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NetEaseとBlizzardが,1年以上の中断を経て再提携へ。NetEaseの雷火スタジオが,Blizzardタイトルの中国展開を担当
この発表は,2022年11月にActivision Blizzardが中国でのゲーム運営を一時停止すると発表してから,約1年半ぶりの朗報となった。
Our legendary worlds are for all to share & that includes our passionate Chinese community.
— Blizzard Entertainment (@Blizzard_Ent) April 10, 2024
We are pleased to announce a new agreement with NetEase to bring Blizzard games back to mainland China. Thank you for your patience & support.
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両社は再開に向けてプレイヤーへの手紙を公開し,サーバー再開の際には全てのアカウントデータが保存されたままの状態で戻ってくることを明らかにした。新たなサーバー環境の構築やデータの復旧など,再開までにはまだ時間を要するが,両社は全力を尽くして準備を進めていくとのことだ。
プレイヤーへの手紙(中国語)
今後のBlizzardゲームの中国展開は,NetEase傘下のゲーム開発スタジオ「雷火」が担当する。雷火は「NARAKA:BLADEPOINT」などを手掛けたスタジオで,Blizzardの作品に新風を吹き込むことも期待されている。
現時点では中国サーバー再開の具体的な日程は明らかになっていないが,中国のファンにとっては待望の発表となった。紆余曲折あって巡りめぐっての復縁が,以前よりも強固な提携に結びつくことに期待したい。
Blizzard Entertainment,中国でのゲーム配信を2023年1月までに停止。NetEaseとの契約更新が合意に至らず
Blizzard Entertainmentは,NetEaseとのライセンス契約期間が終了する2023年1月23日までに,中国本土で展開するゲームタイトルの配信を停止すると発表した。2008年に契約を締結して以来,協力関係にあったBlizzard EntertainmentとNetEaseだが,今回,契約更新について合意に至らなかったという。
NetEaseがBlizzard Entertainmentを提訴。中国でのゲーム配信契約停止による紛争で,約58億の未払い返還を求めた
「World of Warcraft」「ハースストーン」「オーバーウォッチ」「StarCraft」シリーズなど,中国本土ゲーム配信のライセンス契約に,NetEaseとBlizzard Entertainmentは更新合意に至らなかったの,その後のこと。
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