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[gamescom]スペインの学生達によるダークソウル風でディアブロライクな「Greyfall: The Endless Dungeon」がプレイアブル出展
「Greyfall: The Endless Dungeon」公式サイト
「Greyfall: The Endless Dungeon」は,開発者達が「DIABLO MEETS DARK SOULS」と表現するように,「ディアブロのようなアクションに,ダークソウルのようなハードコアさ」を兼ね備えたゲームを目標とする見下ろし視点のアクションRPGだ。大昔の英雄達が魔界に飲み込まれてモンスターになり果てたダンジョンに,(ゲーム世界の)現代のヒーローが潜っていくというシンプルなストーリーだが,最大の特徴が,ゲームを新たに始めるたびに自分でダンジョンを作るという点だ。
「Diablo III」でもランダムにマップが作られる自動生成システムが採用されていたが,「Greyfall: The Endless Dungeon」の場合,テトリスのブロックのようなパーツを,6×6マスの中に自由に設置してダンジョンを作ることができる。
スタート地点とゴール地点はクエストごとに決まっているようだが,それをどうつなげるかは自由で,ときにはボスキャラの場所が示されるクエストもあった。
短い通路だけであろうと,やり込みがいのある入り組んだものであろうとプレイヤーのお好み次第だが,できたダンジョンのレベルに合わせて,出現するモンスターや財宝の場所が自動的に決められるとのことだった。
キャラクタークラスの概念はなく,プレイヤーは自分の好みの武器や特殊能力をクエスト開始前に設定できる。うまくクリアできなかったり,ボスモンスターが強過ぎたりした場合,それに合わせて新しいセットを用意したり,すでに登録してあるアイテムセットを利用したりして,再びダンジョンに挑むことも可能であるようだった。
本作はもともと,マドリードにあるU-tad Centro Universitario de Tecnología y Arte Digitalという技術専門学校の学生達が卒業プロジェクトとして作り始めたもの。彼らはすでに卒業したが,完成への意欲は高く,数々のイベントに出展してはスポットライトを浴びている。イベントで賞をもらったこともあるという。発売予定日や価格などは明らかではないものの,学生プロジェクトと思えないレベルの高さが目立っていたので,続報に期待したい。
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