第二次世界大戦を舞台にしたシリアスなタクティカルRPG，「Broken Lines」のストーリーを紹介するトレイラー公開

　パブリッシャのSuper.comとデンマークに本拠を置くデベロッパPortaPlayは，2020年2月中のリリースを予定しているタクティカルRPG「Broken Lines」（PC / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch）の最新トレイラーを公開した。

「Broken Lines」公式サイト

Steam「Broken Lines」ストアページ

　「Broken Lines」は第二次世界大戦中，前線のはるか向こうの東欧地域に墜落してしまったイギリス軍兵士達を描いた作品で，公式サイトでは出身や思想の異なる男女8人の兵士が登場キャラクターとして公開されている。好戦的なエリートや知識の豊富な大学生，労働者階級の兵士など，それぞれの兵士の発言から性格を考慮しつつ，生き残るための戦いを続けていくという物語が描かれる。　緊急事態にどう対処するかで揉めたり，敵に囲まれた状況に怯えたりする彼らの姿が，公開されたトレイラーで確認できる。


　状況に応じてゲームが停止し，それぞれのキャラクターをどこに動かしてどのようなアクションをさせるのかといった指示を出すゲームシステムになっており，キャラクターの特徴を活かしたチームプレイに重点が置かれているようだ。プレイヤーの判断によってはキャラクターが死んでしまうこともあり，プレイのやり方によってストーリーが異なる，マルチエンディングが採用されている。


　すでにいくつかのゲームイベントに出展されてきた「Broken Lines」だが，ストーリー重視で細かい状況判断が必要になるという，戦場の恐怖や緊迫感をうまく表現した作品になっているようだ。現時点で日本語化の予定がないのは残念だが，発売日を含めて続報を楽しみにしたい。