「DOOM 3: VR Edition」のローンチトレイラーが公開。火星を舞台にデーモンとの戦いを描いたシューティングがPS VR専用で登場

　Bethesda Softworksは，伝統のFPSシリーズのVR作品「DOOM 3: VR Edition」（PS4 / PS5）のリリースを海外で開始し，ローンチトレイラーを公開した。PlayStation 5でも後方互換に対応し，PS VRがあればプレイできるという。


　2017年にリリースされた「DOOM VFR」に続くVR対応版となる「DOOM 3: VR Edition」。そのタイトルどおり，本作は2004年にリリースされた「DOOM 3」をベースにしたVRシューティングだ。火星で時空移動の研究を行っていた軍事産業の実験の失敗により，地獄の門が開き，デーモンが出現。その施設に，主人公のスペースマリーンが単身で突撃していくという設定で，それまでのようなスピーディなアクションよりも，サバイバルホラー的な雰囲気を強調した作風が異彩を放つ。


　「DOOM 3: VR Edition」は，カナダのバンクーバーを拠点にするArchiactが手掛けており，ほとんどの武器に，レーザーガイドによって照準箇所が判別しやすい“Aimコントローラ”を実装しているのが大きな特徴となっている。
　また，フラッシュライトが使えるようになっていることに加え，弾数はそれぞれの武器の後方にあるゲージに，ヘルス値はサポートアームに装着したアームバンドに表示することで，旧来のインタフェースにあった“視線が逸れてしまう問題”を解決している。

　現時点では，この「DOOM 3: VR Edition」の日本語化は行われておらず，国内のPlayStationストアでも販売は行われていない。今後の展開に期待しつつ，その続報に注目しておきたいところだ。

海外PlayStationストア「DOOM 3: VR Edition」販売ページ