Activisionは北米時間2022年5月24日,人気FPSシリーズ最新作「Call of Duty: Modern Warfare II」を10月28日にリリースすると発表し,合わせて,アートワークにフォーカスした発表トレイラーと,キャンペーンに登場する特殊部隊「タスクフォース141」の主要メンバーを公開した。対応プラットフォームは明らかにされていない。4月に正式発表(関連記事)された本作のリリース日がまず決まったわけだ。
Infinity Wardが開発している本作は,2019年10月にリリースされたリブート作品「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」(PC / PlayStation 4 / Xbox One)の続編となるタイトル。物語の詳細は明らかにされていないが,チームリーダーのジョン・プライス大尉を始め,“ゴースト”のコールサインを持つ一匹狼のサイモン・ライリー,“ソープ”ことジョン・マクタビッシュ軍曹,そして“ギャズ”ことカイル・ギャリック軍曹ら特殊部隊タスクフォース141を構成するお馴染みのメンバー,そして新たにメキシコ特殊部隊からアレハンドロ・ヴァルガス大佐が登場すると発表されている。中南米の麻薬カルテルと戦うキャンペーンが描かれるのではないか――という以前からのウワサが少し補強された形だ。
ジョン・プライス
サイモン・“ゴースト”・ライリー
ジョン・“ソープ”・マクタビッシュ
カイル・“ギャズ”・ギャリック
アレハンドロ・ヴァルガス
リリースされたトレイラーは,カリフォルニア州・ロングビーチにある9万平方フィートにおよぶ広大な面積を持つ貿易港を舞台に,宇宙から見えるほどの巨大なアートのパズルを組み合わせる様子を,ドローンで撮影したものだとされている。ヴァルガス(4人目)を含む5人のキャラクターのアートワークを紹介するものである。映像の途中(0:45あたり)に登場するコンテナに「J・8・22」と書かれているので,Summer Game Fest 2022(北米時間6月9日開始。関連記事)の開幕前日にあたる6月8日にも,なんらかの発表があるかもしれない。
Infinity Wardが以前から2022年度作品のために新型ゲームエンジンを開発してきたことは知られており(関連記事1,2),Call of Duty: Modern Warfare IIがその描画能力や新機能を最大限に生かしたゲームになることは予想できる。公式サイトのトップページ(※外部リンク)からニュースレターに登録できるようになっているので,本作に注目している人ははサインアップしておくといいだろう。