【PR】「イリュージョンコネクト」で描かれる夢が絡み合うパラレルワールドとは。4Gamerコラボスキンの情報もチェック！

　Efun Companyが2020年11月25日に配信予定のスマホ向けRPG「イリュージョンコネクト」（iOS / Android）は，架空の都市・花海市を拠点とするコネクターたちのリーダーとなり，現実世界を脅かすナイトメアと戦うタクティカルRPGだ。現実世界と表裏一体の関係にある「イリュージョン」，人間の強い想いを糧に生きる「ナイトメア」，人知を超える力「レンズ」と同調した共鳴者「コネクター」など，先日のCBTレポートでお伝えしたように，プレイヤーの想像をかき立てる設定からはストーリーに力を入れたタイトルであることを感じ取ってもらえるだろう。


　そんな本作について，開発を担当するDPSTORMの「イリュージョンコネクト」プロデューサー・劉 志鵬氏と，日本運営に携わるEfun Companyのスタッフに，メールインタビューを行ったのでその内容をお届けしよう。さらに，「イリュージョンコネクト」と4Gamerによるコラボスキンについても紹介しているので，本作をプレイ予定の人はこちらも注目してみてほしい。

「イリュージョンコネクト」公式Twitter

「イリュージョンコネクト」公式サイト

「イリュージョンコネクト」予約注文ページ

「イリュージョンコネクト」事前登録ページ

6人のIPチームが創り上げたこだわりの世界観
手軽さと達成感を両立させたバトルにも注目

4Gamer：
　「イリュージョンコネクト」はどういった経緯で開発が始まったのでしょうか。

DPSTORM代表取締役副社長
「イリュージョンコネクト」プロデューサー劉 志鵬氏（以下，劉氏）：
　初めまして，本作をお待ちになられているみなさまにお話しできる機会をいただきうれしく思っています。
　新しいプロジェクトが決ったときは，初めに開発メンバーをいろんなところから引っ張ってきました。当時は，簡単かつ戦略性を兼ね備えたゲームというざっくりとしたアイデアしかなかったので，その後何度も打合せを重ね，その中でたびたび挙がっていたのがSupercellさんのタイトルでした。そこから影響を受けている部分もあり，発想を広げた感じで「簡単かつリアルタイムで展開できるデッキ構築型ゲーム」を目指して，開発を始めました。
　「イリュージョンコネクト」の前に，グローバル展開している「THE KING OF FIGHTERS ’98 ULTIMATE MATCH Online」というゲームを手掛け，トップフィーチャーも何回かいただいたことがあり，開発に手応えを感じていました。なので，そのタイトルで得たノウハウを詰め込んだ「イリュージョンコネクト」も，みなさまから愛される作品になって欲しいと思っています。

DPSTORM代表取締役副社長 劉 志鵬氏。「イリュージョンコネクト」のプロデューサーとして，プロジェクトメンバーを統括している

4Gamer：
　本作では，夢や悪夢といったキーワード，現実世界と表裏一体の関係にあるイリュージョンの設定が特徴的だと感じました。こういった設定はどのようなきっかけから生まれましたか。

劉氏：
　きっかけはとても単純なものでした。私たち人間はみな“夢”を見ます。“胡蝶の夢”という言葉があるくらいで，ときにはこれが夢なのか，はたまた現実なのか，区別がつかないときがありますよね。そんなとき，ふと思ったのです。現実の私は夢から覚めているが，「夢の中の私は果たしてどうしているのだろうか，まだ夢のなかで生きているのでは？」って。

4Gamer：
　そのきっかけから“夢”が本作のキーワードになり，イリュージョンやコネクターといった設定が固まっていったんですね。

劉氏：
　そのメインキーワードとなる“夢”を具現化するために，本作の世界の始まりから発展，そこで生きていくキャラクターたち，それぞれの信念のもと作った組織など，本当に実在する世界のように1つ1つ作り上げました。「イリュージョン」に来たからには，誰もがコネクターであり，コネクターであるということは数多くの世界線の英雄たちとつながった存在として，ナイトメアたちと戦う。夢から目覚めたときには，すでに世界を変える力を持っていたり，はたまたまだ目覚めていなかったり（笑）。

4Gamer：
　目覚めていないこともあるんですね（笑）。ちなみに，物語や世界観には何かモチーフがあったりするのでしょうか。

劉氏：
　世界観のコンセプトは「セフィロトの樹」をモチーフにしました。世界にはさまざまな伝説や神話が存在し，その中には似たようなものも多くありますよね。例えば，北欧神話の世界樹，仏教の娑羅樹，メソポタミア神話の生命の木，アッティスとキュベレーの神話，常世国の非時香菓，または世界各国で語り継がれる神話上の大洪水の物語など。こんなにも似た話があるということは，神話や伝説ではなく実際の出来事だったのではないか，あるいは，我々人類は「別の世界」から来た移住民なのではないかと……そんな想像をベースに，IPチームのメンバーが作りあげたのが「イリュージョンコネクト」の世界です。


4Gamer：
　本作のストーリーは「イリュージョン」を攻略すると進行し，ステージには「ノーマル」と「崩壊」が用意されています。それぞれで展開される物語にはどういった違いがありますか。

劉氏：
　ノーマルステージは，いわゆるメインストーリーにあたり，キャラクターの登場や主人公たちの戦い，物語の進行は「ノーマル」ステージで行われます。「崩壊」ステージは簡単に言えば別視点からのお話で，パラレルワールドに近いです。もし視点を変えてみたら違う結果につながるのではないか，本来起きるはずのないことが起きたとしたら，選択肢の分岐で亡くなった仲間がもう1つの選択肢の世界では生存しているのか，こういった数多くの可能性を秘めた別の物語であり，本編で触れられなかったエピソードや隠された真実など，本編とは別のパラレルワールドで起きる“もしもの話”を描いています。
　こんなふうに，ストーリーに秘められた可能性や真実，謎を，プレイヤーのみなさまとの冒険を通じて，解いていければと思っております。主人公と数多くの英雄たちがイリュージョンで生き，ともに戦い冒険し，ときには対立したり，協力もしたり……詳しい物語はもうじきリリースされる本作にご期待ください。

4Gamer：
　こういった世界観やストーリー，イラストを強みにしていくべく専門の部署を設けられているとお聞きしています。

劉氏：
　先ほどお伝えした，サブカルに精通している6人のIPチームのメンバーですね。彼らは世界観をはじめ，キャラクター設定，ストーリーなど，多くの制作業務を行っています。弊社開発チームの中で，最も面白い部署です。他チームでは考えられない面白いアイディアを提供してくれたり，こちらの要望に変化球で返してくれたりすることが多々あります。その中の1つが，アンと花海季の「ラブストーリー」でした。ここだけの話，チームの中には密かに同人活動をしているメンバーもいると聞いています（笑）。


4Gamer：
　本作において，とくに開発サイドとしてアピールしたいポイントはありますか。

劉氏：
　強いて挙げるとしたら，グラフィックスと世界観ですね。私たちが想像しているものを現実に描き起こすことに重点を置きました。次点は手軽さと面白さを両立させた遊びですね。面白さと操作の手軽さ，そしてプレイヤーが簡単に理解できるものでありながら，満足感と達成感を得られるものであるかなどを重視しています。ゲームはさまざまな要素から成る複合体ですから，その部品1つ1つにこだわりを持ち練り上げてきました。
　なかでも，ゲームの要である「戦略バトル」がキーコンテンツになります。「コスト＋出撃の順番＋異なる職業」が合わさった戦略的なバトルを楽しんでいただきたいです。手軽な操作，豊富なデッキ構成，バトルの爽快感，合理的で快適な育成システムを楽しんでください。今後，さまざまなキャラクターやデッキコンセプトなどを追加していきます。また，ギルド機能についてはただいま開発中なので，しばしお待ちください。


4Gamer：
　世界観やバトル以外にもコンテンツが豊富で，なかでも箱庭要素である「フライトラップ」はミニキャラクターを眺めるためのオマケ要素のように見えて，キャラクター育成やチーム編成にも影響を与える要素として注目しています。

劉氏：
　現在はゲームを楽しむうえで必要な素材の生産と，好きなキャラを眺めてコミュニケーションを取れる場所となっています。そのほかにも，いくつかのイースターエッグが隠されていますね。このシステムに関しては，今後プレイヤーのみなさまの意見を聞いて，さらにアップグレードさせていく予定です。

「フライトラップ」はゴールドやEXPの収集，出撃コストボーナスの増加，好感度アップなど，チーム編成やキャラクター育成にも関わるコンテンツだ

4Gamer：
　2020年10月にCBTを開催されていましたが，どのようなフィードバックがありましたか。

劉氏：
　まずは，このたびCBTに参加していただいたプレイヤーのみなさまに感謝いたします。CBTを経てさまざまなご意見，ご要望が寄せられました。ご希望に応えられるよう努めていきます。現時点では，より一層楽しんいただけるようさまざまなミニゲームを追加することが決定していますし，ゲーム機能につきましては今後とも改善していきます。

オフライン試遊会の様子

4Gamer：
　開発はDPSTORMが担当し，運営はEfun Companyが担当されるということで，開発側と運営側で長い時間をかけて話し合いをしたうえで日本でのリリースを決定されたそうですね。

劉氏：
　日本市場での配信を決定した当初の仕上がりにあまり満足できず，長期間の調整＆修正を経て，正式リリースをようやく決定いたしました。そのため，配信決定の発表以降，実際のリリースまで長い時間がかかってしまったんです。
　Efun Companyさんには日本市場へのリリースにあたり，多くの意見や，アドバイスを聞き，それを元に日本のプレイヤーのみなさまがより楽しめるよう修正を行いました。プレイヤーのみなさま方に満足いただける形になっていれば幸いです。今後も貴重なご意見，お待ちしております。


4Gamer：
　ローカライズ，カルチャライズではどのような点を意識されましたか。

Efun運営チーム：
　ローカライズ，カルチャライズにあたり，ユーザーフレンドリーを軸になるべく親しみやすい形で作品を仕上げてきました。中国語本来の難しい四字熟語や，コトワザ，表現などの直訳をなるべく避け，日本の方が普段から接している用語，表現などを使い，違和感がないよう注意しました。

4Gamer：
　日本での運営ではどういった点を大切にしようと考えていますか。

Efun運営チーム：
　一番大切なのはゲームをプレイしていただく1人1人のプレイヤーとのコミュニケーション，その中でもご意見，ご指摘に耳を傾けることだと考えております。このたび実施したCBTでも，アンケートを通じて，たくさんのご意見をいただきました。その中にはゲーム設定に関するご指摘などもたくさんあり，まだまだ至らない部分が多々あると分かりました。また同時に，これだけのプレイヤーの方から興味，関心を寄せていただいていることを知り，うれしく思いました。現在運営チームはみなさまのご意見を収集し，開発チームと一緒に正式サービスに向けて最終調整を行っております。サービス開始後も同じく，すべてのご要望に応えるのは難しいと思いますが，「イリュージョンコネクト」をより多くの方に納得いただける作品にできるよう，プレイヤーのみなさまと育てていきたいです。

4Gamer：
　サービス開始後は，どういった展開を予定されていますか。キャンペーン情報などを可能な範囲で教えてください。

Efun運営チーム：
　サービス開始後は，リリース記念イベントをはじめ，初心者限定無料召喚ガチャ，ログインボーナス，限定クエストなど，本作を快適にお楽しみいただけるさまざまなイベントやキャンペーンを準備しています。また，おかげさまで現時点で事前登録者数が70万人に達しましたので，SRキャラクターと召喚券などのスタートダッシュに役立つアイテムも配布予定です。この機会を逃すことなく「イリュージョンコネクト」を楽しんでいただけたらうれしいです。このほかにも，リリース後に展開するコラボや限定企画なども前向きに検討していますので，決まり次第またご報告します。


4Gamer：
　コラボといえば，ゲーム内でコードを入力することで4Gamerとコラボした蘇我美雪のスキンを使用できるようになりますね。このコラボスキンは，「コアゲーマー」「電脳・サイバー」といったいくつかのキーワードからデザインを考案いただきましたが，どういった発想から蘇我美雪をコラボキャラとして採用されたのでしょうか。

Efun運営チーム：
　キャラあってのスキンですので，「スキンは手に入れたけどキャラは持っていない」という状況を避けるため，キャラ候補はゲーム序盤に無料で手に入れられるキャラというのが必須条件でした。これを前提に候補としてあがったのがチュートリアルでゲットでき，SSRまで成長できるヒロインたち（小夜，ニナ，ヴィクトリア）でした。そのほかにも初回ガチャ確定枠のSSR3体（上泉蛍，ニコラ，フロンティア）や，累計ログイン8日目のボーナスで獲得できる蘇我美雪，2周目8日目の報酬であるキラヤ，ダイアナ，ヘルジナなども含めたキャラが限定スキン候補として選ばれました。


　その中で，コラボスキンのテーマである「コアゲーマー」「電脳・サイバー」に最も適しているキャラがニナと蘇我美雪でした。ニナはゲーム内のストーリーからも分かるように，「イリュージョンコネクト」公認のゲームオタクです。テーマである「コアゲーマー」に最も当てはまるキャラですが，同時にちょっとベタすぎるのでは？　と思い，意外性を狙うため蘇我美雪を最優先候補にしました。

ニナ

蘇我美雪

　蘇我美雪は「イリュージョンコネクト」の世界で類を見ないほどのお嬢様キャラです。そのため，最初はテーマに合わないと考えましたが，お嬢様であると同時にとても好奇心の強いキャラであることことから“イケる”のではと思いました。そこからはトントン拍子に進み，まずはコンセプトとして，5G時代を迎え，不死鳥財団も新たな事業に飛び込み，その過程で蘇我美雪がVRに触れ，新しい世界を知る。そのうえでできあがったのが，ゲームにどっぷりハマり，休日を楽しむお嬢様の姿でした。

蘇我美雪の4Gamerコラボスキン。入手方法は記事末尾をチェックしよう

企画当初は亀に乗せる案もあがったが，蘇我美雪は猫モチーフということで惜しくも亀の案は没となった。コラボだからという理由だけでキャラクターのコンセプトをないがしろにせず，コラボ先からの提案をより生かせる案を提供し続けるIPチームのこだわりがつまったコラボスキンだ

4Gamer：
　最後に，本作を楽しみにしている人たちに向けてメッセージをお願いします。

劉氏：
　長らく「イリュージョンコネクト」をお待ちになられている方々に感謝いたします。今後，小夜，美雪，真希，彼女たちと紡ぐ物語をみなさまにも気に入ってもらえたら幸いです。短いお時間でしたが，インタビューにお付き合いいただきありがとうございます。
　リリース日に，また「イリュージョン」でお会いしましょう！　今後とも「イリュージョンコネクト」をよろしくお願いします。

Efun運営チーム：
　送っていただいたたくさんの意見を元に，CBTよりもっと楽しい「イリュージョンコネクト」をお届けしたいと思っております。ぜひ，正式配信されるその日を楽しみにしていてください。

「イリュージョンコネクト」公式Twitter

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