ドライブシム「Urban Venture」の制作が発表に。バルセロナを舞台に車を使った運送事業を体験できる

　ポーランドのSimtractは，新作ドライブシミュレーション「Urban Venture」の制作をアナウンスするとともに，その最新トレイラーを公開した。なお，2022年第4四半期から2023年第1四半期に，PC向けアーリーアクセス版のリリースを予定しているとのこと。

Steamの「Urban Venture」配信ページ

　Urban Ventureは，スペインの観光都市バルセロナを舞台とした経済シミュレーション要素の強い作品になるようだ。プレイヤーは，荷物の配達や白タク業務，さらにはパーソナル・ツアーガイドなどの車を使った運送事業を展開していくことになるという。


　20平方キロにおよぶバルセロナの街並みが再現されており，交通情報や天候などはリアルタイムのデータを組み合わせた，「Microsoft Flight Simulator」のようなゲームシステムになるとのこと。芸術の都であるバルセロナの建物や造形物など200種類にもおよぶランドマークも表現されており，ゲームのミッションに挑戦せずに自由に街中を走り回ることもできるようだ。


　今回公開された映像からは，タクシー会社のボスに難題を押し付けられたり，乱暴な運転手に追突されたりといったさまざまな問題が発生することが分かる。都市部ということもあり，ラッシュアワーの渋滞も表現されており，赤信号を無視したり，速度違反をしたりすると，交通違反で切符を切られてしまうこともある。タクシーに乗車した客には車内の綺麗さなども評価されるといった，シビアな客商売をみっちりと体験できるかもしれない。


　「Urban Venrure」のSteamストアページが公開されているが，現時点では英語のみで日本語を含めた多言語についての情報はない。興味のある人は，ウィッシュリストに追加して続報をチェックしておくといいだろう。

「Urban Venture」公式サイト