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マヒルの引力に抗えない……！ 「恋と深空」1周年アプデで待望のお兄ちゃんが実装!!
Infold Gamesの乙女ゲーム「恋と深空」（iOS / Android）は，2025年1月18日にサービス開始1周年を迎えました。1月22日には1周年の大型アップデートとしてVer3.0「万象の邂逅」が配信され，メインストーリーの新章とともに，新たな攻略キャラクター“マヒル”（CV：野島健児）が追加されています。 |
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Infold Gamesの乙女ゲーム「恋と深空」が，本日2025年1月18日に1周年を迎えました。それを記念して，4Gamer「恋と深空」調査隊はゲーム内外の歩みを振り返る報告書をご提出いたします。これからの1年を彩る施策や，新たな攻略キャラ「マヒル」の情報もお届けするのでぜひチェックを。
マヒルはこれまでにもストーリーに登場しており，攻略対象となることを深空ハンター（プレイヤー）さんたちから切望されていたキャラクターでした。4Gamer「恋と深空」調査隊は，そんなマヒルの魅力を掘り下げていきます。なお，記事にはネタバレが含まれます。本作のメインストーリー第4章と新章「飛ぶ鳥の帰る日」までプレイ済みでない場合は，ご注意ください。
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「恋と深空」とは？
「恋と深空」は，「恋とプロデューサー〜EVOL×LOVE〜」や「ニキ」シリーズなどを世に送り出したInfold Gamesが手掛けている乙女ゲームです。
ハイクオリティな3Dグラフィックスと一人称視点が深い没入感を生んでいるほか，彼らと肩を並べて戦える本格バトルアクションを取り入れているなど，乙女ゲームの新たな可能性を切り拓いています。
本作の舞台は，近未来の世界です。ワンダラーと呼ばれる怪物を討伐する“深空ハンター”となった主人公（プレイヤー）は，ある事件をきっかけに5人の男性と出会い，絆を深めていくことになります。
その5人とは，主人公の同僚であるスゴ腕深空ハンター「セイヤ」，主人公の主治医であるエリート外科医の「レイ」，ボディガードを依頼してきた著名な芸術家の「ホムラ」，無法地帯を牛耳る組織“暗点”のボス「シン」，主人公の血のつながらない兄「マヒル」です。
「恋と深空」公式サイト
「恋と深空」ダウンロードページ
「恋と深空」ダウンロードページ
再会した兄，マヒルの知られざる顔
マヒル
| PROFILE | |||
| 年齢 | 25歳 | 誕生日 | 6月13日 |
| 身長 | 188cm | 職業 | DAA戦闘機パイロット／遠空艦隊執艦官 |
| EVOL（特殊能力） | 引力制御 | 声優 | 野島健児 |
マヒルと主人公は幼いころに，「おばあちゃん」こと，スエという女性に引き取られて，兄妹として育ちました。3人とも血のつながりはないけれど，お互いを大切に思いあう，温かな家族だったようです。
やがて彼らは成長し，マヒルは深空宇宙機関のパイロットに，主人公は深空ハンターに就職します。
メインストーリー第4章では，マヒルが帰省した際に家が爆発し，彼とおばあちゃんが巻き込まれてしまいます。何者かの仕業とにらんだ主人公は，独自に調査を開始することに。
メインストーリーの新章「飛ぶ鳥の帰る日」では，主人公は“遠空艦隊”という組織に潜入しますが，そこで新任の“執艦官”に見つかってしまいます。その執艦官こそ，爆破事件で死亡したと思われていたマヒルでした。
執艦官として主人公を尋問するマヒルは，まるで別人のよう。ですが，尋問が済むと態度を一変させ，「お前の兄ちゃんだ」と優しく笑いかけてくれるのでした。
そうしてマヒルとの再会を果たした主人公は，しばらく彼の家に滞在することになります。しかし，マヒルは任務で夜な夜な出かけたり，主人公も一連の事件の調査のため，こっそりと行動を起こしたりと，お互いに秘密を抱えるような状態に。ついには，マヒルが主人公を守るため，軟禁するという強行手段を取りますが……？
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【バトルでは】大型の二丁拳銃で掃討
マヒルは両手の拳銃から絶え間なく弾丸を発射したり，ときには拳銃自体をブーメランのように放ったりと，怒涛の攻撃で敵を仕留めていきます。ジャンプも交えたアクロバティックな動きは，同じく拳銃を装備した主人公のアクションとも似ていて，マヒルが主人公に射撃を教えたというのも納得ですね。★5思念に紐づくバトルパートナー“遠空執艦官”バージョンの，誓約スキルも見応えがあります。
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【日常では】過保護なお兄ちゃん
マヒルはいつも，息を吐くように主人公のお世話をしてくれます。送り迎えに，上げ膳据え膳は当たり前，髪のタオルドライからのドライヤーと，彼女の生活の全方位に気が回るのも幼いころから培われた“兄力”の高さゆえなのでしょうか。また，主人公のピンチにも颯爽と駆けつけてくれますが，かなり早いタイミングで現れるということは……。ちなみに，ストーリー内では「過保護すぎ」「シスコン」と言われている場面もありました。
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【デートでは】懐かしい思い出を温めて
マヒルの★4以上の思念を獲得すると見られるエピソードには，過去の出来事を描いたものも含まれています。そこではまだマヒルと主人公が一緒に暮らしていたころの，気の置けないやり取りが描かれているなど，マヒルが当時から主人公を溺愛していたことがよく分かる描写も見られます。また，メインストーリーの時間軸のエピソードでも，昔の話がポロリと出たことで軽口を叩き合ったり，温かな気持ちを共有したりする場面があります。
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【マヒルの謎】恐るべきチューリングチップ
遠空艦隊の士官の大半は，チューリングチップという制御装置を体内に埋め込んでいるようです。それにより能力が向上したり，思考もコントロールできたりするのだとか。艦隊へのチップ導入を推進しているようですが，チップは人格にまで影響を及ぼすこともある模様。マヒル自身にもチップが埋め込まれているのでしょうか……？
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マヒルをもっと知るためのキーワード
遠空艦隊執艦官という立場上，言えないことも多いためか，どこか秘密主義に見えるマヒル。思い返してみれば，我々深空ハンターはメインストーリー第4章のほんのわずかなシーンでしか彼を見ていないため，新章になって初めて知る部分もたくさんありました。ここからはマヒルの注目したいポイントを挙げていきましょう。
【妹から贈られたネックレス】
マヒルが航空アカデミーに入学する際に，主人公がプレゼントしたネックレス。リンゴのチャームと「When U Come Back」と刻印されたプレートが下がっています。マヒルは任務で外すべき時はポケットに入れ，それ以外は常に身に着けていたようです。爆破事件で飛ばされてしまったものの主人公に回収され，再会後にまたマヒルの胸元に戻ってきます。
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【リンゴ】
ネックレスにもあるように，リンゴがマヒルのモチーフとして登場しています。思念（カード）に付随するストーリーなどでも，マヒルの心情を表すものとしてリンゴが使われていたりも。これは憶測ですが，リンゴは禁断の果実（諸説あり）として知られていますが，血縁関係はないものの兄と妹という禁断の恋を象徴しているような気がしてなりません。
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【引力を司るEVOL（特殊能力）】
マヒルのEVOLは引力を制御できるというもので，攻守に優れた最強ともいえる能力です。向かってくる弾丸を止めたり，相手を地面に這いつくばらせたり……。新任の執艦官として辣腕を振るえるのも，このEVOLが物を言ってきた背景があるのかもしれません。その一方で，紙飛行機をふんわりとコントロールしてみせるなど，精度も高いと見られます。マヒルは幼いころからそのポテンシャルを認められていたようで，「ブラックホール」に匹敵するとも評価されていました。
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【黒鉄の冷たき右腕】
再会したマヒルの右腕は，機械化されていました。あの爆破事件の後，生きながらえたマヒルは，その体に“改造”が施されたことにより，温覚，冷覚などの感覚が失われた腕を持つことになったといいます。ふだんのマヒルの右腕は健常な皮膚にしか見えませんが，それがダメージを受けたりすると，無骨な機械の状態で修復をする必要が出てくるようです。
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底知れぬマヒルの魅力があなたを引き寄せる
マヒルは「優しいお兄ちゃん」と，「遠空艦隊執艦官」という2面性が際立って見えますが，彼のストーリーを読み進めると，その2つに留まらない，さまざまな魅力があることが分かります。
【遠空艦隊執艦官の凄み】
マヒルが新たな遠空艦隊執艦官に就任したことで，前任の執艦官から何度も嫌味を言われますが，そのたびに舌戦に勝利しています。その時に彼が見せる冷酷な表情は，恐ろしくもどこかゾクッとするようなカリスマ性を感じさせます。 |
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【着やせする？ 鍛え上げられた肉体】
マヒルが私服になると，上半身の厚みや，腕のたくましさに目が行きます。遠空艦隊執艦官の制服を着こなせているのも，この筋肉があってこそ。学生時代にバスケットボールをしていたことや，航空アカデミーでの訓練経験が彼の肉体を作ったのかもしれませんね。先述のように，マヒルは優れたEVOLの持ち主ですが，フィジカルだけでも相手を圧倒できそうです。
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【家族だけど，家族じゃない】
優しい兄として振る舞いながらも，マヒルは彼女のことを1人の女性として見ていたことが彼の言動の端々に表れています。血のつながりのない兄妹という微妙な関係から脱却したい，けれど主人公に嫌われることを恐れていたり，なかなか報われない想いに苛立ったりと，マヒルの揺れ動く様は見る者の心を締め付けます。 |
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【閉じ込めてでも守りたい】
マヒルは主人公のことをいつも最優先に考えています。主人公が危険な目に遭うことや，悲しい思いをさせたくないという強い願いが，彼の根底に流れ続けているようです。しかし，その気持ちが強いあまりに，彼女の心情を顧みず（というより，見ないフリをして？）に自分の監視下に置こうとしたり……。 |
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【マヒルの強みと弱点】
マヒルの心の拠り所は，ほかでもない主人公です。彼がどんなことでもやってのけられるのは，主人公を帰るべき場所，アンカーポイントと定めているからなのかもしれません。その一方で，主人公に弱っているところを見られるのを怖がったりする一面も覗かせます。 |
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マヒルの秘話は航空アカデミー時代のお話
マヒルの秘話「道なき地」では，メインストーリーから遡り，彼がパイロットを養成する航空アカデミーに在籍していたころのエピソードが収録されています。ここでは，同級生のカズマから見たマヒルであったり，マヒルを俯瞰した描写で綴られています。
アカデミーでのマヒルは成績トップかつ，みんなの人気者という，いわば陽の者だったようです。当然のようにエースパイロットとして将来を嘱望されていたわけですが，ある任務での飛行で，生死をさまようことになります。
その最中に，マヒルは“自分が飛ぶ意味”に向き合うことになるのですが，彼が見出した答えには，やはり主人公の存在が大きく影響していたようです。
今回の秘話には，マヒルのEVOLのことや，主人公との思い出なども断片的に挟まれており，彼を知るには欠かせない内容となっていました。また，彼がアカデミーでいかに妹自慢をしてきたかや，そして微笑ましい卒業式の様子も必見です。
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忘れたくない，夢の中の夢のようなマヒルの伝説デート
マヒルの伝説デート「明晰夢」は，メインストーリー「飛ぶ鳥の帰る日」の約2か月後が舞台となっています。
遠空艦隊に出向することになった主人公は，マヒルの下で働きながら，チューリングチップの秘密を探っていきます。一方のマヒルは，主人公のことなどお見通しのようで，機密事項へのアクセスを強く咎めない代わりに，真綿で締めるように優しく諭します。
さらに，執艦官としての非情な対処が垣間見えたことも影響してか，主人公にはマヒルが別人のように思えてきて……。いつしか，主人公は彼との隔たりを感じ，自暴自棄になってしまいます。
その矢先，マヒルが激しく消耗してしまう非常事態に直面します。なんとか復活はできたものの，彼は大きな代償を払うことになってしまいます。主人公はそんな彼を遊園地に誘い，夢のような時間を過ごすことにしますが……？
愛する人を守りたいという気持ちが，少し歪な形で表現されている物語で，読んでいて苦しくなったのですが，そのぶん終盤の甘く美しい場面が際立っていたように思います。マヒルも主人公も，相手を閉じ込めてでも守ろうとするところは似た者同士だなあ，とも。
また，最初はマップ上のエピソード選択画面が「なんでこんなにファンシーなんだろう？」と思っていたのですが，最後には題名の「明晰夢」と合わせてものすごく合点がいきました。
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マヒルに関する調査・まとめ
ついに，マヒルが来ましたね！ 帰ってきた彼は，思っていた以上に複雑な事情を抱えていて，驚かれた深空ハンターさんも多いのではないでしょうか。マヒルは攻略キャラクターとしては5人目になるわけですが，ほかのカレとはまた違った愛の形を見せつけてくれました。
優しく束縛してくるマヒルの笑顔は正直，かなり怖かったのですが，そこが次第にクセになってくるというか……。彼に対する不信感が募っていても，それほど重い愛ゆえの行動だと思うと，マヒルの健気さが身に染みるようで，こちらの情緒も大いに乱されました。
また，属性や設定などと言ってしまうと風情もないですが，マヒルはそういった要素がてんこ盛りだとも思えます。血のつながらない兄，軍服，陽のスポーツマン，オカンにしてスパダリ，メリバ（メリーバッドエンド）に突き進みそうな独占欲……，ざっと考えても彼の一面を形容する言葉がたくさん挙げられます。どこか必ずフックするところがあるキャラクターとも言えますね。
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ちなみに，今回のアップデートで交流モードに，「覚えてて」というメニューが追加されています。こちらはリマインダー機能で，お仕事や寝る時間などを知らせる日常のリマインドのほか，記念日の登録，そして生理期間の記録も可能になっています。
女性向けゲームとしての新たな試みに感心するとともに，「マヒルはこういった日常のタスク管理も得意そうだし，生理周期を覚えていてくれそうだな」と，そのマッチぶりにうなずいてしまいました（もちろん，ほかのカレもリマインドをしてくれます）。
今後も「恋と深空」のストーリーやカレとの交流を楽しみつつ，こういった機能を利用して，日々を豊かに過ごしていきたいですね。
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（C）2023 Infoldgames, ALL RIGHTS RESERVED.
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