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[GDC 2022]コスタリカ生まれの新作「Planet Cube: Edge」を紹介。初代GB風のグラフィックスが目を惹くプラットフォームアクション
これまでモバイルゲームの開発を手がけてきたSunna Entertainmentにとって,初のPCおよびコンシューマゲーム機向けのタイトルとなる「Planet Cube: Edge」だが,初披露されたのはGDC 2018だというから,すでに4年は開発が続いていることになる。
主人公は,キューブ状のロボット達が平和に暮らす星の海底研究施設で働いていたエンジニアの“エッジ”だ。そこに突然,謎の軍団が襲来してきたことで,エッジは開発中だったプロトン・ブラスターのプロトタイプを手に,単身で戦いを挑んでいく。
ゲームプレイは非常にスピーディで,無数の敵が徘徊する足場を飛び越えながら戦ったり,迫り来る歯車状のカッターをプロトン・ブラスターで足止めしたりと,頭と腕を駆使したプレイを求められる。いわゆる“ラン&ガン”(走って撃つ)タイプのアクションを満喫できるタイトルと言えるだろう。キルされてもステージのほぼ同じ位置から再スタートできるなど,ストレスを感じさせないな配慮も相まって,爽快なプレイフィールとなっていた。
一方グラフィックスの面では,初代ゲームボーイの液晶パネルを彷彿とさせるような緑がかったモノクロ風のピクセルアートが目を惹く。とはいえ解像度は高いので,非常に鮮明かつ滑らかに動くのも印象的だ。
メカなどのデザインは「メタルスラッグ」などに大きなインスパイアを受けているとChiang氏は話すが,どこかキュートな雰囲気もあって,カットシーンもふんだんに用意されている。今後はステージでの得点やクリアスピードを競うリーダーズボードも用意する予定とのことだった。
展示デモはPC版だったが,公式サイトにはNintendo SwitchとPlayStation,Xboxのロゴも掲載されているので,そちらでのリリースも楽しみな本作。リリースは2022年内予定とのことだが,対応言語はいまのところ英語のみ。だがChiang氏は「東京ゲームショウで展示してみたい」と抱負を語っていたので,日本で気軽に遊べる日が来るのもそう遠くないかもしれない。
Steamのストアページから無料のデモ版をダウンロードできるので,気になる人は一度試してみてはいかがだろうか。
「Planet Cube: Edge」公式サイト
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