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マルチディスプレイ用途に適したサングラス型ディスプレイ「AirVision M1」がASUSから登場
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AirVision M1は,0.49インチサイズで解像度1920×1080ドット,最大リフレッシュレート72Hzの有機ELディスプレイを2枚使ったサングラス型ディスプレイである。
サングラス型ディスプレイでは,XREAL製の「XREAL Air 2」シリーズや,「XREAL One」が名高いが,AirVision M1もこれらと同じように,サングラス型のディスプレイを,DisplayPort Alternate Mode対応のUSB Type-C経由でPCやスマートフォン,ゲーム機と接続して,目の前の画面を独り占めできるという製品だ。テンプル部分にはステレオスピーカーも内蔵している。
なお,近視や遠視向けの視度調整機能は内蔵していないので,眼鏡が必要な人はコンタクトレンズを使うか,付属の「度付きレンズ用接続ツール」を使って,眼鏡店で視度補正レンズを作ってもらう必要がある。
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仕様を見たところ,まず特徴と言えるのは,画面の明るさと背景の透過率のようだ。最大輝度は1100nitとなっており,XREAL製の最新モデルであるXREAL Oneの600nitよりも明るい。
また,サングラスのレンズ部分の透過率が,他社製品の12%に対して,60%と高いとのこと。これは,AirVision M1を装着したまま,ほかのディスプレイや周囲の情景を見やすいことを意味する。つまり,ほかのディスプレイと組み合わせてマルチディスプレイ的に使うのに適した製品と言えよう。レンズの前に取り付けて前方を見えなくする遮光レンズも付属しているので,没入感を重視したい人も安心だ。
公式には,「3.7mの距離で最大100インチ」の表示ができると謳っているが,この数値はあまり参考にならないだろう。視野角(Field of View)は38度なので,XREAL Air 2の46度やXREAL Oneの50度より狭い。ただ,画素密度を示す「Pixel Per Degree」は58と,XREAL Air 2の49よりも高密度だ。つまり,比較的狭めの表示領域に高密度の映像を表示する製品と言える。この点でも,ほかのディスプレイと組み合わせて使うのに適するのではないか。
もうひとつ,ASUSらしい特徴が,PC用ソフト「AirVisionアプリ」との組み合わせにある。AirVision M1を接続したPC側でAirVisionアプリを使うと,表示画面のアスペクト比変更による仮想ウルトラワイド表示や,表示画面サイズの調整,マルチディスプレイモードの変更などが可能だ。
価格がやや高いわりに,スペック的にはXREAL Air 2シリーズと大きくは変わらないので,既存のサングラス型ディスプレイを凌駕するような点は見当たらない。ただ,サングラス型ディスプレイとノートPCを組み合わせたマルチディスプレイ環境で使いたいという人には,響くところのある製品と言えそうだ。
東京都渋谷区のSHIBUYA TSUTAYA 4階,および世田谷区の蔦屋家電+では,実機のデモ展示を行うそうなので,興味のある人は試してみるといいだろう。
GREEN FOUNDINGのAirVision M1製品情報ページ
ASUSのAirVision M1製品情報ページ
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