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伝説のアーケードゲーム雑誌「ゲーメスト」の歩みを石井ぜんじ氏が振り返る。書籍「ゲームセンターを10倍おもしろくした本!」発売
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1986年に創刊され,「ストリートファイターII」「バーチャファイター」などのアーケードゲーム黄金時代に濃密な情報を提供して全盛期を迎えたゲーメスト。独特のノリや,「インド人を右に!」に代表されるユニークな誤植でも知られており,さまざまな意味で多くの人の記憶に刻まれているゲーム誌だ。
「ゲームセンターを10倍おもしろくした本!」では,そのゲーメストの生き証人である石井氏が,編集部の雰囲気やライター・編集者の思い,そして出版元であった新声社の急激な成長と凋落といったことまで,つぶさに記している。「ゲーメスト全刊ガイド」では,206冊すべてについて,当時のエピソードなどを交えて紹介するという入魂ぶりだ。
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ほかにも,当時のメンバーによる座談会や,ゲーメストと新声社の年表,編集部の様子を描いたイラストなどが収録されているなど,ゲーメスト本誌に負けない濃さとなっている。
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ゲーメストは1999年に廃刊になったが,その存在を知らなかった人にとっても,“不夜城”と呼ばれたゲーメスト編集部の働き方には驚かされるはず。伝説のアーケードゲーム雑誌の舞台裏を知りたいなら必読と言える1冊だ。
「ゲームセンターを10倍おもしろくした本!」(Amazonアソシエイト)
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