PS5のコントローラ「DualSense」を紹介する映像公開。Astro’s Playroomを使ったデモプレイの様子が明らかに

　オンラインゲームイベント「Summer Game Fest」を主催するゲームジャーナリストのGeoff Keighley氏が，2020年末の発売が予定されているPlayStation 5のコントローラ「DualSense」のハンズオン映像を配信した。

「Summer Game Fest」公式サイト

　DualSenseワイヤレスコントローラーは，｢ゲームが創り出す世界」との対話をビジョンにしており，ハプティックフィードバックの搭載により，プレイヤーの五感により訴えかける。Keighley氏によれば，DualSenseはDualShock 4に比べてやや重い印象があるが，いい感じで重くなっているという。また，コントローラに内蔵されたスピーカーの性能も向上しており，ハプティックフィードバックとも連動するサウンドは非常に個性的で，かつ全体的な使用感も良好だという。


　映像のハイライトは，PS5にプリインストールされる予定の「Astro’s Playroom」を使用したプレイデモで，ファンが送る強風の中を進む場面や，足のバネを縮めたあとにコントローラを傾けてジャンプするシーンなどが確認できる。風の中を進んだりバネを縮める操作を行うとハプティックフィードバックによってスティックが重くなったりするほか，内蔵スピーカーからロボットの足音や，氷がたてるチャリンという音が流れたりすることで，これまでにない臨場感が体験できるとのこと。
　このように，「Astro’s Playroom」は，Dual Senseのさまざまな機能を試せるようにデザインされているが，ゲームとしても十分に楽しめるとKeighley氏は言う。


　映像の後半には，SIEでPlayStation Worldwide Marketing Headを務めるEric Lempel氏に対するインタビューが収録されている。話題の中心はもちろんDual Senseだが，Lempel氏はPS5の予約受付のタイミングについては，それが可能になり次第告知するが，受付開始直前に発表することはないと述べ，まもなくPS5の予約受付が始まるのではないかという噂（関連記事）を否定している。