プレイレポート
[TGS 2021]SRPG「Relayer(リレイヤー)」試遊レポート。魅力的なキャラクターたちが織りなす物語と人型兵器“ステラギア”による熱い戦いが楽しめる
本作は,角川ゲームスの「GOD WARS」開発チームが手がける新作ロボットシミュレーションRPGで,同社の代表取締役社長である安田善巳氏がプロデューサーとディレクターを務めている。
“星歴”2051年の銀河を舞台に,宇宙消滅を目論む謎の地球外生命体「リレイヤー」と,その侵攻に呼応するかのように覚醒した,星の意志を継ぐ「スターチャイルド」の戦いが描かれる。角川ゲームスの説明によると,“星とギリシア神を擬人化した人類と古代銀河人が織りなす壮大なスペースアドベンチャー”になるそうだ。
主人公は,地球の意志を宿したスターチャイルドのテラ(CV:明坂聡美)。プレイヤーは,彼女や仲間の搭乗する人型兵器“ステラギア”による戦いを勝利に導きながら,物語を進めていく。
本稿では,そんな「Relayer(リレイヤー)」のプレイレポートをお届けしよう。
会場でプレイできたのは,東京ゲームショウ2021のために用意された特別ステージだ。操作方法は,チュートリアルで説明してくれるのだが,基本操作は一般的なシミュレーションRPGと変わらないもので,迷うことなくプレイができた。
また,ユニットのステラギアは,アサルト,スナイプ,タンク,スカウトという4タイプが存在するものの,タイプ名から,近接攻撃や遠隔攻撃が得意,盾役などの特徴が想像しやすい。製品版では,ゲームの難度も選べるようなので,サクサクと進めて物語を楽しみたいといった人でも,とっつきやすい印象だ。
ユニットを操作し,戦闘を仕掛けると,ロボットアニメばりの“ド派手な戦闘アニメーション”が挿入される。通常攻撃と必殺技で動きが異なるのはもちろんだが,自ユニットと敵ユニットのタイプの組み合わせによっては,特別な演出が発生。ここに,開発チームの大きなこだわりを感じた。
必殺技のビッグバンを使用するとカットインが挿入される |
月を真っ二つにするド派手な演出。これぞ必殺技! |
各キャラクターは,戦闘で入手できるポイントを消費することで,さまざまな能力を習得できる。こうした強化は,キャラクターのジョブに対応した「スターキューブ」と呼ばれる盤上の「アビリティ」を開放する形で行う。
すべてのアビリティを開放し終えると,上位のジョブが選択できるようになるので,育成に対するやりこみ要素がしっかりと用意されている印象だ。
スキルは,全キャラクター共通のものだけでなく,特定のキャラクター固有のものもある |
キャラクターたちが拠点としている宇宙船では,本作に登場するさまざまなキャラクターとの交流を楽しむことができる。ステラギアのパイロット以外にも,魅力的なキャラクターが数多く登場。声優陣も,明坂聡美さんや伊藤美来さんなど豪華な顔ぶれとなっているので,ゲームの世界観にどっぷりと浸かることができるだろう。
また艦内では,「ショップ」でアイテムや装備を購入することも可能。装備品を購入する際には,その時点での一番強い装備を自動で選んでくれる“最強装備”というシステムも用意されている。
また,今回のバージョンではまだ実装されていなかったが,ストーリーの振り返りやデータの閲覧ができる「宇宙科学資料室」なるものも用意されるそうだ。
ショップを担当するキャラクター。かわいい |
さまざまなキャラクターたちとの交流を楽しめる |
艦内にはさまざまな施設がある。ビックリマークの付いた施設ではキャラクターとの交流が可能だ |
今回の試遊版は,戦闘がメインとなっていたのだが,そのシステムは,シンプルにまとめられており,先に述べたように,シミュレーションRPGをあまり遊んだことのない人でも,すんなりとプレイできそうだ。
また,ステージが進めば,攻略難度の高い場面も出てくるはず。ユニットの役割やキャラクターの育成,ステラギアのカスタマイズなどを駆使した戦略を楽しめるだろう。
「GOD WARS」シリーズのプレイヤーにはおなじみ,安田氏による重厚な物語も気になるところ。主人公が所属するアステリズムのメンバーをはじめ,味方でありながら対立している地球連合政府軍や,敵である「リレイヤー」が物語のどう絡んでくるのか。大いに期待したい。
「Relayer(リレイヤー)」公式サイト
- 関連タイトル:
Relayer(リレイヤー)
- 関連タイトル:
Relayer(リレイヤー)
- この記事のURL:
キーワード
- Relayer(リレイヤー) - PS5(【早期購入特典】テラのレアアイテムセット 封入)
- ビデオゲーム
- 発売日:2022/03/24
- 価格:¥1,980円(Amazon) / 2060円(Yahoo)