使用しているのは日本で収録した音。「Japanese Drift Master」のサウンドを紹介する最新トレイラー公開

　ポーランドのデベロッパGaming Factoryが開発を進めるPC（Steam，Epic Gamesストア，GOG.com）向けのレースゲーム，「Japanese Drift Master」の最新トレイラーが公開された。

「Japanese Drift Master」公式サイト

　2024年内のリリースが予定されている「Japanese Drift Master」は，“ドリフト発祥の地”と呼ばれる日本を舞台にしたゲームだ。プレイヤーは，ドリフトの本場で名を挙げようとする1人の外国人レーサーとして，スピードとテクニックの世界に挑む。レースに勝って報酬を獲得し，チューンナップショップで愛車をカスタマイズすることも可能で，突っ走るだけでなく，ゆっくり流して，細かく再現された日本の美しい情景の中を満喫することもできるという。


　公開されたトレイラーは，ゲームのサウンドを紹介するものだ。「Japanese Drift Master」のゴールの1つは「没入感」であり，そのためにはリアルなサウンドが欠かせない。そのため，ゲームで使用される環境音は，本作のサウンドディレクターが日本に行って収録したとのこと。トレイラーでは，鳥のさえずりやカエルの鳴き声，遠くから聞こえる太鼓の音などを聞くことができる。


　日本的かどうかはちょっと分かりづらいが，さらに，ラジオの実装も行う予定だ。ロックやパンク，EDMなどの専門局を選べ，好きな音楽を聞きながら車をころがすという，「Grand Theft Auto」のような楽しみかたができるらしい。ここはやはり，「演歌」とか「歌謡曲」なども欲しいところだが，権利関係が難しそうなので，どうなるだろうか。

　3月22日に掲載した記事でお伝えしたように，4Divinityとのパブリッシング契約締結が発表された本作。早めのリリースを期待したい。