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  • 発表日:2003/10/23
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「GeForce 381.65 Driver」は,β版「Quake Champions」への最適化と新機能追加が見どころ
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印刷2017/04/07 10:58

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「GeForce 381.65 Driver」は,β版「Quake Champions」への最適化と新機能追加が見どころ

 北米時間2017年4月6日,NVIDIAは公式最新版グラフィックスドライバ「GeForce 381.65 Driver」を公開した。Release 381世代の開幕を告げるWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版は,同日付けで製品ページに追加された新GPU「NVIDIA TITAN Xpのサポート追加と,クローズドβテストの始まった「Quake Champions」への最適化が二大トピックとなる。
 Windows 10の「Creators Update」を導入する人に向けた推奨ドライバという位置づけにもなっているという。

 すぐに入手したい人は,GeForce Experienceか,下に示したリンクを使ってほしい。

64bit版Windows 10用GeForce 381.65 Driver(415MB)
32bit版Windows 10用GeForce 381.65 Driver(327MB)
64bit版Windows 8.x・7用GeForce 381.65 Driver(377MB)
32bit版Windows 8.x・7用GeForce 381.65 Driver(310MB)

ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 381.65 Driver(415MB)
ノートPC向けの32bit版Windows 10用GeForce 381.65 Driver(327MB)
ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 381.65 Driver(377MB)
ノートPC向けの32bit版Windows 8.x・7用GeForce 381.65 Driver(310MB)

4Gamerの最新ドライバリンクページ

 アップデート内容は翻訳を試みて本稿の最後にまとめたが,ドライバリリースの新世代一発めということもあり,いずれもオブジェクトベースのサウンドコーデックである「DTX: X」および「Dolby Atmos」に対応して5.1.2構成のスピーカーセットを利用できるようになっていたり,Anselが2タイトルに対応したり,NVIDIAコントロールパネルに改修が入っていたりといった具合に,新要素が多い。
 バグフィックスの規模自体は決して大きくないものの,対応GPUのユーザーであればアップデートを検討する価値があると述べていいのではなかろうか。

 ただし,毎度毎度の繰り返しで申し訳ないが,ドライバのアップデートは自己責任となるので,その点はくれぐれもご注意を。


## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##

●GeForce 381.65 Driverの対応製品
  • NVIDIA TITAN Xシリーズ(※NVIDIA TITAN Xpサポート追加)
  • デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce GTX 900シリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce GTX 700〜400シリーズ
  • ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
  • ノートPC向けGeForce 900M〜400Mシリーズ


●GeForce 381.65 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 378.92 Driver
  • GeForce Experience:3.4.0.70
  • HD Audio Driver:1.3.34.26(←1.3.34.23)
  • PhysX System Software:9.17.0329(←9.16.0318)
  • Vulkan RT:記載なし
  • CUDA:8.0
  • nView:148.47


●GeForce 381.65 Driverにおける最適化
  • クローズドβ版「Quake Champions」に最適化


●GeForce 381.65 Driverの新要素
・サウンド出力の拡張
  • 「DTS: X」および「Dolby Atmos」に新規対応。5.1.2スピーカー構成が可能に

・HDR出力の拡張
  • ゲームにおける「Dolby Vision」のサポートを追加(※378.92ドライバの内容と同じ。違いは明らかになっていない)

・NVIDIAコントロールパネルの拡張
  • 「Desktop Color Settings」(デスクトップカラー設定の調整)に,Windows 10の設定をオーバーライドするためのオプションを追加
  • 「Manage 3D Settings」(3D設定の管理)に,G-SYNC用の「self-refresh power-saving」機能の無効化用オプションを追加(※Pascal世代のGPUを採用し,ノートPC用G-SYNCが有効で,かつself-refreshが有効なノートPCに対して効果があるという)

・Anselの拡張
  • 「Snake Pass」「Kona」におけるAnsel新規対応

・SLIの拡張
  • 「Descent: Underground」用SLIプロファイルの拡張


●GeForce 381.65 Driverで解決した問題
  • “XSplit”が動いている状態で「Rise of the Tomb Raider」のようなDirectX 12対応タイトルを実行すると,ゲームのフレームレートが上がらない問題(※XSplitがBroadcasterのことを指すのかGamecasterのことを指すのか,はたまた両方かは不明。全体としてはこういうことだと思われる。原文は「[XSplit][DirectX 12 games such as Rise of the Tomb Raider]: Games experience poor performance.」)
  • GeForce GTX TITAN XのSLI構成時に「XP1 Update」適用版「Battlefield 1」を実行し,ゲーム内でTAA(Transparency Anti-Aliasing)を有効化すると,ピクセルの出現と消失を繰り返すシマー(Shimmer)が草と木の描画で発生する問題
  • GeForce GTX 1070搭載環境でVsyncを有効化し,「Serious Sam HD」を実行すると,ゲーム画面がひどくちらつく問題
  • GeForce GTX 980 Ti搭載環境でゲームをプレイしているときに[Alt]+[Tab]キーでタスク繰り替えを行うと,GPUが時折低消費電力ステートへ入るようになってしまう問題
  • 関連タイトル:

    GeForce Driver

  • 関連タイトル:

    Quake Champions

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