
ニュース
電通のゲームクリエイティブチーム「デンツウゲームセンター」,スケジュール調整パズルゲーム「Scheduler」などを開発中
![]() |
デンツウゲームセンターは,社内のクリエイティブ部門のゲームに精通した約200人によって構成されたチームだ。「生活者にはよりゲームの魅力が分かりやすく,広告主にはより迅速で効果的なコミュニケーションを提供する」といった目標を掲げており,生成AIを活用したゲーム開発に注力している。
開発中の「Scheduler」は,リアルタイムに共有されるチームのスケジュールを組む,落ちものパズルゲームだ。スケジュール帳風なゲーム画面にどんどん追加されていく予定を,優先度に応じて次々にさばいていく。
ダブルブッキングや無駄な残業は評価を下げてしまうため,スケジュールを変更できる「交渉カード」や,適当に理由を付けてサボれる「サボりカード」を使用して,うまく回避するのだ。
「社長面談」などの赤いスケジュールは何があっても絶対に動かせない予定,「定例会議」など黄色いスケジュールはカードで変更可能な予定,といったようにそれぞれのスケジュールに特性がある。
またプレゼンで失敗すると,再プレゼンに向けて地獄のような緊急作業が発生することもあるという。
公式サイトでは,開発初期段階のデモ版が公開されており,ゲームのシステムを少しだけ体験可能だ。
このほか同チームは,生成AIを活用したPC用カードゲーム「Verse of Birth」,謎解きノベルゲーム「噺の話」,戦略RPG「じゃあお前がヒーラーやってみろ(JOHY)」を開発中だ。開発パートナーも募集している。
「Scheduler」公式サイト
- 関連タイトル:
Scheduler
- この記事のURL: