死者の魂を運ぶカラスを主人公とした「Death's Door」の発売日が7月20日に決定。Steamでは予約の受付がスタート

　パブリッシャのDevolver Digitalは，Acid Nerveが開発する新作アクションRPG「Death's Door」を北米時間2021年7月20日にリリースすると発表し，トレイラーを公開した。これは，同社が配信した情報番組「Devolver MaxPass＋ Showcase」で明らかになったもので，対応機種はPCのほか，Xbox Series X，Xbox Oneとのこと。
　コンシューマ機版の日本での展開は発表されていないが，Steamのストアページでは予約の受付が始まっており，価格は2050円（税込）。現在，7月21日までの期間限定で15％オフのセールが行われている。

「Death's Door」公式サイト

「Devolver MaxPass＋ Showcase」公式サイト

　6月11日に掲載した記事でお伝えしたように，「Death's Door」の主人公は死者の魂を運ぶのを仕事にするカラスだ。バスで出勤し，出社してタイムレコーダーを押すという生活だが，ある日，主人公が担当していた魂が何者かに盗まれるという事件が発生する。盗難犯を追うには，死者の世界に足を踏み入れる必要があるが，そこには想像を超えた力を持つモンスター達が待ち構えているのだ。


　プレイヤーは，主人公のカラスとなって，弓矢や魔法を使ってモンスター達に立ち向かっていかなければならない。カラスのステータスを強化し，得られたアビリティを活用するといったRPG要素や，ダークだがユーモラスな物語，単調な現実世界に比べてカラフルな死の世界のビジュアルなど，個性的で魅力ある作品に仕上がっているようだ。


　開発したAcid Nerveは，イギリスのマンチェスターに本拠を置く，わずか2人という小さなデベロッパで，これが彼らの最初の作品となる。Steamのストアページによれば，インタフェースと字幕が日本語に対応しているとのこと。なお，今回の配信を記念して，SteamではDevolver Digitalがパブリッシングしたタイトルのセールも実施されている。

Steam：Devolver Digitalセール