ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは本日(2024年12月5日),同施設内の
「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の新エリア情報を伝える「エリア拡張 キックオフ・プレゼンテーション」を行った。
ユー・エス・ジェイ社長CEO J. L. ボニエ氏
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マリオの世界に続いて大阪USJが世界で初めて「ドンキーコング」をテーマとしたエリアを開設することは
既報のとおり。プレゼンではまずユー・エス・ジェイのCEO
J.L.ボニエ氏が登壇し,新エリアの名称が
「ドンキーコングカントリー」となることを発表した。
そしてアメリカやシンガポールなど海外でもオープンした「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の影響で,世界的に「ファミリー層の来場者増加に貢献している」とコメントした。また,「ドンキーコングカントリー」に関しては,「宮本(茂)さんや我々USJのスタッフも絶大な自信を持っている。スケールアップした『スーパー・ニンテンドー・ワールドエリア』を見せられるのが今から楽しみ」と、自信をのぞかせた。
ユー・エス・ジェイ執行役員副社長CMO 村山 卓氏
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続いて登壇したユー・エス・ジェイCMO
村山 卓氏からは,今回の発表と合わせて新たに掲げられた「スーパー・ニンテンドー・ワールド」エリアのキャッチコピー,
「PLAY WILD! アソビの本能、大爆走」が発表された。さらに村山氏は,「ドンキーコングカントリー」のオープンによって,コロナ禍前の2019年を上回る勢いで増え続けているという,来場者のさらなる増加に期待を寄せているとコメント。また今後は,TVCMを始めとした全国規模のPRで2024年内のオープンに向けて万全の体制作りをするとし,明日12月6日からドンキーコングカントリーの世界観に合わせて製作されたグッズを先行販売で展開していくと発表した。
ユニバーサル・クリエイティブ チーフ・クリエイティブ・オフィサー ブライアン・ロビンソン氏
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最後に登壇したユニバーサル・クリエイティブの
ブライアン・ロビンソン氏からは,「ドンキーコングカントリー」の具体的な内容が語られた。
ブライアン氏によると「ドンキーコングカントリー」は,ジャングルと黄金の寺院が象徴的なアイコンとして配置されるエリアであるという。
「クレイジートロッコ」と名付けられたライド系のアトラクションが目玉になり,同アトラクションでは襲いかかってくる敵からバナナを守りつつ,黄金の寺院で待ち構えるボス「ティキトング」と戦う一連の流れを楽しめるそうだ。
さらにこれまでの「スーパー・ニンテンドー・ワールド」エリアのアトラクションと同じく,モバイルアプリとの連動が決定していることや,ドンキーコング,ディディーコングデザインのパワーアップバンドがリリースされることも発表された。
ドンキーコング,ディディーコングデザインのパワーアップバンド
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「ドンキーコングカントリー」の登場により,USJ内の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」エリアは現在の1.7倍の敷地面積になるとのこと。2024年から,さらにゲームファンに向けたアトラクションが増加するUSJの動向に今後も注目したい。
「ドンキーコング」シリーズをモチーフにしたグッズは,明日12月6日より先行販売。USJ内のワンナップ・ファクトリー,ユニバーサル・スタジオ・ストア,カリフォルニア・コンフェクショナリーで購入可能だ
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