スペインのバルセロナに本拠を置くゲームメーカー,Endflameは現地時間の2020年5月29日,新作タイトル
「Ikai」の制作を発表し
トレイラーを公開した。対応機種はPCで,
2021年にSteamで発売される予定だ。
「Ikai」は日本語の
「異界」に由来しており,メーカーは日本の民間伝承や妖怪,幽霊などに興味を惹かれたことが制作の理由の1つだと語っている。舞台となるのは封建時代の日本で,ゲームの詳細についてはあまり語られていないものの,巫女の
Naokoを主人公にした心理的ホラーゲームになるとのこと。
異界との境界が破れ,妖怪などが徘徊するようになった神社を探索しつつ,Naokoの恐怖を追体験することになる。異形の存在に抵抗する手段はほとんどないが,公開された映像からも分かるように,
「お札」が何らかの効果を持つらしい。
公式サイトおよび
Steamのストアページもすでにオープンしており,インディーズゲームに特化したダウンロードサイトitch.ioでは
デモ版のダウンロードも可能になっている。グラフィックスにはまだ粗削りな雰囲気は残るものの,スペインのメーカーが作る純和風ホラーに興味のある人は,今後の動きに注目してほしい。