「アーチャー伝説2」，日本の1月DLランキングで上位をキープ。その背景はInstagramやTikTokへの積極的な広告展開か

　データや分析環境を提供するSensor Towerは本日（2025年3月25日），スマホアプリ「アーチャー伝説2」（iOS / Android）に関する分析レポートを公開した。


　アーチャー伝説2は，「アーチャー伝説」の続編となるモバイルアクションシューティングゲームだ。日本では2025年1月8日にリリースされているが，韓国など一部の市場では2024年にサービスを開始している。


　Sensor Towerのデータによると，本作の2025年1月8日から2月7日までのApp Store（ゲーム）におけるダウンロード数ランキングでは，日本でのリリース日から1月18日まで1位を維持しているという。

　DAUも日本は好調で，アメリカに次ぐ2位の主要市場として平均20万以上を記録している。


　アーチャー伝説2の日本における好調なスタートは，広告展開によるものが大きいとSensor Towerは分析する。Pathmaticsのデータによると，2025年1月の日本のGamingカテゴリーにおいて，同作のパブリッシャであるHABBYはInstagramでトップ，TikTokで2位の広告主となっているそうだ。


　特にInstagramへの広告出稿が際立っており，同期間に200万ドル以上の広告費を投入しているとのこと。ほかのモバイルゲームの広告出稿も含まれてはいるのだが，アーチャー伝説2の正式リリースから7日間は特に集中的に広告が投入されており，2025年1月は本作の広告が主軸になっていると推測できるという。

　また，Pathmaticsのデータによると，1月のInstagramへの広告投入費200万ドル以上のうち，約30％が1月8日から14日までの7日間で投入されているそうだ。


　TikTokにおいても同様の傾向が確認できるとのこと。HABBYのTikTokへの広告投入費は70万ドル以上となり，このうち約50％が1月8日から14日までの7日間で投入されているという。

　レポートの全文は，Sensor Towerの公式ブログで確認してほしい。

「Sensor Tower」公式ブログ
アーチャー伝説2が日本のDLランキングで上位をキープ、リリース1週間でインスタとTikTokを合わせて250万ドル以上の広告を展開し好スタート