イマジニアは2022年12月9日,吉祥寺 ZENON SAKABAにて「
Fit Boxing 北斗の拳 〜お前はもう瘦せている〜」の一般向け体験イベント
「世紀末身体(カラダ)創(づくり)伝説〜序章〜」を開催した。
「Fit Boxing 北斗の拳 〜お前はもう瘦せている〜」は,2022年12月22日に発売予定のエクササイズソフトだ。Nintendo Switch用ソフトとして展開されている「Fit Boxing」シリーズの基本システムはそのままに,「北斗の拳」の世界設定で楽しめる。
今回のイベントは事前の抽選制で,見事に権利を獲得した30人のファンは,「Fit Boxing 北斗の拳」の試遊,オリジナルグッズの当たるイベント,ZENON SAKABA提供のフードやドリンクなどを楽しんだ。本稿ではそのイベントの模様をレポートしよう。
入店すると,ケンシロウとジャギの胸像やキャラクターたちのフィギュアがお出迎え。世紀末気分が高まる!
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店内に設置されているステージも「Fit Boxing 北斗の拳」仕様に
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入店し受付を終えた招待客は,ステージイベントの開始まで,料理や店内ディスプレイを思い思いに堪能していた。
提供されたメニューのいくつかは「北斗の拳」にちなんだもので,徹底したこだわりが感じられる。
ペーパーナフキンも北斗仕様だとは。サウザーの「退かぬ,媚びぬ,省みぬ!!」のセリフが印字してある
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ドリンクメニュー。「北斗の拳」にちなんだ名前のドリンクを堪能できた
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左が「ババアの水プロテインドリンク」,右が「地獄のラオウスムージー」。どちらも,名前のクセの強さに反し,爽やかで料理に合うおいしさだった
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店内数か所に設置された試遊コーナーも盛況だった。それぞれ「ボスバトルコーナー」「ザコバトルコーナー」など,選べるモードが分かれており,自由に遊ぶことができた。前作をやりこんでいるのか,プレイに慣れた参加者が多い印象だった。
イベント中盤,イマジニアの萓沼恒三氏からのコメントも。「北斗の拳の世界観と,Fit Boxingのシステムをうまく融合させることに苦心した」というような開発エピソードが和やかな雰囲気のなか語られた。
続いてステージには,キングオブコント2017,2019ファイナリストの「ゾフィー」がゲストとして登場。
マンガや遊技機などで「北斗の拳」に触れているというおふたりは,力業で「北斗の拳」をネタに絡めたコントを披露し,会場が笑いに包まれた。
イベントには,豪華賞品が当たるガチャガチャを回せるコーナーも設けられていた。入場したときにもらえる引換券でチャレンジできるとのことで,筆者も早速回してみた。
賞品ラインナップ。どれが当たっても嬉しい!
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このタオルで汗を拭きつつプレイすれば,ゲームもさらに楽しそう
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さて,何が出るかな?
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レイのタオルだ,やったー!
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タオルのラインナップを改めて見ると,北斗の拳のキャラクターがスポーツウェア姿なのが新鮮だ。ゲーム内でインストラクターになるキャラには,これまでの「Fit Boxing」シリーズ同様,着せ替えが存在する。北斗の拳キャラを着せ替える……今まで思いつきもしなかった遊びだが,実際に試遊してみたところ,彼らに好きなウェアを着せるという行為はかなりシュールで笑えた。しかし,どんな装いでも,全員完璧な肉体美が輝いている。いつかはこんなカッコイイ体に……と夢見てプレイすれば,運動へのモチベーションも高まりそうだ。
ステージの催しも試遊も盛り上がり,会場は熱気を増す。招待客が30人と少数なこともあって,会場内にも温かな一体感が生まれていた。
最後にはステージで「作中のセリフを実際に招待客が言い,一番イケている人2人にタオルセットを進呈する」という企画が行われた。皆の前で情感たっぷりにセリフを言わなければならないということで,なかなかハードルが高い。なので,ひとりも挑戦者が出てこないのでは……と思われたが,会場の雰囲気が手伝ったからか,北斗の拳&Fit Boxinファンはアツい魂を持つ人が多いからなのか,次々に手が上がり,壇上に挑戦者が途切れることはなかった。
断末魔のセリフから,おなじみのキメゼリフまで,6種類から選んで披露する
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渋い声で会場を魅了した参加者
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二人組での参戦。「わが生涯に一片の悔いなし!!」と「てめえらの血はなに色だーっ!!」を選択。アツい!
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言い慣れた挨拶のように自然に出てくるセリフ。さすが……!
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振り返りポーズで熱演。渋い声に会場からため息が
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やられセリフもプロっぽい。皆さんなぜそんなに上手なのか……北斗の拳への大きな愛を感じる
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優勝者2名にはタオルセットが送られ,セリフのアンコールも。本当にノリがいい!
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テストプレイだけでなく,美味しい料理,北斗の拳三昧の演出,芸人が盛り上げるステージ……食べて,飲んで,笑って,体を動かして,参加者は夢のような時間を過ごせたのではないだろうか。
原作を愛し,大事にしながら作られていること,そして「北斗の拳」の世界に浸りながら楽しんでエクササイズをしてほしい,というゲーム制作陣のひたむきな想いが伝わってくるイベントだった。
最後に,どうしても気になったディスプレイがあったので紹介したい。ジャギのこけしだ。かわいすぎる……
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