プレイレポート
インスタンス形式のボス実装! 新大陸のさらなる謎に迫る「グラナド・エスパダ」大型アップデート「アルセンサーカス到来」先行体験レポート
新大陸に招かれた「アルセンサーカス団」と王党派の関係とは!?
今回,実装される新キャストは,エラクの女戦士「アニア」と,アルセンサーカス団の副団長「ヘレナ」の二人。いずれもNPCとしてゲーム内に登場しているが,クエストを行うことで晴れてキャストとして編入できるようになった。どちらも魅力的な女性キャラクターであるし,このタイミングで「高速レベルアップシステム」がレベルの高低に関係なくチームメンバー全員に経験値が入るよう改良され,より後続のキャストを成長させやすくなっているので,ぜひとも戦力として編入したいところ。
以下に,二人の編入手順を紹介するが,一部にネタバレを含んでいるので注意してほしい。
アニア編入クエストでサーカス団長アルセンと初の対決!
四天王は放っておいてアルセンを倒すだけでもクリアできるので,四天王はあえて無視するという手もあるだろう。また一連の流れの中で,アニアの過去や新たな謎の組織の存在が見え隠れするので,そちらも必見。
対決中に挟まれるテキストによると,どうやらアルセンとアニアには浅からぬ因縁があるようだ |
中ボスの四天王が次々に参戦する。このクエストでは,アルセンに集中攻撃を加えて短時間でのクリアを狙うのもいい |
アルセンが放つスキルには,カジノに設置されているボードを破壊するかのような派手なエフェクトが入るものもある |
巨大なダイスのエフェクト。今まで見なかったような華やかなものが多く,見ていて楽しい |
「秘境エラクの戦士」で重要な役割を果たした,原住民の女戦士。開拓者との交流を通じて,異文明に大きな関心を持っているように見えた彼女が,アルセンサーカス団の上陸を知り,本格的に活動を開始する。
・戦闘スタイル
鈍器とトンファを使った近接攻撃
・ステータス
筋力60/敏捷80/体力60/技術60/知能30/権威30
・専用スタンス
ゴルザス(トンファ二刀流)
ブルゴーニュ宮殿に潜入できるのはキャラクター1体のみ! ヘレナ編入クエストの流れ
コインブラに移動して傭兵団のカリュケに聞き込み。なんとサーカス団は暗殺集団だった! |
リボルドウェでの聞き込みでは,採掘場のジャックを見落としがち。実は彼がいちばん重要な情報を握っている |
ジャックから得た情報によると,ブルゴーニュ宮殿にはキャラクター1体で潜入しなければならないようだ。複数で襲い掛かってくる敵に対抗しなければならないので,できるだけ強力な範囲攻撃を持ち,かつダメージを受けにくいクラスのキャラクターを選ぶといいだろう。
宮殿内には,要所にアニア編入クエストで登場したサーカス団の四天王が配置されている。彼らをすべて倒すと宮殿の奥に進めるようになり,再び団長のアルセンと対決だ。今回は,四天王に加えてヘレナも敵として参戦するので,確実に1体ずつ倒していったほうがよさそうだ。ここで注目しておきたいのは,アルセンが新大陸に派遣された目的だ。アルセンを倒すと,ヘレナが共和派の捕虜となる。
地下水路からブルゴーニュ宮殿に潜入。キャラクター一人での行動になるので,本来ならウィザード系が望ましいかも |
エリア移動したところに敵が配置されていることもある。こまめな回復も重要だ |
宮殿の要所に配置された四天王を探して撃破する。これはスペードのプロスト |
四天王の一人,ハートのセリーヌ |
四天王の一人,ダイヤのエミリー |
四天王を倒し,ずらりと並んだ衛兵を倒すとアルセンと対決 |
アルセン戦には,さっき倒したはずの四天王も参戦。右はクローバーのマリオ |
さらにヘレナも参戦。1体ずつ確実に素早く仕留めていかないと,アルセンに対する攻撃がままならなくなる |
続くストーリーは,グラナド・エスパダ プラスの根幹に大きく関わる内容となるため,ぜひ各自の目で確かめてほしい。ただしエミリア(賢者エミリアでも可)とアニアをチームメンバーにしていないと,途中でストーリーが進行しなくなるので注意しよう。少々長い展開の最後には,ヘレナの編入を選択する場面が登場する。ここで選択を誤ると,二度とヘレナを編入できなくなるので,慎重な判断をお願いしたいところ。「ものは試しに」とか「話のネタに」とか,言い訳はまったく通用しないのだ。
アルセンが倒れる直前に口にしたのはエミリアの名前! アニアを含む一行はコインブラに急ぐ |
アニアの言葉を容易に受け入れられないエミリア。しかし一介の商人NPCだった少女が,これほど重要な存在になるとは…… |
続いてヘレン編入の流れに突入。テキストをよく読めば,新大陸から彼女が消えることはないはず |
これは最悪の展開。事前に警告が出るので,まずこちらを見るプレイヤーはいないと思うが…… |
アルセンサーカス団の副団長にして,有望な魔法使い。しかしその実態は,フェリペ大公の腹心の配下で,要人暗殺を得意とする。病弱な母親を養うために大公の配下となった彼女を更正させるには,ゲーム内の高額アイテムが必要という話も?
・戦闘スタイル
属性腕輪を装備したウォーロック系
・ステータス
筋力30/敏捷27/体力32/技術45/知能89/権威77
・専用スタンス
フォーガットゥンマジック(固有スキル:プロスト召喚)
なお,上記二人の編入クエストはプレイヤー一人で挑戦するものだが,最大10人まで参加できるミッション「ブルゴーニュ宮殿」も登場する。これはヘレナ編入時同様に,1プレイヤーにつき1キャラクターで参加するもの。舞台は同じ宮殿だが,雑魚も含めて敵は格段に強くなり,また四天王は体力回復能力を発揮する。
最後の対決では,四天王とヘレナの参戦に加え,アルセンの体力が一定以下になると人形型モンスター「ストゥロードルブッチャー」を召喚してくる。上級者の腕試しというには,阿鼻叫喚の様相を呈した壮絶な内容になっているような気もするが,ドロップアイテムもそれに見合った豪華なものが中心。
また,従来のボスモンスターと異なり,今回はインスタンス形式を採用しているため,ポップアップ待ちをしたり,ほかのプレイヤーとバッティングしたりすることなく挑戦できるのも嬉しい。なお,このミッションに挑戦できるのは1日1回までとなっている。
アルセンのスキル。トランプをモチーフにしたエフェクトが,いかにも魔術という感じで格好いい |
マリオの炎を纏ったタックルには,ノックダウン効果もあり少々厄介だ |
瀕死になったアルセンが,ストゥロードルブッチャーを召喚した! こちらを先に倒さないと大変なことになる |
無事,アルセン撃破。大量のチップに加えて,武器もドロップしているのがお分かりだろうか |
魅惑の新装備ももちろん登場! 今後の展開にも期待が膨らむ
アンドレ先生のところに押し入るドロ○ジョ様,もといダイヤのエミリーを撃破すると,晴れてディグニットシリーズの生産が可能になる。アンドレ先生が倒れるとミッション失敗となるので気をつけよう。
また,ディグニットシリーズは,海外だとエキスパートの上位となる「マスター」専用コスチュームなのだが,日本ではベテラン以上のキャラクターなら着用可能な仕様となっている。
ディグニットシリーズ生産関連クエストには,アルセンサーカス団四天王の一人,ダイヤのエミリーが登場 |
アンドレ先生は,大して強くもないのに敵に突っ込んで行く。先生が倒されると失敗なので注意しよう |
またトランプをモチーフにした「トランプ武器」シリーズも登場。ブルゴーニュ宮殿やアルセンサーカス団にちなんだ,華やかな雰囲気を楽しめそうだ。
さて今回のアップデートでは,前回に引き続き,新大陸開拓の裏に隠された各派閥の陰謀や思惑などが,新キャストのストーリーとともに明らかになっていく。
開発当初からキム・ハッキュ氏が抱いていた「キャストそれぞれの背景が,一つの壮大な物語を作っていく」という構想が,目に見えてはっきりしてきたのではないだろうか。今後のさらなる展開に期待が募るが,まずは今回アップデートされた部分を十分に楽しもう。
- 関連タイトル:
グラナド・エスパダ
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