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ゲームとアートが融合した展覧会「VIRTUAL REALMS」に水口哲也氏がゲストキュレーターとして招聘
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印刷2021/05/20 18:15

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ゲームとアートが融合した展覧会「VIRTUAL REALMS」に水口哲也氏がゲストキュレーターとして招聘

 ゲームスタジオ兼パブリッシャのエンハンスは本日(2021年5月20日),シンガポールで開催される展覧会「Virtual Realms: Videogames Transformed」(バーチャル空間: ビデオゲームの世界)のゲストキュレーターとして,エンハンス代表を務める水口哲也氏が招聘されたと発表した。

画像集#002のサムネイル/ゲームとアートが融合した展覧会「VIRTUAL REALMS」に水口哲也氏がゲストキュレーターとして招聘

アート サイエンス ミュージアム公式サイト


水口哲也氏
画像集#003のサムネイル/ゲームとアートが融合した展覧会「VIRTUAL REALMS」に水口哲也氏がゲストキュレーターとして招聘
 「Virtual Realms: Videogames Transformed」は,イギリスのバービカン・インターナショナル・エンタープライゼス(Barbican International Enterprises)が企画を担当し,シンガポールのアート サイエンス ミュージアムとメルボルン博物館が共同で制作・運営を行う展覧会で,2021年6月12日〜2022年1月9日にかけてシンガポールのマリーナベイ・サンズにあるアート サイエンス ミュージアムで行われる予定だ。会期後は,世界各国のミュージアムを巡回する予定になっている。

 公式サイトによれば,「Virtual Realms: Videogames Transformed」展では,世界で活躍するゲームの開発者が,トップクラスのメディア制作スタジオとペアを組んで制作した6つの大規模な没入型インスタレーションが体験できるという。日本からはエンハンスのほか,「DEATH STRANDING」を開発したコジマプロダクションが招かれているほか,「風ノ旅ビト」「Sky 星を紡ぐ子どもたち」のthatgamecompany,「Deadlight」「RiME」で知られるスペインのTequila Works,さらにMedia Molecule,David OReilly氏と,独特な世界観を持ったタイトルのデベロッパが参加を予定している。

 2017年9月16日に掲載した記事でお伝えしたように,水口氏は「Rez Infinite」(2017年)や「テトリス エフェクト」(2018年)などで知られるゲームクリエイターであり,「Virtual Realms: Videogames Transformed」展ではゲストキュレーターとして,主催およびキュレーションを手がけるとのこと。詳しくは,以下のリリース文を参照してほしい。

英国Barbican、ゲストキュレーターに水口哲也を招聘し
アートとビデオゲームが融合した展覧会
「VIRTUAL REALMS」を発表
シンガポールのアートサイエンスミュージアムから世界各国の巡回をスタート

エンハンス(米国法人 Enhance E×perience Inc. 以下、Enhance)は、イギリス・ロンドンのヨーロッパ最大複合文化施設アート部門バービカン・インターナショナル・エンタープライゼス(Barbican International Enterprises:以下、Barbican)が企画・運営する「Virtual Realms:Videogames Transformed」展に、代表の水口哲也がゲストキュレーターとして招聘されたことを発表しました。

この「Virtual Realms:Videogames Transformed」展は、シンガポール・マリーナ・ベイ・サンズのアート サイエンス ミュージアムにて、2021年6月12日〜2022年1月9日に開催されます。それ以降は、世界各国のミュージアムを巡回予定です。


本展は、Barbicanが展示企画を担当し、シンガポールのアート サイエンス ミュージアムと、メルボルン博物館とが共同で制作・運営を行います。ビデオゲームという体験のエッセンスを抽出し、メディアアートとして再構築する、多感覚、共感覚的な展覧会になります。

世界で活躍するビデオゲームアーティストおよびデベロッパーと、世界で活躍するメディアアーティストが6つのコラボレーションを実現し、大規模な没入型インスタレーション・アートの制作、展示をおこないます。

(参加アーティスト)
1.thatgamecompany(米国:『風ノ旅ビト』、『Sky 星を紡ぐ子どもたち』)×FIELD.IO(英国)
2.KOJIMA PRODUCTIONS(日本:『DEATH STRANDING』)×The Mill(英国)
3.Media Molecule(英国:『リトルビッグプラネット』、『Dreams』)×Marshmallow Laser Feast(英国)
4.David OReilly(アイルランド:『Everything』、『Mountain』)×onedotzero(英国)
5.Tequila Works(スペイン:『Deadlight』、『RiME』)×The Workers(英国)
6.Enhance(米国:『Rez Infinite』、『Tetris Effect』)×Rhizomatiks(日本)


本展において、Enhanceは日本のRhizomatiks(ライゾマティクス)とタッグを組み、インタラクティブな共感覚インスタレーション「Rezonance(レゾナンス)」を制作しました。本作は、水口哲也の代表作の一つでもある「Rez」をモチーフにしたアート作品で、最大4人の体験者は、自分が手にする球(スフィア)を空間の中で自在に動かし、脈打つビートと、ビジュアルとハプティック(触覚)を共鳴させあいながら、共同で演奏するように、シナスタジア(共感覚)体験を味わうことができます。

【作品紹介】
Rezonance, 2021

By Enhance and Rhizomatiks

フォトクレジット:Rezonance, Enhance and Rhizomatiks, 2021
画像集#001のサムネイル/ゲームとアートが融合した展覧会「VIRTUAL REALMS」に水口哲也氏がゲストキュレーターとして招聘


【展覧会概要】
  • 名称:Virtual Realms:Videogames Transformed
  • 会場:シンガポール・マリーナ・ベイ・サンズ「アート サイエンス ミュージアム」
  • 開催期間:2021年6月12日〜2022年1月9日(現地時間)
  • 開催時間:10時〜19時
  • 主催:バービカン・インターナショナル・エンタープライズ
  • 制作協力:アート サイエンス ミュージアム、メルボルン博物館
  • ※詳細は、アート サイエンス ミュージアム公式サイトhttps://www.marinabaysands.com/museum/exhibitions/virtual-realms.htmlをご確認ください。

Enhance(エンハンス)について
Enhance(Enhance E×perience Inc. 本社:米カリフォルニア州 / 代表 水口哲也)は、2014年に設立された、独立系スタジオ兼パブリッシャーです。これまで「Rez Infinite」(2016)、「テトリス エフェクト」(2018)などを世に送り出し、米国The Game Award最優秀VR賞(2016)、SXSW 2019 Gaming Awards Excellence in Musical Score(2018)をはじめとする数々のアワードを受賞しています。エンハンスのチームメンバーは、XR分野のテクノロジーの進化とともに、今までにない共感覚的な体験や新しいエンターテイメントの創造に情熱を注ぎ続けています。
https://enhance-experience.com/

Rhizomatiks(ライゾマティクス)について
ハードとソフトの開発からオペレーションにいたるまでを、チームが一貫して取り組む、アーティスト、プログラマー、研究者などのメンバーで構成されたアーティスト集団。これまでにビョーク、スクエアプッシャー、Perfumeといった世界的に活躍するアーティストや、狂言師・野村萬斎、各分野の研究者らとのコラボレーションを実施。その多様な視覚化や問題提起型のプロジェクトによって、技術と表現の新たな可能性を追求している。
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