ダイスで敵味方のアクションを制御する新作ローグライク「Dicefolk」，Steamで配信中の体験版に日本語を実装

　Good Shepherd Entertainmentは2023年11月29日，ペルーに拠点を置くLEAP Game StudiosとTiny Ghoulが開発する新作タイトル「Dicefolk」の体験版に日本語を実装した。

#Dicefolk の無料デモに私が翻訳を担当した日本語が実装されたようです。LQAで僕も相当やり込んだ面白いゲームですのでぜひ！面白かったらウィッシュリストにも登録して頂ければ幸いです！https://t.co/p4YOLel5PW

— くらむ｜Masaru Funahashi@EtoJ Translator (@clamm0363) November 29, 2023

　Dicefolkは，3体のキメラ（モンスター）を従えてステージを攻略していくローグライクゲームだ。プレイヤーはキメラの“意思”を操るダイスを駆使して，狂気の魔術師「セーラム」との戦いに挑むことになる。


　特徴的なのはバトルシステムで，ターンの開始時には敵味方のダイスが一定数ロールされる。ダイスはキメラが実行するコマンドの役割を果たし，使用するダイスはプレイヤーが自由な順番で選択できる。

　その際には，味方のダイスだけでなく，敵のダイスが効果を発揮するタイミングもプレイヤーが指定できる。ただし，味方のダイスは余らせても問題ないが，敵のダイスの効果はすべて解決しなければターンを終了できないので注意が必要だ。位置入れ替えやバフ・デバフ効果を駆使して，こちらのアクションの効果を最適化し，被害を最小限に抑えられる手順を探し出そう。

効果テキストやチュートリアルもしっかり日本語化されていて，文章にも違和感はない

　なお，Steamストアページの対応言語一覧では日本語にチェックが入っていないが，東京ゲームショウ2023では日本語化されたデモ版が出展されるなど，日本向けの展開に意欲はあるようだ。4GamerではTGS 2023バージョンのプレイレポートを掲載しているので，興味を持った人は参考にしてほしい。