NVIDIA，「BF Hardline」と「DA：Inquisition」における問題へ対処したHotfix版ドライバ「350.05」をリリース

　北米時間2015年4月3日，NVIDIAは，同社サポートサイトのナレッジべースで，Hotfix版グラフィックスドライバ「GeForce Hotfix 350.05 driver」を公開した。
　対応OSは32/64bit版Windows 8.x＆7で，いずれも下に示したリンクから入手可能だ。

→GeForce Hotfix 350.05 driver

　リンク先によると，今回のHotfixは，一部のシステムで「Battlefield Hardline」を実行したとき，DirectXのエラーメッセージが出てアプリケーションがクラッシュする問題と，「Dragon Age: Inquisition」でTDR（Timeout Detection Recovery）により（おそらくドライバが）クラッシュする問題が解決されているという。
　NVIDIAは，Hotfix版ドライバの信頼性はβ版よりも低いとしているため，あくまでも，上記のトラブルに悩まされている人だけが，何かあっても自己責任であることを十分理解したうえで導入すべきだろう。基本的には，β版や正式版の登場を待つべきだと思われる。

　なお，余談気味に続けておくと，350というリリース番号の振られたGeForce Driverが登場したのは，今回が初めてである。新しいリリース世代へ移行したのだとすると，当然，新要素が導入されているはずだが，ナレッジベースにそのあたりへの言及はないため，現在4GamerではNVIDIAに問い合わせ中だ。何か情報が判明したら，お知らせしたいと思う。


※2015年4月8日16：10頃追記
　NVIDIAから，今回の350.05がRelease 349世代のものであるという情報が得られた。アップデートの詳細は，公式β版あるいは公式版リリースのとき明らかになるとのことだ。