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「Guild Wars 2」で第4のクラス「Necromancer」が公開に。死してもなお幽体となって敵を襲う死霊術師が登場
「Guild Wars 2」公式サイト
Necromancerについては,Gamescom 2010の取材記事でも触れているとおり,正式発表前にも関わらず同イベントでプレイアブルな状態で公開されていたという,ちょっとしたご愛嬌の広報ミスが発生していた。まぁいずれにせよ,複数のキャラクタークラスがプレイアブルな状態になっているということは,本作の開発が順調に進んでいる証拠でもあるだろう。
さて,死を操るNecromancerといえども,その魔術によって死を回避できるわけではない。しかし,このクラスの最大の特徴は,死の直前に「Death Shroud」という特殊スキルを発動できることだ。
Guild Wars 2は,プレイヤーの体力がなくなると「Downed Mode」という瀕死状態に突入することが発表されているが,NecromancerがDeath Shroudを使用しておけば,「Life Force」というエネルギーをヘルスとして使用することが可能となるのだ。
Life Forceとは,近辺で倒したモンスターや敵から自動で吸収されるNecromancer特有のエネルギーである。NecromancerはDowned Stageの状態になると,幽霊のような姿となり,Life Forceが尽きる,あるいは元の体に戻れるだけの体力が回復するまで敵と戦い続けられるという。
また,死霊術師の名にふさわしいスキル「Minions」は,死の世界からモンスターを召喚するという,かなり役立ちそうなものだ。公開された映像によると,アライグマの顔部分がドクロになったようなモンスターが3体召喚されており,――決して強くはなさそうだが――敵の進行を遅らせることに成功している。これと似たもので「Gasping Hands」というスキルもあり,こちらは地面から無数の腕を生やして敵を掴み殺すというスキルである。
そのほか,大量のイナゴで攻撃する(欧米のRPGにはよくある)「Locust Swarm」や,敵に恐怖心を与える「Fear」なども使い道が多そうだ。さらに,自分の周囲に特定の効果をもたらす「Well」と,指定の場所一帯に特定の効果を与える「Marks」というエリア魔法もある。使い方としては,たとえば「Well/Mark of Blood」を選ぶことで,指定の地域で味方がヒーリングされるというようなチーム戦に役立ちそうなものだ。
Gamescom 2010では,デモ機の周囲に多くの観衆が集まるなど,Guild Wars 2は集客力の高かったゲームの1つだった。筆者がテストプレイ中,ArenaNetの開発者らしき人物が近寄ってきていろいろと説明してくれたが,本作のデキにはかなり自信を持っている様子だった。MMORPGファンなら,2011年度作品の中でも大注目のゲームになるのは間違いないだろう。
「Guild Wars 2」公式サイト
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