サイドスクロール型ストラテジー「Kingdom Eighties」，ストーリー設定を紹介する最新トレイラーが公開に

　Raw Furyは，新作サイドスクロール型ストラテジー「Kingdom Eighties」のストーリー設定を紹介する最新トレイラーを公開した。

Steamの「Kingdom Eighties」ストアページ

　「Kingdom Eighties」は，2015年から続く「Kingdom」シリーズの4作目にあたり，オリジナル開発チームnoioからIPを引き継ぐ形で，Raw Furyの内部スタジオであるFury Studiosが実質的な開発を行う作品となる。なお，Fury Studiosにとっては，「Kingdom Eighties」が初めて開発するゲームになるようだ。

　「Kingdom Eighties」は，これまでの中世ファンタジー的なシリーズの雰囲気から大きく離れ，1980年代のアメリカを舞台にした作品となる。郊外にある町「モナーク」で，サマーキャンプに参加する子供たちのまとめ係である「リーダー」と，仲間の「チャンプ」「ティンカー」「ウィズ」が，奇怪なクリーチャー「グリード」と遭遇し，そこから町を守る冒険に発展していくのだ。


　「Kingdom Eighties」の基本的なゲームプレイは，マップを左右に移動しながらリソースを獲得していく探索要素と，襲ってくるクリーチャーを倒していくタワーディフェンスの要素を融合させたシステムが継承されている。

　今回のトレイラーでは，リーダーが「創造の王冠」を手に入れたことで，息をひそめていたグリードたちが，夜な夜な異世界のポータルから出現するようになったことが紹介されている。グリードに汚染された紫色のスライムが，キャンプ地から町の中心部へ，学校，ショッピングモールまで広がり，リーダーたちが移動しながら戦っていく様子が確認できる。


　また，トレイラーは「今回はさらに強敵も登場するかも」と意味深なナレーションで締めくくられており，頭を一振りして壁を壊してしまう巨大ナメクジのようなグリードよりもさらに強力なものが出現するのかもしれない。


　「Kingdom Eighties」の発売予定日は今のところアナウンスされていないが，その動向は今後も注目しておきたい。

「Kingdom Eighties」公式サイト