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  • Snowman
  • Agens
  • 発売日:2025/01/09
  • 価格:Apple Arcade:月額900円(税込)
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マンハッタンやセントラルパーク,ブルックリンをスケボーで駆け抜けよう。「Skate City: New York」(今日から始めろApple Arcade #28)
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印刷2025/03/04 07:00

プレイレポート

マンハッタンやセントラルパーク,ブルックリンをスケボーで駆け抜けよう。「Skate City: New York」(今日から始めろApple Arcade #28)

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 「Apple Arcade」は,Appleが月額900円(税込)/年額6000円(税込)でiPhone / iPad / Mac / Apple TV / Apple Vision向けに提供している,ゲームのサブスクリプションサービスだ。
 この連載では,広告やゲーム内課金なしでプレイできるタイトルが現在200種類以上配信されているこのサービスの中から,4Gamerがチョイスしたタイトルを紹介していく。

 第28回では,当連載第19回で紹介した「Skate City」の続編で,New Yorkを舞台としたApple Arcade独占の新作「Skate City: New York」を紹介しよう。


「Skate City: New York」


リリース日:2025年1月9日
配信元:Snowman
開発元:Agens
対応端末:iPhone / iPad / iPod touch / Mac / Apple TV / Apple Vision
ゲームパッド対応:○
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オススメポイント
1.フリック&タップで出せるトリックに新たなものが追加
2.複数の走行レーンがあるニューヨークの3つのストリート
3.より遊びやすくシステムも進化

「Skate City: New York」ダウンロードページ


 昨年12月に当コーナーで紹介した「Skate City」の続編,「Skate City: New York」が2025年1月9日にApple Arcade独占タイトルとしてリリースされた。開発は前作と同様ノルウェーのAgensが担当している。
 スケボーで街中を走り,フリック&タップでトリックが出せるカジュアルなゲームシステムはそのままに,舞台となるストリートをニューヨークへと移し,新たなトリックなども追加されている。

舞台となるのはNYのストリート。オフィス街や広大な公園,住宅街などNYらしいシチュエーションがそろい,背景には同じボーダーが走っていたりすることも
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 ゲームは横スクロールスタイルのスケートボードアクションで,ストリートを模したステージを滑っていくゲーム内容は前作と変わりない。
 画面右下の「プッシュ」ボタンをタップすると地面を蹴って加速し,画面の左右と上下いずれかの場所をフリックやタップすることでトリックが出せる分かりやすい操作も継承している。

 トリックの内容は「トリックガイド」でいつでも確認ができ,「フリースケート」や「チャレンジ」といったモードで操作を学びながらプレイできる。トリックは多彩だが,特別意識しなくても楽しくプレイできるのが本作のいいところだ。
 ゲームパッドにも対応しているが,筆者としてはフリック&タップの操作が心地良くて気に入っている。

スマホの画面を四分割し,それぞれの場所をフリック / タップ / ホールドなどをすることでトリックが出る。操作自体は簡単だ
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「チャレンジモード」の最初はチュートリアルで,まずはこれをプレイして基礎を身に着けよう
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 前作のリリースから6年経過していることもあり,ゲームプレイに関連する部分にもかなりの進化が見られる。例えばステージを自由に走行する「フリースケート」のモードでは,プレイ中のカメラ視点が変更できるようになり,プレイヤーが出しているトリックが見やすくなった。
 前方の段差や障害物が分かりづらいといった側面もあるが,魅せるエクストリームスポーツが題材でもあり,要素としてはポジティブなものと捉えていいだろう。逆に遠方からの斜め視点もあるので,ストリートの形状は理解しやすくなっている。
 ちなみに,カメラ視点はデフォルトのサイドビューも含め7つあり,画面左上のアイコンをタップすると切り替えられる。そして,変更中に[×]のアイコンをタップすれば即座にデフォルト視点に戻せるようになっている。

プレイヤーが繰り出すトリックがしっかり見られる視点。ただし,背景は若干見づらくなる
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引いた視点もあり,こちらは後述するステージの走行できるレーンを認識しやすい
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 トリックの種類が増えているのも,前作と異なるポイント。単純に数が増えただけではなく,ステージの障害物に依存するものが追加され,ストリートが舞台のタイトルとしての味わいが強まっている。
 レールや縁石を滑るグラインド以外に,壁を滑るウォールライドや傾斜のあるバンクウォールへの乗り上げなどが可能となり,ステージの構造も意識して楽しめるようになったのだ。

オーリーやキックフリップといった跳躍トリックから次のトリックにつなげるのが基本だ。背景のレールや縁石の近くで行えば自動的に乗ってグラインドになる
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跳躍トリックはフリック前にホールドすることで跳躍する高さを調整できるようになった。画面下の円を基準にジャストタイミングで繰り出せばトリックのスコアも上がる
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主に壁にウィールの跡がある場所がウォールライドができるポイント。跳躍すると自動で壁を滑るトリックになる
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奥に向かうなだらかな坂がバンクウォール。画面をホールドしたままにすると自動的に坂を上がっていく
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 現状で用意されているステージは3つ。最初のステージ「マンハッタン」を筆頭に,ゲームプレイで入手できるスケートクレジット(SC)でアンロックする「セントラルパーク」「ブルックリン」があり,すべてNYの地域をモチーフとしている。前作の観光地然としたフィクションも交えたステージより,質実剛健でリアルな印象を受ける。
 ステージ構造はより凝ったものとなっていて,場所によっては複数のレーンが存在している場所があり,レールやバンクウォールに乗ることで別のレーンに移動できる。同じ場所でもレーンチェンジをすることで,違ったステージ構造を味わえるのだ。

マンハッタン,セントラルパーク,ブルックリンの風景。ループしているのでフリースケートなら延々と滑っていくこともできる
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レーンチェンジは操作ではなく,曲がったレールをグラインドしたときや,バンクウォールに乗ったときなどに発生する。前方の障害物の回避にも有効だ
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 ちなみに,フリースケートにはステージの任意の場所から始められる「ピンモード」が用意されているので,どこでレーンチェンジできるのかを確認するのも容易だ。しっかり遊び込みたい人は,ピンモードを駆使してその場所を把握することで,より高度な走行を行うことができるだろう。

前作にもあったピンモード。任意に設定したピンの位置からスタートできる。このときはステージ全景を見ることが可能だ
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 ゲームモードはフリースケートのほか,トリックやテクニックを身に着けながら条件をクリアしていく「チャレンジ」,ミスをしないように走行やトリックを続けてスコアを競う「プロスケート」があり,それぞれ条件を満たすことでSCを得られる。また,条件によってステージ内容が変わるので,飽きずにプレイできることだろう。

「チャレンジ」の中には大勢の観客の前で競技をするシーンも
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「プロスケート」モードはスコアアップを競う。トリックのコンボやマニュアルの長さなどが高得点につながる
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手に入れたSCはプレイヤーの衣装やボードのデッキのカスタマイズにも使える。なお,本稿では女性スタイルを選んでいるが,もちろん男性スタイルも選択可能だ
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 ゲームはやり込めるクオリティで作られているが,個人的には前作同様,フリースケートで気ままにプレイするのが楽しい。ステージ数こそ少なめだが,前述のとおり走れるレーンが増えているので,見た目の広さ以上に走れる場所があると考えていい。
 前作同様にアップデートによるステージ追加も期待できるが,“今日から始めて”しばらくはこの3つのステージで思うままの走りを楽しんでいただきたい。

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「Skate City: New York」ダウンロードページ


Apple Arcade:月額900円(税込) / 年額6000円(税込)
Apple One:月額1200円(税込)
※「iCloudプラス(50GB)」「Apple TV+」「Apple Music」「Apple Arcade」を利用可能

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