日本のゲーム開発者・
Nito Souji氏が制作を行うPC向け3Dアクション「
Pull Stay」の
最新トレイラーがデジタルイベント
「Guerrilla Collective」で公開され,そのハチャメチャなゲームプレイが披露された。
「Pull Stay」は,過去10年間にわたって2か月に一度の散髪以外は自宅に引き籠り,自宅警備を続けているという青年
「ススム」が主人公だ。何かの理由で,サラリーマンからコスプレおじさん,空手家やツッパリまでが次々と家の中に土足で踏み込んでくるが,ススム君はさまざまなコンボ技を駆使して相手を殴り蹴りする,いわゆる“ビート・ゼム・アップ”と言われる
ベルトスクロールアクションになっている。
ススム君自体は争うことは苦手なようなので,こうした自室への侵入を目論む他人との戦いを含め,何かのお使いでコンビニなどに出かけるときには,
「ロボ」と呼ばれる自分の分身を操ることになる。また,
焼き魚のミサイル,パイ投げ機,スイカのバズーカ砲といった,笑いを誘う15種類にもおよぶトラップを仕掛ける
タワーディフェンスの要素も散りばめられている。特定の敵タイプに合わせたコンボ技を習得したり,近所の家を破壊しまくるミニゲーム,さらにはおにぎりのようなパワーアップアイテムをススム君が作ってあげるといったさまざまなゲームメカニックが組み合わされた,ただのギャグに終わらない複雑なゲームになっているのが興味深い。
すでにSteamストアページ(
リンク)が公開されており,発売は2021年を予定しているとのことだ。ストアページでは
デモもリリースされているので,気になる人はチェックしてみよう。