未知の星に入植した地球人たちのサバイバルを描く都市建設シム「Synergy」の最新トレイラー公開

　Goblinz PublishingとフランスのLeikir Studioは，2023年内のリリースを予定している都市建設シム「Synergy」の最新トレイラーを公開した。


約1年前に制作が発表された「Synergy」は，未知の星に入植した地球人たちのサバイバルを描く見下ろし型視点のシティビルダーだ。ときに大災害をももたらす過酷な環境に適応しながらさまざまな施設を建設し，増えていく人々のニーズに対応しながら，安定した町を築いていく。より多くの市民の欲求を満たし，ハッピーにするのが目的になるようだ。


　トレイラーのタイトルにもあるように，「Frostpunk」や「Pharaoh」といった作品にインスパイアされたいう本作。シティホールや薬局など，いろいろな施設を建設し，建物と建物の間に作られた道を住民たちが歩く様子は，たしかに，Sierra Studiosの「Pharaoh」や「Caesar」を思い出させる。
　また，周辺の地域に探索隊を送り出して新たな場所を見つけるなどのイベントが発生したり，ときには入植地の未来に関わるような難しい決断を迫られたりなど，「Frostpunk」のエッセンスも感じられる。物理系の「テクノロジー」と，メンタル系の「ドグマ」という，2つのスキルツリーをアンロックしていき，それらを元に文明を発展させ，領土を広げていくというシステムが採用されているという。


　「Metal Slug Tactics」のデベロッパとして知られるLeikir Studioだが，「Synergy」はバンド・デシネ風のアートスタイルも特徴的で，独自の世界観が多くのファンに注目されそうだ。日本語にも対応するという本作が気になる人は，Steamのストアページでウィッシュリストに登録し，開発の進展に注目してほしい。