「Maid of Sker」のローンチトレイラー公開。ウェールズ地方に実在する幽霊屋敷を舞台にしたホラーアドベンチャー

　Wales Interactiveは，一人称視点のサバイバルホラー「Maid of Sker」（PC / PS4 / Xbox One / Switch）を北米時間の2020年7月28日にリリースし（Switch版は2020年10月発売予定），ローンチトレイラーを公開した。

「Maid of Sker」公式サイト

　「Maid of Sker」は，イギリス南西部のウェールズ地方に実在する幽霊屋敷「Sker House」を舞台にした作品で，19世紀末，ホテルとして使われていたその屋敷にやってきた主人公が体験する恐怖が描かれる。この屋敷には，18世紀の始め，エリザベス・ウィリアムズという若い女性が身分の違う恋人と駆け落ちすることを恐れた父親に監禁され，苦悶のうちに死んだという伝承が残されており，本作はそのストーリーをベースにしているようだ。


　ウェールズ地方の子守唄，「Suo Gân」の透きとおるような歌声をサウンドトラックの1つとして効果的に使う本作では，足音や吐息といった音に反応する，麻袋で頭部を包んだ「もの言わざる者達」に捕まらないようにしながら，屋敷から脱出する方法を探っていく。
　ダッシュしただけではすぐに追いつかれてしまうため，ときには右手で口と鼻を防いで呼吸音を消し，相手をやり過ごすまで物陰に潜むといったプレイも必要になり，また，音に敏感だという習性を利用して，彼らの嫌がる音波を発生するデバイスを制作するという反撃手段も用意されているので，これをどう使っていくかもプレイのポイントになるだろう。


　Steamで販売されているPC版は現在，10％オフのセールが行われているほか，「Don't Knock Twice」などの過去作品やサウンドトラックとのバンドルセールも実施中だ。