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印刷2020/04/04 00:00

プレイレポート

映画さながらの死闘が繰り広げられる「Predator: Hunting Grounds」のトライアル版をレポート

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2020年4月24日,PlayStation 4向けゲーム「Predator: Hunting Grounds」の発売を予定している。本作はタイトルどおり,映画「プレデター」シリーズの世界観をモチーフにしたマルチプレイ専用の対戦アクションゲームだ。プレイヤーは4人1組の「ファイアチーム」か,単独で行動する異星人のハンター「プレデター」となり,それぞれ命がけで勝利を目指すことになる。

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 本作は「Dead by Daylight」や「EVOLVE」を初めとした,いわゆる“非対称型対戦ゲーム”で,同じフィールドを共有しつつも,所属する陣営によって異なる勝利条件での対戦が楽しめる。また同時に「プレデターのゲーム化作品」というのも,ファンにとっては見逃せないポイントだ。
 今回は,3月27日から29日にかけて開催されたトライアルウィークエンドに参加したので,そのプレイレポートをお届けしたい。あのSF映画の金字塔であるプレデターは,2020年にどのような形でゲームとして蘇ったのだろうか。

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ファイアチームの主目的は「任務を達成する」こと。だが,プレデターの乱入により簡単には進まない


 前述のとおりに本作は“非対称型”の対戦ゲームなので,陣営ごとにルールや操作キャラクターが異なる。まずは「ファイアチーム」について掘り下げよう。

 冒頭でも少し触れたが,ファイアチームは4人1組となって戦う人間側の陣営だ。本作は映画「プレデター」との直積的なつながりはないが,映画1作目と同じように,ある任務のためにジャングルに降り立ち,その後(ほかのプレイヤーが操作する)プレデターに遭遇する,という筋書きになっている。
 対戦前に行われるブリーフィングの内容は,環境調査や麻薬組織の壊滅などさまざまだが,基本的にファイアチームの目的はこの任務を達成し,無事に帰還することにある。

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 例えば相手プレデターがファイアチームを見つけられず,仮に一度も直接戦うことがなくても,任務さえ達成すればファイアチームの勝利だ。任務の障害として登場するのは主にNPCであり,ファイアチームはNPCとプレデターとの三つどもえの戦いを切り抜けて,ミッションをこなしていかなくてはいけない。

戦場の舞台はうっそうとしたジャングル。まさに映画1作目を彷彿とさせる場所で,さまざまな任務をこなしながら,プレデターとの死闘が繰り広げられる
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 基本的な流れとしては,マーカーなどで指示される目的地に移動し,敵の撃破や物資の確保などのタスクをこなしながら,回収地点でヘリによる脱出を目指す。ベースは一人称視点のシューターで,アサルトライフルやショットガンといった銃器と,グレネードや回復用の注射器といった「ギア」と呼ばれる装備を駆使しながら敵PCとNPCを倒していく。

目的を達成して回収用のヘリに乗り込めばクリア。とはいえヘリの到着までNPCの波状攻撃やプレデターの妨害を受けやすいうえ,時間が過ぎると飛び去っていってしまう
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 タスクとして実行すべきことは逐一画面に表示され,ミニマップが完備されているので,FPSをプレイしたことがあれば,迷うところはとくにないだろう。
 バランスとしてはプレイヤーの体力が全体的に高めに設定されており,NPCとの撃ち合いなら少々の銃撃を食らっても大したダメージにはならない。また回復手段を複数用意することも可能で,いわゆる“即死”はほとんど起こらない。ただし,場所によっては敵NPCが四方八方からかなり多く出てくるので,仲間と協力して撃退しよう。

 本作の特徴として,「特定の場所を一定時間確保する」というタスクが多いのだが,ここで脅威となるのが敵プレデターだ。より詳しくは後述するが,プレデターはNPCはもちろん,ファイアチームの隊員と比べても驚異的な能力を持っている。また索敵能力もあるので,NPCとドンパチしていれば大概は居場所がバレてしまう。
 プレデターとの戦いは,タイマン勝負ならまず間違いなくあっという間に殺されてしまい,2対1でも互角の勝負は難しい。それ以上ならファイアチームの方が有利な場面が作りやすいが,防衛の時間が長いほど,隙が生まれるタイミングも増える。戦闘中の混乱やオブジェクトの操作で孤立したときに,一人ずつ狙われてチームメンバーが減っていくのは,ただただ怖い。

眼前に光学迷彩で姿を消したプレデターが登場したところ。懸命にライフルで攻撃したのだが,このあとあっさり殺されてしまった
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樹上にプラズマキャノンの発射準備をしているプレデターがいるはずなのだが,姿を消しているらしくどこにいるのかは良く分からない。ただ,いる方向と狙われていることぐらいは赤いレーザーポインターで分かる
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 また前述のようにNPCとの撃ち合いではやられにくい反面,ダウン状態からとどめを刺されて死んでしまうと,すぐにリスポーンはできない。仲間がマップのどこかにある無線機の場所まで移動し「援軍の要請」を行う必要があるので,手間も時間も必要となる。そして当然,その援軍を待つ時間をプレデターに狙われる可能性もある。

オブジェクトを操作する味方の後ろは,きっちりと守ってあげよう。後方からプレデターに襲われれば,ひとたまりもない
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 そういった事態を避けるためには,とにかく“団体行動”が重要だ。映画でも登場人物が狙われるのは孤立したときだが,これはゲーム内でもまったく同じ。言い方を変えると3人以上で固まって行動すれば,プレデターでも容易に強襲はできない。ゲームのシステム上はバラバラに動くことも可能だが,生き延びるためには,自然とチームプレイを意識せざる得ない形となる。

 またどうしてもある程度メンバーと離れて行動する必要があるときは,マップに点在するぬかるみをインタラクトして,「泥を全身に塗る」のが効果的だ。これは映画の第1作で主人公のダッチが行っていたことで,一定時間プレデターのサーモグラフィーに映りにくくなる効果がある。
 プレデター側でプレイすると分かるが,うっそうとしたジャングルの中で離れた人間を見つけるのはかなり難しいため,自然とセンサーに頼る機会が増える。ドンパチの最中は(戦闘音や爆風でバレるので)あまり意味はないが,折を見てこまめに泥を活用していくと,襲われる確率も下がるはずだ。

ダウン状態のメンバーはその場ですぐに助けられるが,とどめを刺されて殺されてしまうと,無線機まで移動して援軍を呼ぶしかなくなる。手間も時間もかかるので,まずは被害を出さないのが得策
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 前述のとおりファイアチームの目的は「任務の達成」だが,実はもう一つ本作らしいクリア条件がある。それは「プレデターを倒し,一定時間死体を確保する」ことで,こちらの条件が達成されれば,残りのタスクを無視して完全勝利となる。
 とはいえ,実際のところは狙ってやるのは難しい。プレデター自体の戦闘力が高いこともあるが,ダウンしたプレデターは原作と同じように,すぐにとどめを刺せなければ「自爆」してしまうからだ。自爆シークエンスが始まったら,“全力で爆発範囲外に逃げる”のが最善だ。キノコ雲が発生する大爆発に巻き込まれれば,体力がいくら残っていようと関係なく,プレイヤーは即死する。

プレデターを倒してマスクをはぎ取り,さらに一定時間死体を無傷で確保すれば完全勝利だが,そこまでうまくいく試合は多くない
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プレデターの自爆装置が起動したら,後は何も考えず全力で逃げるだけ。クレーターができるような大爆発に対抗するすべはないのだ
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 ちなみにこちらの場合もミッションのタスクは中断され,爆発を逃げ延びれば生存,巻き込まれれば死亡という形でセッションは終わる。著者が今回プレイした範囲では,ファイアチームがプレデターを倒し死体まで確保できたことは少なかったが,自爆による相打ちならそれなりにあったので,プレデターに襲われても諦めず反撃を狙っていきたい。

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全身に泥を塗ったり(上)ミニガンをジャングルでぶっ放したりと(下),シリーズファンなら嬉しい要素が多い。ただ泥を塗るには少し時間が必要で,ミニガンは装備すると移動速度がかなり低下したりと,一定のデメリットも存在する
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プレデターが狙うのはただ一つ,「獲物を狩る」ことだけだ


 ファイアチームの目的が「任務の達成」と「(可能なら)プレデターの撃破」という2つの選択肢があるのに比べ,プレデター側が目指すのはシンプルに「獲物を狩る」ことだけ。つまりファイアチームの殲滅であり,対戦セッションを通じて指示やこなすべきタスクはとくに存在しない。
 プレデターにとってはNPCは気にかける必要もない雑魚であり,あらゆる手を使いファイアチームのメンバーを血祭りに上げていく。仮に倒された場合は,前述の自爆で少しでも多くの人間を巻き込んで一矢報いる……というのが,プレデターの基本戦術だ。

能力や装備が特殊なプレデターは,メニューからチュートリアルを受けることが可能だった。実戦に出る前に,NPC相手に操作感を掴んでおこう
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 能力自体も人間とは大きく異なっており,視点が三人称なので周囲が確認しやすいし,何より機動性や運動能力の次元が異なる。具体的にはジャングルの樹木の上を,地面を移動するのと大きく変わらない速度で移動できるパルクール能力を持っているので,敵を追うのも逃げるのも自由自在だ。
 これは,地面の上を二次元的にしか移動できないファイアチームに比べ大きなアドバンテージであり,樹木の上を素早く動き回るプレデターを補足するのは容易ではない。もちろん攻撃なども常に高所から可能なので,反撃自体も受けにくいわけだ。

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樹上からのステルス射撃はお手軽だが,それだけでファイアチームを倒すのは難しく,どちらかといえば牽制やかく乱目的で使うのが良さそうに感じた。確実に倒すには狩猟民族らしく,近接攻撃の方が向いているだろう
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 また原作と同様に,ファンにはおなじみの装備が充実している点も見逃せない。初期装備として透明になれる光学迷彩,肩に装備して連射できるプラズマキャノン,ターゲットをサクッと切り刻めるリストブレイド,そして生物の居場所を丸裸にできるサーモグラフィーなどを使用でき,さらに相手の動きを止めるネットランチャーや円形の投てき刃であるスマートディスクなどを組み合わせて持ち歩ける。
 原作映画では人間やエイリアンを次々仕留めていったこれらの装備を自由に使えるのは楽しく,ファンならかなりテンションが上がるはず。

 体力や攻撃力もかなり高く,前述のようにタイマン勝負なら人間に負ける要素はほとんどない。狙われるファイアチームにとってはたまったものではないが,こういった思い切った能力設定が可能なのも,非対称型対戦ゲームの醍醐味だろう。プレデターでのプレイ時は,文字通りハンターとして活動できるのだ。

プレデターはパルクール能力が非常に高く,一度木に登ってしまえば,ほとんど全自動で赤いラインが引かれた樹上を高速で移動できる。大ジャンプも可能なので,三次元的な行動を心がければ,ファイアチームを出し抜ける可能性が高まる
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 とはいえ,さすがのプレデターも原作で「血が出るなら,殺せるはずだ」と言われたように,無敵というわけではない。体力自体は高いが,複数人のファイアチームに集中攻撃を受ければ耐えきることはできないし,光学迷彩も水に弱いだけでなく,近距離まで近づけばバレてしまう。またプラズマキャノンはターゲット用の赤いレーザーポインターが目立ちやすく,不用意に使えば居場所をアピールするのと同じだ。

 光学迷彩のON/OFFやプラズマキャノンの発射音などは,特徴的な効果音が発生するため,ステルスに徹するのはコツが必要である。またセンサーを初めほとんどの装備はエネルギーを消費するので,ときおりチャージする必要があり,無尽蔵に使えるというわけではない。敵チームメンバーの数が減っていない場合は,原作どおり各個撃破していかないと,勝利は難しいだろう。

プレデターの目的は単にターゲットを倒すだけなく,狩猟の証の“トロフィー”つまり頭蓋骨を持ち帰ることにある。これはとどめを刺すアクションと同時に行われるが,大きめの隙が発生するため逆にファイアチームにはチャンスとなる
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対戦が始まったらまずはサーマルビジョンに切り替え,「ターゲット・アイソーレション」を発動することで,ファイアチームの大まかな場所が赤いサークルで表示される。とにかく相手を補足しないと何も始まらないので,パルクールを利用しつつ発見を目指そう
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 プレデターでのプレイは,ファイアチームのようにマーカーなどは表示されないため,スタンダードな展開としては「ファイアチームの補足 → ミッション中の敵の状態を探り,タイミングを見計らって牽制や攻撃 → チーム脱出前に殲滅を狙う」という流れが多い。
 ファイアチームは簡単に見つかることもあるが,場所が離れていて補足に時間がかかることもあり,1セッションでの戦闘可能時間はまちまち。展開によってはなかなかチャンスに恵まれず,思ったように攻撃を仕掛けられないこともある。
 ただそういった展開の最後で,ヘリの回収地点でファイアチームを壊滅させて一発逆転ができたときの嬉しさはひとしおだ。ピックアップポイントは開けていて隠れる場所が少なく,さらに敵NPCのラッシュもあり,ファイアーチームが混乱した状態になることも珍しくない。ヘリを呼ばれても諦めず,最後まで戦場をかき乱していこう。

 プレデターのプレイ時に体力がなくなると「セカンドウィンド」が発動し,その場で自爆するか,逃げて体力を回復するかの選択を迫られる。どちらを選ぶかは自由だが,時間制限がありゆっくりと決めてはいられない。自爆を選ぶにしても,起動させるまでに時間がかかるのでその間に倒されてしまうとファイヤーチーム側に完全勝利を取られてしまうわけだ。

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プレイを重ねてプレデターとファイアチームをカスタマイズしよう。ファンなら嬉しい“あの”武器も


 最後にファイアチームとプレデターのカスタマイズ要素をまとめておこう。トライアル版ということもあり,ロックされている要素も多かったが,一定の範囲で自由に各設定の調節が可能だった。

 ファイアチームは顔や性別,アクセサリといったキャラの性能には影響しない見た目の変更のほか,ライフルなどの射撃武器,グレネードや回復バッグなどのサブ装備である「ギア」,NPCへのダメージを高めたりプレデターに見つかりにくくなる特殊能力をセットする「パーク」,そしてキャラ自体の基礎能力や装備が変わる「クラス」を設定できる。
 最初は選択できるものが少ないが,プレイを重ねてレベルを上げると順次アンロックされる仕組みだ。また見た目を変更するアイテムは,ゲーム内クレジットで開放したり,ガチャ要素でもあるフィールドロッカーを開けることでも入手できた。

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 クラスは標準的な「アサルト」,スタミナと移動速度が高い「スカウト」,重装備で体力が高めの「サポート」,長距離線向けの「リコン」が用意されており,最初の3つがプレイ可能だった。選ぶクラスにより,装備やステータスが結構はっきりと変わることもあり,プレイフィールは思ったより変わる印象だ。各設定は「ロードアウト」に保存することで,戦闘開始前にいつでも切り替えられるので,お気に入りのパターンをいくつか用意しておくと良さそうだ。

 プレデター側のカスタマイズ要素も大きくは変わらず,髪型や性別といった人間と同じ項目もあるが,“醜い顔”の上に装備することになるマスクの変更が,見た目の設定としては一番大きいだろう。武器やギア,パークの変更はファイアチームと変わらないものの,性能はプレデターというキャラクターに合わせたものとなっており,ファイアチームをどう追い詰めるか考えながら組み合わせていくのは,なかなか楽しい。

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スマートディスクは発射後に視点が変わり,自分で操作して敵に当てる仕組み。ガジェットとしては面白いのだが,動くターゲットに当てるのは非常に難しかった
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 クラスの変更はプレデターでも可能で,バランスの取れた「ハンター」,体力は低いが素早さの高い「スカウト」,体力に優れ近接攻撃に優れる「バーサーカー」などが選択可能なようだが,今回のトライアル版ではハンター以外はロックされていた。プレデターはファイアチームと違い単独で戦うことになるので,クラス選択による対戦への影響は,より大きいかもしれない。

 「非対称型マルチプレイ対戦」と「プレデターのゲーム化」という二つの側面を持つ本作だが,筆者がプレイした印象としては,両者のバランスは比較的うまく取れているように感じた。プレデターの各種装備や自爆行為,泥の活用,武器としてミニガン(映画の日本語版ではチェーンガンと呼称)が用意されているなど,本編のネタをうまくゲームとして盛り込んでいることはもちろんだが,対戦バランスとしても「隙を突かれたりタイマン勝負だとまったく勝負にならないが,協力すれば人間でも十分にプレデターを倒せる」といったシチュエーションが想像以上に多かったのは好印象だ。

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 あくまで今回プレイしたのはトライアル版だったこともあり,数多くの要素はロックされたままで全貌を掴んだとは言いがたい。また,回線の問題やなかなかマッチングされないなどの不具合もいくつか散見されたが,これらは製品の発売に向けて解決されていくだろう。プレデターシリーズのファンはもちろんのことだが,目新しい非対称型対戦ゲームを探してるゲーマーにも,注目の一作となるだろう。

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