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「Nintendo Live 2022」レポート。3年ぶりの大型イベントは任天堂作品の魅力あふれる企画満載,“会場でもオンラインでも楽しめる”内容だった
新型コロナウイルス感染症対策のため,事前応募による抽選に当選した人のみが入場できた今回のNintendo Live。会場の規模も大きく,また関東圏では2018年11月に千葉の幕張メッセで行われた「Nintendo Live 2018」以来というのもあってか,午前中から本イベントを待ち望んでいた大勢の来場者で賑わっていた。
とは言え,入場時の誘導や安全対策が徹底されていたこともあり,会場内では密になることはなく,一人ひとりが余裕を持ってイベントを楽しめるスペースが確保されていた。
会場には任天堂タイトルのコーナーが設けられ,来場者はゲームの試遊や大会の観戦,写真撮影などを楽しんでいた。
中には,「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」「ピクミン4」といった発売前の作品のフォトスポットや展示(トレイラーや関連商品など)も。各コーナーでは整理券が配布されており,1度に参加する人数は絞られていた。
また物販コーナーは「NINTENDO TOKYO」で扱っている商品のみの販売で,限定アイテムは事前の通販となっていたため,全体的に混雑している様子はなかった。
メインステージのオープニング。MC・実況はeスポーツキャスターの平岩康佑さん(壇上左),進行はアナウンサーの久野静香さん(壇上右)がつとめた |
「NINTENDO TOKYO」の物販コーナー。当日のライブ向けアイテムは事前の通販のみとなっていたこともあってか,混雑や混乱はない様子だった |
会場内で大きな盛り上がりを見せていたのは,9月に発売されたばかりの「スプラトゥーン3」だ。
会場の一角に設けられたブースでは,本作発売後初となる公式大会「スタートダッシュ杯」を開催。8日は「小学生チーム部門」が行われ,大勢の来場者が選手達がウデマエを振るうバトルを観戦していた。
小学生と言えど,さすが大会に出てくるだけあって,ほとんどの選手がS級以上。エイムや塗りもバッチリで,そのウデマエはかなりのものだ。
普段からナワバリバトルやバンカラマッチでボコボコにされる筆者では,到底かなわないだろう。もっと精進しなくては……。
そのほか会場では「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」の「スマッシュボール杯 スマブラSP 最強ファイター決定戦2022」,「Nintendo Switch Sports」の「親子タッグチャレンジ」,「マリオカート8デラックス」の「オンラインチャレンジ決勝」といった大会が行われており,参加者はもちろん観戦している人たちも楽しんでいる様子だった。
リリース中のゲームを体験できるコーナーでは,対戦での連勝といった条件を達成することでプレゼントがもらえるチャレンジ企画が行われていた。そういったところもあって,初めてそのゲームを遊ぶ人はもちろん,プレイ経験者も多数参加していたようだ。
「スマブラSP 最強ファイター決定戦2022」。夕方の決勝ステージには桜井政博氏も登場していた |
「Nintendo Switch Sports 親子タッグチャレンジ」予選の様子。タイトルの通り,親子での出場が条件となった |
メインステージでの最初の決勝大会「マリオカート8 デラックス」の「オンラインチャレンジ決勝」の様子 |
筆者はその中でも,「スーパーマリオ」シリーズで実施された「勝ち抜きマリオ道場」を興味深く観戦した。
これは,「マリオカート8 デラックス」と「スーパーマリオメーカー2」というジャンルの異なるゲームに挑戦し,両方を勝ち抜いた参加者が特設ステージにて行われる3戦目に出場できるというもので,3戦目のタイトルは毎回スタート直前に発表されるというユニークなルールだった。
その対象タイトルは,「マリオパーティ スーパースターズ」「スーパーマリオ オデッセイ」などのSwitch用ソフトだけではなく,「スーパーマリオブラザーズ」や「マリオカート64」といったSwitchで遊べるクラシックタイトルも。面白いところでは「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」を使った“マリオシリーズのキャラクター限定の対戦”などもあり,観戦する側もとても楽しい企画だった。
こういったイベントならではのフォトスポットも多数設置されていた。
「勝ち抜きマリオ道場」のコーナーにはマリオカートやマリオファミリーとの記念撮影,「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」のコーナーには,メインとなる3種のポケモンやピカチュウと撮影ができた。
「ポケットモンスター」のコーナーは,歴代シリーズのパッケージや対応ゲーム機の展示や,ゲーム映像が楽しめた |
こちらは先日発表されたばかりの「ピクミン4」の映像とともに,10月発売の新商品が展示されていた「ピクミン」のコーナー |
「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」のコーナーには,主人公のリンクの等身大スタチューが設置され,大勢の来場者がその姿を写真に収めていた。そその見た目は「ブレス オブ ザ ワイルド」の頃とあまり変わらないが,突き出した右手は謎の模様が浮かび上がり,青白く輝いている。ゲームのポイントとなりそうなこのポージングに,来場者も大いに興味を惹かれていた。
イベントではデジタルアイテム配布も行われた。会場では来場記念として「ピクミン ブルーム」(iOS / Android)のスペシャルスポットがゲーム内マップに設置され,そこで「マリオの帽子のデコピクミン」を入手できた。
また,公式サイトで実施された「Nintendo Liveクイズ」ではスマホ用壁紙の配布が行われ,「スプラトゥーン3」の公式Twitterではゲーム内で使えるオリジナルプレートを入手できるQRコードが公開されていた。こういった,来場できなかった人やオンラインで楽しんでいた人向けの企画が行われていたのも印象的だった。
「Nintendo Live 2022」の開催に合わせて、オリジナルプレートが配信されているぞ!
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) October 8, 2022
「イカリング3」内の「QRコードリーダー」でこのQRコードを読み込めば、バンカラ街のロビーに設置されているロビー端末で受け取ることができる。
会場にお越しの方も配信をご覧の方も、ぜひチェックしてほしい。 pic.twitter.com/XpOiL2McBG
最後にお届けするのが,ファン待望の音楽ライブだ。「あつまれ どうぶつの森 DJ K.K PARADISE MIX!!」と「スプラトゥーン3 バンカライブ」の2本立てで,それぞれゲームの人気キャラクターがパフォーマンスを行った。
ライブ会場は感染対策のためかけ声やスタンディングは禁止だったが,そのぶん拍手やペンライトで多くの観客が盛り上がっていた。
「あつまれ どうぶつの森 DJ K.K PARADISE MIX!!」では,DJ K.Kの選曲・アレンジによる多数のとたけけ楽曲のノンストップミックスを披露。壇上には村の住人達も登場し,パフォーマンスを盛り上げた。
「スプラトゥーン3 バンカライブ」では,生バンドによる「スプラトゥーン3」の最新楽曲を演奏。満を持して登場したすりみ連合のボーカル&ダンスに,ファンが振るペンライトにも力がこもる。そしてラストにはシオカラーズもサプライズで登場! ファンには馴染み深い「シオカラ節 Three Mix」で盛り上がりは最高潮に達した。
2日目(10月9日)の最終公演の模様は公式YouTubeチャンネルの生配信でも中継され,その模様はアーカイブで視聴可能だ。見逃したという人はこちらをチェックしてみよう。
セットリスト
■あつまれ どうぶつの森 DJ K.K PARADISE MIX!!
01. みんなあつまれ(フルコーラスver.)
02. けけフュージョン
03. けけフーガ
04. けけパレード
05. けけバラッド
06. ハイサイけけ
07. けけロック
08. けけけいじ
09. はるのこもれび
10. けけマリア
11. けけウェスタン
12. トルコそんぐ
13. けけマーチ
14. けけスラッキー
15. にだんざか
16. けけボッサ
17. ドラムンベース
18. けけみんよう
19. けけサンバ
20. けけカリプソ
21. けけファンク
22. けけビリー
23. アロハけけ
24. けけメタル
25. だいすき
26. けけマンボ
27. けけのエチュード
28. ブルーおにぎり
29. ふなうた2001
30. けけサルサ
31. けけラヴソング
32. もりのせいかつ
33. おととい
34. けけグルーヴ
35. けけハリウッド
36. けけポルカ
37. けけロイド
38. けけアイドル
39. けけボレロ
40. けけハウス
41. けけディスコ
42. みんなあつまれ(フルコーラスver.)
■スプラトゥーン3 バンカライブ
01. Clickbait〜Sea Me Now(メドレー)
02. 蛮殻ミックスモダン
03. 衝天プチョフィンザ
04. 疾風怒濤カチコンドル
05. シオカラ節Three Mix
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- ライター:稲元徹也
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