている。
キーボードはいわゆるメカニカルタイプで,「Cherry MX」スイッチを採用した,いわゆる「黒軸」の製品だ。Nキーロールオーバー(※筆者注:ユーザーが入力したすべてのキーに反応する機能)をサポートする点と,[Windows]キーを廃し,左[Ctrl]キーを大きく取っているのが特徴といえる。キーピッチは19mmで,ストロークは深めだが,2mm程度押し込んだところで反応するという。
- 発売時期:2008年11月21日予定
- 予想実売価格:1万2800円前後
- 接続インタフェース:USB 1.1 Full-Speed
- キー数:102
- キーピッチ:19mm
- キーストローク;4±0.4mm(※2mm程度押し込んだところで反応)
- 押下特性:60g±20g
- インターロック:Nキーロールオーバー
- 複数キー同時押し対応:最大6
- キー耐久性:5000万回(※1キー当たり)
- サイズ:379(W)×150(D)×29(H)mm(※チルトスタンド利用時は高さ44mm。また,キートップを含む高さは平常時39mm)
- 重量:約1kg
- ケーブル長:約1.6m
- 対応OS:Windows 2000/XP/Vista
- 製品紹介ページ
●DHARMA TACTICAL KEYBOARD(型番:DRTCKB102PBKS)
DRTCKB102UBKのPS/2接続版という理解が,最も簡単な製品だ。接続インタフェースはPS/2で,Nキーロールオーバーだけでなく,全キーの同時押しもサポートするのが,大きな特徴となっている。また,後述するPS/2−USBコンバータが付属しており,USB接続時も10キーまでの複数キー同時押しがサポートされる。
- 発売時期:2008年11月28日予定
- 予想実売価格:1万3800円前後
- 接続インタフェース:PS/2またはUSB 1.1(※後者は付属コンバータによる)
- キー数:102
- キーピッチ:19mm
- キーストローク;4±0.4mm(※2mm程度押し込んだところで反応)
- 押下特性:60g±20g
- インターロック:Nキーロールオーバー
- 複数キー同時押し対応:すべて
- キー耐久性:5000万回(※1キー当たり)
- サイズ:379(W)×150(D)×29(H)mm(※チルトスタンド利用時は高さ44mm。また,キートップを含む高さは平常時39mm)
- 重量:約1kg
- ケーブル長:約1.6m
- 対応OS:Windows 2000/XP/Vista
- 製品紹介ページ
●DHARMA PS/2−USBキーボードコンバータ(型番:DRKBCN)
Nキーロールオーバー対応のPS/2接続キーボードを,USB接続で利用するためのコンバータ。PS/2キーボードをUSB変換して利用したときにも,10キーまでの複数キー同時押しに対応するようになるという。
- 発売時期:2008年11月28日予定
- 予想実売価格:2980円前後
- 接続インタフェース:USB 1.1(オス),PS/2(メス)
- サイズ:19(W)×62(D)×9(H)mm(※ケーブル除く)
- 重量:約80g
- ケーブル長:180mm(※本体除く)
- 対応OS:Windows 2000/2003 Server/XP/Vista
- 製品紹介ページ
●DHARMA TACTICAL MOUSE(型番:DRTCM03)
DRTCM03BK |
DRTCM03BL |
レーザーセンサー搭載のワイヤードマウス第2弾。高速動作時の追従性を示すトラッキングスピードのスペックが,DHARMAPOINTブランドの第1弾製品でもある初代DHARMA TACTICAL MOUSE(型番:DRTCM01)の45ips(inches per second)から65ipsへ引き上げられている。リフトオフディスタンス調整機能や,トラッキング解像度を400/800/1600/2000cpiから選択できる機能,マウス本体にキーカスタマイズ内容を保存できる機能などは,DRTCM01譲りだ。
- 発売時期:2008年11月21日予定
- 予想実売価格:7980円前後
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン:左右メイン,左サイド×2,右サイド×1,チルト機能&センタークリックボタン機能付きスクロールホイール,解像度設定変更専用の2ボタン式スイッチ
- フレームレート:7200fps
- トラッキング解像度:400/800/1600/2000cpi(※スイッチボタンによる。ダーマコントロールを利用すると最高3200cpiまでソフトウェアエミュレーション可能)
- トラッキングスピード:65ips
- 最大加速度:20G
- USBデータバス:16bit
- USBレポートレート(ポーリングレート):125〜1000Hz(※ダーマコントロールから手動設定可能)
- スリープモード:なし(※他社製マウスでいうところのAlways-on有効)
- リフトオフディスタンス:可変(※ダーマコントロールから手動設定可能)
- ファームウェアアップデート:対応
- マクロ登録機能:対応(※本体に最大3パターン保存可能)
- 本体サイズ:63(W)×115(D)×42(H)mm
- 重量:約110g(※ケーブル含む)
- マウスソール:ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
- ケーブル長:約1.8m
- 対応OS:Windows XP/Vista
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いずれも要注目の新製品といえるだろう。とくにキーボードは,DHARMAPOINT初のメカニカル仕様で,黒軸やNキーロールオーバーの採用,そしてPS/2モデルは全キー同時押しにも対応と,最近のトレンドを押さえたものになっており,なかなか面白い。PS/2−USBコンバータも,かゆいところに手の届くアイテムとして,(スペックどおりのパフォーマンスを発揮するなら)定番化しそうな雰囲気だ。
発売までまだ1か月近くあるので,年末にかけて入力デバイスの買い換えを予定している人は,2週にまたがった各製品の発売日をお忘れなく。
- 関連タイトル:
DHARMAPOINT
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