小人が人間の家を探索するメトロイドヴァニア「Elusive」発表。クラウドファンディングは早くも目標額を突破

　スペインの開発チームChibigは本日（2025年3月6日），新作アクションアドベンチャー「Elusive」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch）を発表した。リリースは2027年の予定で，発表に合わせてKickstarterでのクラウドファンディング（外部リンク）がスタートしている。


　本作の主人公は，「Elusives」と呼ばれる小人（こびと）のような生物のゾーイ。ゾーイたちは人間の家に“間借り”するような形で住んでいて，必要なものをこっそり拝借して生きているようだ。

　ゲームは，ゾーイがさまざまなアクションやツールを使って人間の家を探索するものとなっている。一方通行ではなく，2Dと3Dのステージを行き来してゲームを進めるという，いわゆるメトロイドヴァニアで，集めた資源によるクラフト要素も用意されているとのこと。


　トレイラーには，ゾーイがキッチンのシンクや，ゲーム機が置かれたスペースを進む様子が収録されている。もちろん危険も数多くあり，その中でも印象的なのはカラスや猫などの動物。人間にとっては小動物だが，ゾーイにとっては猛獣なので，その手からなんとかして逃げ延びなければならない。


　開発を手がけるChibigは，2023年リリースの「Koa and the Five Pirates of Mara」がSteamで「非常に好評」の評価を受けているだけあって，「Elusive」にかかる期待も大きい。クラウドファンディングもすでに目標額を突破し，原稿執筆時点では約1200万円となっている。

　本作はインタフェースと日本語表示が日本語に対応予定。Kickstarterには特典付きパッケージも用意されているので，本作の世界観が気に入った人は支援してみるのもいいだろう。

「Elusive」のKickstarterページ