4Gamer 女子部（仮）
インタビュー
自称“トゲの少ないサボテン”の岡本信彦さんは，種なしスイカを育てたい。ボイスコミック「花ふるコロニーロット」出演キャストインタビュー
viviONが提供する聴いて楽しむマンガアプリ「comipo」にて連載中のボイスコミック「花ふるコロニーロット〜26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする〜」に出演する，岡本信彦さんへのメールインタビューをお届けする。 |
今回紹介する「花ふるコロニーロット〜26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする〜」（通称，花コロ）は，コミックレーベル・comipo comicsが手掛けるオリジナルの電子コミックをもとにした作品。主人公の蕃茄なずな役を茅野愛衣さん，遠野ギルバート樹役を小野友樹さん，遠野アルバート蓮役を岡本信彦さんが演じている。
＜作品情報＞
作品名 ：花ふるコロニーロット〜26 歳 OL、ガーデニング男子に弟子入りする〜
原作：杏穏希厘（あんのんきりん）
作画：スズキイオリ
作品形式：ボイスコミック
声の出演：茅野愛衣、小野友樹、岡本信彦ほか
監修：東京農業大学
価格：4話まで無料配信中、5話以降を有償及び「￥0待ち」にて配信中
主要配信先 ：聴いて楽しむマンガアプリ『comipo』
APP Store https://apps.apple.com/jp/app/comipo/id1591548181
Google Play https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.vivion.comipo
作品公式ページ：https://comipo-comics.com/titles/hanakoro/
コピーライト：（C）スズキイオリ/杏穏希厘/comipo comics
※ボイスコミックは，電子コミックに音と声の要素を加えたコンテンツ。目と耳で登場人物の心情や物語の展開を味わうことで，これまで以上に没入感と満足感のあるマンガ体験を楽しめるようになっている。
先日（4月26日）連載を開始した本作は，現在11話まで公開中だ。岡本信彦さんが演じる遠野アルバート蓮が本格的に登場しているのは，この11話からとなっている。なお，現時点で11話は有償配信だが，6月17日から一定期間待てば続きのエピソードが無料で閲覧できる「￥0待ち」の対象になることがアナウンスされている（関連記事）。
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下記のインタビューでは，岡本さんが感じた蓮の魅力や他キャラクターへの印象から，育ててみたい植物の話まで答えてくれているので，ぜひチェックしてもらいたい。
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※以下，公式プレスリリースと同様の内容が一部含まれております
実生活を送るためのエネルギーに！
岡本信彦さんメールインタビュー
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4Gamer：
「花ふるコロニーロット〜26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする。〜」収録のご感想をお聞かせください。岡本さんが感じた蓮の魅力，演じるうえで意識したことなどありましたらうかがいたいです。
岡本信彦さん（以下，岡本さん）：
かわいらしくもあり，爽やかでもあり，ちょっと現実離れしたエルフみたいなファンタジーな魅力があるなと感じながら演じていました。見た目はもちろんですが，性格も，もし悩みなど抱えていても表に出さずにふるまう――彼の飄々としたところを演技でうまく伝えられているといいなと思いますね。
樹に対しての愛情深さが，まるまる彼の魅力につながっているんじゃないかと思います。なずなに対する接し方や距離感も，まわりまわって樹の反応を見たいためにそうしているように受け取れますし，かわいらしいなぁと感じました。
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遠野アルバート蓮（とおのあるばーとれん）
樹の弟。
社交的で自由奔放な性格の大学生。
祖母似で日本人離れした華やかなビジュアルの持ち主のため、外出先では注目の的になることもしばしば。
見た目で敬遠されないようにと、誰とでも距離が近く、フランク＆フレンドリーに接する。
樹となずなの関係を見守りつつもちょっかいを出したがる、イタズラ好きなところも。
ちなみになずなからの第一印象は「天使…？」だった。
4Gamer：
本作のヒロイン，なずな（CV：茅野愛衣）の印象，魅力的に感じた要素を教えてください。
岡本さん：
純粋無垢で素直な女の子ですね。この作品に悪人が出てきたら絶対ダマされちゃうだろうなと心配になります。いろいろなことに警戒心が薄い印象があるので，蓮は免疫をつけてあげるつもりでからかっている部分もあるかもしれないですね。あまりに素直で危なっかしいので，樹も蓮も目が離せないなと思っていそうです。
蕃茄なずな（ばんか なずな）
本作のヒロイン。
明るく前向き、職場では後輩にも慕われる26歳。
苗字の蕃茄(ばんか)はトマトの別名。
子供のころに名前をネタにからかわれたことがあり、なんとなく植物全般に苦手意識を持っていた。
遠野家の『庭』を訪れたことをきっかけにガーデニングに興味を持つことに。
『赤毛のアン』が大好きで、作中に登場する男の子・ギルバートは初恋の人。
純真でのびのびした性格の半面、けっこう怖がりでメルヘンチックな一面も。
樹のやわらかな物腰やふとした仕草に、たびたび意識してしまうことも……？
けれど本人の認識はあくまで「ガーデニングの師匠と弟子」！
4Gamer：
遠野ギルバート樹（CV：小野友樹）についてはいかがですか。
岡本さん：
蓮に比べて，より人間味があって，会社などの「外」で見せる表情と，プライベートで見せる表情のギャップが魅力ですね。あと，樹が風邪をひくエピソード！ いつもそつなくふるまってる人が見せる弱い部分ってすごく魅力を感じますよね。まさにギャップ萌えだと思います。
遠野ギルバート樹（とおのぎるばーといつき）
なずなの同僚。
スウェーデン出身の祖母を持つクォーター。
生真面目でおだやかな性格をしているが、口数が少ないため会社ではとっつきにくい印象を持たれることも。
祖母から受けついだ『庭』つきの一軒家に一人で暮らしている。
不器用ながらも懸命に取り組むなずなに、優しくガーデニングの手ほどきをする。
素直で表情のコロコロ変わる彼女を、無意識に気にかけているような場面も……？？
祖母亡き後すぐに荒廃してしまった庭を、手塩にかけて一人で元通りにしてきた。
とある過去があり、植物のなずなは樹にとって特別な存在。
実はクリームソーダが好き、虫がちょっと苦手。
4Gamer：
樹との蓮は，好対照な兄弟だと思います。岡本さんは身近に，兄弟のように感じている人はいらっしゃいますか。
岡本さん：
実際の兄弟はいないんですが，声優の木村良平さんが兄のような存在ですね。今でも，一緒に食事に行ったときには「食事中に肘をつくな」とか注意してくれたりするんですよ。この年齢になると，正面から叱ってくれる人ってなかなかいないのでありがたいですよね。ちなみに小野さんは兄弟というより，ハイパーヨーヨーとか見せに来る「近所の面白い兄ちゃん」です（笑）。
4Gamer：
本作は，なずなが単なる同僚だった遠野 樹の持つ意外な一面（ガーデニング）を知り，交流が深まります。これらになぞらえて，岡本さんが体験した印象が大きく変わった経験や，ギャップがあって興味を持ったことなどあれば教えてください。
岡本さん：
樹を演じた小野さんって，頭もよくて社交的でコミュニケーション能力も高いと最初のころ思っていたんですよ。でもそれらの要素って，持って生まれたものというよりは，彼が努力して身に着けたものなんだと，出会ってから1〜2年くらいたってから見えてきましたね。
交流の場を積極的に作ってくれて，身体も鍛えていて，スポーツもできる。「陽」のイメージを最初は持ってたんですが，実はめちゃくちゃマジメでストイックで，業界のなかでも屈指の繊細さを持つ人物だったんですよ。
一緒にラジオを始めたころにはまだ気が付けていなくて，会話のプロレスのつもりで強めの言葉を投げたら，ネタだって分かっていつつも傷いた表情も見せたり……いろいろな現場でやり取りしていくなかで，彼の素の部分や繊細さ，努力家な部分に触れて「ほんと，いい奴だなぁ」と思いましたね。
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4Gamer：
ガーデニングや植物にまつわる思い出や，エピソードがあれば教えてください。
岡本さん：
小学生のころ，ミニトマトって今みたいに甘いものじゃなかったので，何だか苦手で避けていたんですが，自分で育てたものだけはすごくおいしく感じたことを覚えていますね。2つ実をつけたので，その場で1つ食べて「めちゃくちゃおいしい！」って感動して，もう1つはあとで食べようと思って大事にポケットにしまったんです……が，ポケットの中でつぶれてしまって，それがちょっと切なくて甘酸っぱい思い出になっています。
4Gamer：
好きな植物や，育ててみたい植物があればその理由とあわせて教えてください。
岡本さん：
種なしスイカを育てたいです！ スイカは好きなんですが，食べるときに種が歯にあたるし，そのまま飲み込むか悩みどころじゃないですか。最近，店頭でもあまり種なしスイカを見かけない気がするので，甘さと，種なしを両立させるのが難しいのかなぁ，と気になっています。甘くておいしい種なしのスイカを食べるために，挑戦してみたいですね。
4Gamer：
岡本さんご自身を植物に例えるしたら何でしょう。その理由とあわせて教えてください。
岡本さん：
トゲの少ないサボテンです。尖ってる，という意味ではなくて，水が少なくても育つどこでも生きていける丈夫な植物のイメージです。30才を越えてちょっと変わってきましたが，20代のころは体力なんて無尽蔵だと思ってましたし健康にも自信があったので！
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4Gamer：
ふだん電子コミック（またはマンガ）は読みますか。好きな作品もしくはジャンルがありましたら教えてください。
岡本さん：
5年くらい前までは「紙の本」派だったんですが，スマホのマンガアプリが出始めてから，電子書籍を利用するようになりましたね。場所を取らないし，すぐに読めるし，いつでも読める。
飛行機で移動するときとか，まとまった時間があるときには気になった作品を大人買いして一気読みしたりもしています。ジャンルとしては，バトルマンガが好きです。子供のころから「幽遊白書」とかを楽しんで育ってきたので，そのイメージが根強いのかもしれないですね。
4Gamer：
これからボイスコミック「花ふるコロニーロット〜26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする〜」を体験する読者へのメッセージをお願いします。
岡本さん：
「花ふるコロニーロット」とてもやさしい作品です。きれいな絵とすてきな物語，なずなと樹のちょっとちぐはぐなやり取りによるドキドキを楽しんで，実生活を送るためのエネルギーに変えてもらえたらうれしいです！ よろしくお願いします！
4Gamer：
ありがとうございました。
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