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FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE公式サイトへ
  • スクウェア・エニックス
  • 発売日:2021/06/10
  • 価格:パッケージ/ダウンロード版:5478円(税込)
    デジタルデラックスエディション:7102円(税込)
    ※2023年9月15日に価格改定
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「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」追加エピソード体験レポート。手裏剣を使うシノビ,ユフィの活躍が本編の裏で展開
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印刷2021/05/26 22:00

プレイレポート

「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」追加エピソード体験レポート。手裏剣を使うシノビ,ユフィの活躍が本編の裏で展開

「FF7R EPISODE INTERmission」のキービジュアル。左はユフィ,右は本エピソードで相棒となる新キャラクター・ソノンだ
画像集#001のサムネイル/「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」追加エピソード体験レポート。手裏剣を使うシノビ,ユフィの活躍が本編の裏で展開
 「FINAL FANTASY VII REMAKE」(以下,FFVIIR)のPlayStation 5版「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」が,2021年6月10日に世界同時発売となる。
 PS5版は,4K解像度や60fpsを重視するパフォーマンスモードなど,グラフィックス面が強化され,PS4版FFVIIRを所有しているプレイヤーであれば,100円(税込)でアップグレードが可能だ。

 さらに,PS5版のDLCとして,新エピソード「FF7R EPISODE INTERmission」も有料配信される。こちらは,FFVIIR本編に登場していなかったユフィ・キサラギを主人公に据えた独立した内容となっており,アップグレードしたユーザーしか購入ができないので注意しよう。
 今回,この新エピソードのプレイシーンを紹介するムービーが公開され,同じ部分のメディア向け体験会が実施された。ユフィのプレイフィールをお届けしていこう。

※本記事にはネタバレを含む可能性があります。


 FF7R EPISODE INTERmissionでは,本編でクラウド達が行動している裏で展開された物語が描かれる。時系列としては,本編のチャプター7終了後のあたりだ。伍番魔晄炉爆破後を背景に,ミッドガルにやってきたユフィが何をしていたのかという内容である。

フード姿で登場するユフィ。前半はこの姿で活動する
画像集#002のサムネイル/「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」追加エピソード体験レポート。手裏剣を使うシノビ,ユフィの活躍が本編の裏で展開

 プレイしてまず驚くのは,PS5対応となったことによる映像表現の美しさだ。元々のFFVIIRの映像もかなり美しかったが,これを60fpsで体験できるのはかなり気持ちがいい。映像は4K出力に対応した「グラフィックモード」と60fpsで動く「パフォーマンスモード」を好みで切り替えられるようになっているが,個人的には後者のほうが断然好みである。

60fpsで展開されるアクションは実に快適で美しかった。なお,PS5版はコマンドのボタンが[×]となるため,PS4から移行するユーザーは操作に慣れが必要になると思う
画像集#003のサムネイル/「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」追加エピソード体験レポート。手裏剣を使うシノビ,ユフィの活躍が本編の裏で展開

 本エピソードの主人公となるユフィは,ウータイの密命を帯びた(と自分では説明している)「シノビ」であり,何らかの任務のもとにミッドガルへと潜入,アバランチと合流し,任務を遂行していくこととなる。モーグリのフードが印象的な彼女だが,その下にはオリジナルのFFVIIでも馴染み深い,ショートカットのあの姿が隠されている。
 ストーリー的に興味深いのは,ユフィが協力するアバランチは「本家」だということ。本編のバレットやティファ達は「分派」であり,本エピソードは本家の活動を描く内容でもあるわけだ。

本家アバランチのメンバーの1人,ナヨ。七番街スラムでユフィと合流する
画像集#004のサムネイル/「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」追加エピソード体験レポート。手裏剣を使うシノビ,ユフィの活躍が本編の裏で展開

 今回プレイできたのはユフィのエピソード冒頭から,ボスの「ギガンピード」が登場するところまでとなる。動画は戦闘がメインだが,アバランチと合流してからは七番街スラムを自由に探索できるシーンもある。

ユフィといえばこの姿というファンも多いはず。忍術を絡めたアクションは華麗だ
画像集#005のサムネイル/「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」追加エピソード体験レポート。手裏剣を使うシノビ,ユフィの活躍が本編の裏で展開

 劇中では「ウの衆」と呼ばれるウータイのシノビであるユフィは,その手に巨大な手裏剣を持っていて,これを使ったアクションを行える。バトルで使うのはもちろん,移動中に遠方にある神羅ボックスを壊したり,特定のスイッチを切り替えたりすることが可能だ。

手裏剣が届く神羅ボックスにはボタン表示が出て,投げて壊すと中にあるアイテムを入手できる
画像集#006のサムネイル/「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」追加エピソード体験レポート。手裏剣を使うシノビ,ユフィの活躍が本編の裏で展開

 バトルでもこの手裏剣が武器となるわけだが,実際に触ってみるとこれが遠近両方の攻撃手段を持つ武器だということが分かった。[□]での「たたかう」コマンドでは,これを振り回して近距離攻撃を行うが,[△]で投擲が可能で,投げた手裏剣はロックした敵のところにしばらくとどまってダメージを与え続ける。さらに手裏剣を手放しているときの[□]での攻撃は,遠距離の「忍術」に変化するという特殊な性質を持っている。

 バレットの銃やエアリスの魔法などとはまた違う,テクニカルな遠距離攻撃が操作していて楽しいが,さらなる特徴として,この忍術はアビリティの「忍術変化」によって属性を変化させられる。忍術は通常は無属性だが,忍術変化を使えば任意の属性に切り替えられるため,敵の弱点に1人で的確に対応できるのだ。

 また,道中で同じウータイの「ソノン・クサカベ」が仲間に加わる。棒術で戦う彼は,パーティメンバーではあるもののNPC扱いで,プレイヤーはコマンドによる指示のみが行える。また彼がパーティに参加しているときは[L2]で「連携」が可能で,「連携モード」中はユフィの行動に対して動きを合わせてくれる。連携時は同時に同じ敵を攻撃し,バーストさせやすくなる。さらに,両者のATBゲージが溜まっている状態で一部のアビリティを使うと「連携技」が使用可能になるメリットもある。連携中はソノンのATBゲージが溜まりにくくなるが,強敵を集中して倒すときに役立ちそうだ。

 もう1つ今回の試遊で体験できたのが,ミニゲームの「コンドルフォート」だ。これは戦闘で使う「ユニット」と,装備可能なマテリアやATBゲージの増加量を決める「ボード」で「デッキ」を編成してプレイする,RTSスタイルのボードゲームである。

ゲーム開始前の画面。ATBゲージと使用できる魔法のマテリアがセットされたボードと選択したユニットが表示される
画像集#007のサムネイル/「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」追加エピソード体験レポート。手裏剣を使うシノビ,ユフィの活躍が本編の裏で展開

 自軍と敵軍はそれぞれ3つずつ拠点を持っている。デッキで編成したユニットを,画面上部のATBゲージをコスト分消費して配置すると,それが自動で敵拠点を攻撃しに行き,ユニット同士が接触すると戦闘になる。ユニットには「アタッカー」「ディフェンダー」「シューター」のロールと三すくみの相性が設定されていて,相性のいいユニットをぶつけていくことが基本となる。プレイヤーはユニットの出撃や指示の他に,持っているマテリアの「魔法」によってサポートをすることが可能だ。
 分かりやすいルールながら,見た目の演出はなかなか凝っていて,つい遊びこんでしまいそうになる。登場するユニットがゲーム本編に登場する神羅のキャラクターというのも面白い。七番街スラムではこのプレイヤーが何人か存在していて,彼らとの勝負を寄り道要素として楽しむのもいいだろう。

コンドルフォートのプレイ画面。斜めに入ったラインは自軍のユニットが一番進んでいる前線で,プレイヤーが指示を送るカーソルはこの手前の自陣内で動かせるようになっている
画像集#008のサムネイル/「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」追加エピソード体験レポート。手裏剣を使うシノビ,ユフィの活躍が本編の裏で展開

 本エピソードは,手裏剣を使ったユフィの操作感覚が面白く,その持ち味を生かしてギミックをクリアしていく道中のシーンも作り込まれている印象だ。あまりに無邪気なユフィの性格や言動は好みが分かれそうだが,常識人のソノンとはいいコンビ関係が描かれていて,先が気になる。気が早いかもしれないが,ユフィが本編とどう絡んでいくことになるのかも楽しみだ。

手裏剣を活用して,ギミックを動作させて先に進むシーンが多く用意されている
画像集#009のサムネイル/「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」追加エピソード体験レポート。手裏剣を使うシノビ,ユフィの活躍が本編の裏で展開
スラムで体験できる「かめ道楽」のチラシ探し。寄り道要素はいくつか用意されているようだ
画像集#010のサムネイル/「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」追加エピソード体験レポート。手裏剣を使うシノビ,ユフィの活躍が本編の裏で展開

「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」公式サイト


※画面は開発中のものです。
  • 関連タイトル:

    FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE

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