［GC 2006＃48］エイリアン対人間の激しい戦い。「Enemy Territory：Quake Wars」の直撮りプレイムービーを4Gamerに掲載

　地球に攻め込んできたエイリアン「Strogg」と地球防衛軍「GDF」（Global Defence Force）との激しい戦いを描いた「Enemy Territory: Quake Wars」（以下ETQW）の直撮りプレイムービーを4GamerにUpした。
　これは，北米パブリッシャActivision Publishingのブースで行われていた対戦イベントのプレイ画面を収録したもの。18人の参加希望者を特設会場に順番に招き，デベロッパであるSplash Damageのスタッフ6名を含む計24人でETQWの対戦を楽しんでもらおうという趣旨だ。

　ブリーフィング約6分，試合約10分という短めの対戦時間だが，ブースの周りには，対戦に参加したい熱心なゲーマーが長蛇の列を作って自分の番を待っていた。
　2006年のE3でもこれに似た対戦イベントが開催されたが，撮影は厳禁。E3に限らず，ETQWは非常にガードが固いことでよく知られており，とくにプレイムービーの掲載は一部のメディアに限られていた。正直なところ，我々もあまり期待しないで撮影交渉に臨んだのだが，意外にも返事はオーケー。なんとなく，開放的なGCの雰囲気の一端を物語っている。

　掲載したムービーには，歩兵だけでなく戦車や航空機といった大型兵器も登場し，それらによるスピーディで激しい戦いぶりが収められている。Stroggのビーム攻撃といった珍しいシーンもあるので，ぜひご注目を。「DOOM 3」エンジンを使用したハイレベルなグラフィックも確認できるだろう。
　ダウンロードは「こちら」（3分47秒：25.96MB，MPEG-1）からどうぞ。（松本隆一）