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手の届きやすい価格の配信者向け機器「Elgato Neo」シリーズ登場。配信入門者やデバイスを白で揃えたい人にお勧めだ【PR】
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印刷2024/08/10 12:00

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手の届きやすい価格の配信者向け機器「Elgato Neo」シリーズ登場。配信入門者やデバイスを白で揃えたい人にお勧めだ【PR】

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 ほんの数年前まで,ゲームのプレイ動画作成や実況配信は,自分で行うには比較的ハードルの高い楽しみ方のひとつであった。しかし,ゲーム配信の盛り上がりやCOVID-19起因による巣ごもり期などを経て,ゲーマーの間にもすっかり定着し,関連周辺機器も豊富に出回るようになった。どちらもお手軽に行えるようになり,いい時代である。
 とはいえ,「USBビデオキャプチャデバイスはA社の,配信向けキーパッドはB社の……」といった具合にバラバラで調達すると,専用アプリケーションのUXデザインが異なってしまうことが多く,システム全体の使い勝手に響く。そのため,なるべくひとつのメーカーに統一しているという読者もいるだろう。また,PC環境を黒基調ではなく白基調としている場合や,部屋全体を配信映えする環境にしたいと考えたとき,「黒基調のデバイスばかりで,製品探しに困った……」という人もいるのではないか。

 今回紹介する「Elgato Neo」シリーズは,Corsairが展開する配信者向け製品ブランド「Elgato」の新シリーズだ。比較的低価格で白基調の周辺機器をラインナップしている。本稿では,Elgato Neoの配信者向けキーパッド「Stream Deck Neo」,USBビデオキャプチャデバイス「Game Capture Neo」,USB接続型マイク「Wave Neo」,LEDライト「Key Light Neo」を紹介していこう。

左からGame Capture Neo(USBビデオキャプチャデバイス,1万9980円
Key Light Neo(LEDライト,1万4280円
Wave Neo(USB接続型マイク,1万4280円
Stream Deck Neo(キーパッド,1万3980円
メーカー:Corsair
(※メーカー想定売価はすべて税込,2024年8月10日現在)
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Elgato Neoシリーズをセットした様子。白を基調としているのでイメージを統一しやすい(※ディスプレイ,キーボード,ノートPCはElgato製品ではありません)
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カスタムの自由度が高く配信以外でも役立つキーパッド Stream Deck Neo


 初めに紹介するStream Deck Neoは,本体前面にある8個のボタンにアプリケーションの起動や操作のショートカットを入力したり,特定の文字列を自動入力したりといった「よく使う」操作を割り当てて,効率化を狙うためのアイテムだ。各ボタンは液晶パネルとなっているので,ボタンに割り当てた内容やアプリケーションのアイコンを表示できるのがポイントだ。

Stream Deck Neo
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 ボタンの下には小型の液晶ディスプレイがあり,PCのステータス表示などもできるため,とくに出番がないときはインフォメーションデバイスとしても利用できる。

 Stream Deck Neoの背面には,2段階で傾き調整ができる滑り止め付きスタンドがあるので,机に置いて使いやすい角度に調整できるのも利点だ。

Stream Deck Neoの背面には,シンプルなスタンドがある。本体側のUSBケーブルは固定式で,長い期間使うためにも,PC側も含めてケーブルに変なテンションがかからないようにしておきたい
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 ボタンには「ページ」の概念もあり,本体下部のInfobar左右にあるタッチ式センサーに触れると,ページを切り替えられる。ページの切り替えを使えば,8個以上の機能を割り振れるわけだ。また,特定のアプリケーションを開くと,自動的にプロファイルを変更することもできるので,利用率の高いアプリケーション向けにプロファイルを設定しておき,随時切り替えて使う感覚をつかむのがおすすめだ。
 ボタン操作で,ショートカットや特定の文字列入力ができるため,ゲーム配信目的以外,たとえば動画や画像の編集ソフトでも出番がある。

赤い丸で囲ったあたりに,ページ切り替え用のセンサーがある。その上にある白色LEDは,あくまでぺージの有無を示すためのサインで,ボタンではない
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 ボタンに割り振る機能の設定は,専用アプリケーション「Stream Deck」を使用する。標準でも多数のプリセットが登録されており,それらのプリセットを画面上のボタンイメージにドラッグ&ドロップすることでカスタマイズできるのが簡単でいい。
 さらに,Elgatoのマーケットプレイスから,追加のプロファイルやプラグインなどを入手できる。「OBS Studio」(以下,OBS)向けのプロファイルもあるので,まずはチェックしてみるといいだろう。

Stream Deckシリーズ用の設定アプリケーション「Stream Deck」
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Elgatoのマーケットプレイス。ここでStream Deck Neoでも使えるOBSやTwitch用のプラグインを入手できる
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ElgatoのStream Deck Neo製品情報ページ



FHD 60fps録画&ストリーミングができるキャプチャデバイス Game Capture Neo


 Game Capture NeoはドライバーレスのUSBビデオキャプチャデバイスだ。

Game Capture Neo
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 たとえば,普段からOBSを使っているのであれば,Game Capture NeoをPCに接続してから「映像キャプチャデバイス」のプロパティにある「Elgato Game Capture Neo」を選ぶだけで準備が整う手軽さが魅力だ。
 また,Game Capture Neo本体には電源ボタンなどはなく,良い意味で割り切っている。本体前面にある白色LEDが点灯していれば,「キャプチャの準備が整っている」という意味だが,HDMIケーブルを接続していなくても白色LEDは点灯するため,あくまで本体のみの準備がOKになったと理解しよう。

デバイスの準備が整うと本体正面の白色LEDが点灯する。電源ボタンなどはナシ
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背面には左からHDMIパススルー出力,USB Type-C,HDMI入力があるだけだ
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OBSでの設定画面
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 推奨スペックを見ると,接続はUSB 3.0以上で,Windows PCでは,OSがWindows 10以降,CPUは第6世代Intel Core 5またはAMD Ryzen 7以降,GPUはNVIDIA GeForce GTX 1050以降となっている。Radeonはスペック上に書かれていないのだが,筆者が試した限りでは,「Radeon RX 7900 XTX」では基本的に問題なく動作した。
 そのほかに,「macOS 12」以降や「iPad OS 17」以降にも対応しており,「Apple M1」以降のSoC(System-on-a-Chip)を搭載するMacやiPadであれば,利用できるようだ。

 キャプチャの仕様を見てみると,最大で解像度3840×2160ドット(2160p,以下 4K),60fpsのHDR映像パススルー出力と,解像度1920×1080ドット(1080p,以下 FHD),60fps映像の録画およびストリーミングに対応するとのこと。実況配信をする場合,配信映像はFHD60fpsが主流なので,実用面で困ることはないだろう。

 録画で画質を重視する場合は,愛用する録画ソフトでの設定を詰めるためにも,専用アプリケーションである「4K CAPTURE UTILITY」も見ておきたい。録画関連の設定では,解像度2560×1440ドット(以下,1440p)60fps/30fpsなども選べ,ビットレートの変更もできた。

4K CAPTURE UTILITYの環境設定画面。出力(録画)解像度の一覧には,4K解像度の名前もあるが,実際はサポートしてないので注意
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 なお,HDMIパススルー出力側につないだディスプレイやテレビに表示する映像は,Game Capture Neoを経由しても遅延はない。しかし,録画/配信しているPC上で見るOBSのプレビュー画面や,4K CAPTURE UTILITYのプレビュー画面に表示されるゲームの映像は,わずかながら遅延が生じる。オープンワールドタイプのアクションゲームなら,あまり気にせずプレイできる程度だが,格闘ゲームやシューターには不向きなレベルの遅延があるといったところなので,プレイするゲームによっては注意しよう。

ElgatoのGame Capture Neo製品情報ページ



いい音なだけでなく,タッチで即ミュートもOKなマイク Wave Neo


 Wave Neoは,金属製スタンド付きのUSB接続型コンデンサマイクだ。指向性マイクを備えているため,極端に言えば,PCとUSB接続するだけで程よくノイズのない音声を録音できる。

Wave Neo。黒い部分は交換可能なマイクフォームだ。黒以外の色も登場予定があるようだが,今はまだ入手できない
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 白色基調の見た目もよく,ゲーム配信環境と合わせるのもアリだろう。対応するOSおよびハードウェア環境は,WindowsとmacOS,PlayStation 5/4,iPad,iPhone。なお,製品情報には未記載だが,Android 14の「Pixel 5」や「Galaxy Z Flip5」でも動作を確認している。

 本体前面には,タッチ式のミュートボタンがあり,音声入力中は白く点灯して,ミュート中は赤く光る。ソフトを見なくてもミュートのオン/オフが分かるのがいかに便利で重要なのかは,「Discord」でミュートし忘れ芸を経験したことがある人なら分かるはずだ。

白く光っているのがタッチ式ミュートボタン。消音すると赤く光る
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 背面にはヘッドフォン出力端子がある。ここに接続したヘッドフォンやイヤフォンで,PCのサウンドを聴くことができるため,サウンドデバイスの数を減らしたいときにも役立つし,モニタリングしたい場合にも都合がいい。

背面。モニター用の3.5mmミニピンのヘッドフォン出力端子がある
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 各種スペックを確認しておこう。コンデンサ式マイクで,極性パターンはカーディオイド(非対称)。サンプリング時の量子化ビット数は最大24bitで,サンプリングレートは48kHzまたは96kHz,周波数応答20Hz〜20kHz,感度は−23dBとなっている。

 Elgato製マイク用アプリケーションとしては,「Wave Link」がある。音声ソースのミックスやElgatoのオーディオエフェクト,プラグインを利用できるソフトウェアミキサー的なものだ。
 Wave Linkは,各種配信ソフトウェアにも対応しており,音声関連をまとめておくと,オーディオソースとして「Wave Link(Stream)」を選ぶだけでまとめて設定できる,といった使い方が可能だ。

Wave Linkの画面
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ElgatoのWave Neo製品情報ページ



ディスプレイ上部にマウントできる面光源ライト Key Light Neo


 最後に紹介するKey Light Neoは,着脱可能なスタンド付きで,もっぱらディスプレイ上部に取り付けることを前提にデザインされたLEDライトだ。単体のディスプレイだけでなく,ノートPCにも取り付けられる。

Key Light Neo。写真は点灯した状態だ
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 底部には三脚取り付け用のねじ穴もあるため,既存環境にも組み込みやすい。公称本体サイズは150(W)×150(D)×38(H)mmで,LEDライトは直径約140mmになる。重量が約246gと軽いのもポイントだ。

底部のスタンド。ドライバーやネジ不要で取り付け可能だ
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 LEDの周囲の四隅には,電源ボタンと調光/調色用ダイヤル,プリセットボタン×2があり,配信中の操作にも配慮されている。Windows向け設定アプリケーション「Elgato Control Center」から明るさや色を変更できるほか,スマホ用アプリからも同様の設定が可能だ。

四隅にボタン類がある。右上から時計回りに,電源ボタン,調光/調色用ダイヤル,プリセットボタンが2つだ
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Elgato Control Center
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 LEDライトとしての機能を見ていくと,拡散レンズとディフューザを備えており,広範囲をやわらかめの光で照らせるのが特色である。顔の正面,もしくはやや上にセットすれば,ほどよく顔に光が当たって映像映えしやすい。手元を映すための光源としても良好だ。
 メガネユーザーの場合,どうしてもメガネのフレームの影が顔に落ちてしまうが,Key Light Neoを2台用意して,左右(もしくは上下)から挟むようにライティングするのもアリ。本製品は,そうした使い方もやりやすいサイズと軽さと言えよう。

 ちなみに,最大の明るさは,接続するUSBポートにより変化する。USB Type-Aポート(出力4.5W)の場合は400ルーメンで,USB Type-C(出力7.5W)は700ルーメン,3A以上のUSB ACアダプターに接続した場合は1000ルーメンといった具合だ。テストして見た限りでは,700ルーメンもあればまず困らないといったところ。
 また,調色は色温度2900〜7000Kで,無段階の調整が可能だ。最大値を100%として,演色評価数を示す「CRI」は94%と高め。やや青色が強めではあるが,6500Kで見ると家電量販店にあるようなLEDシーリングライトと似たレベルであり,調色もできるため,色合いや発色について困ることはないだろう。

Key Light Neoで光を当てて,Key Light Neoのスタンドを「iPhone 15 Pro Max」で撮影してみたもの。ヘンテコな色も出ておらず,スポット的なテカりもない。4Gamerの撮影スタジオに4つほど置いてほしい仕上がりだ
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ElgatoのKey Light Neo製品情報ページ



スタンド&スライド式シャッター付きWebカメラ Facecam Neo


 今回は国内発売前で紹介できなかったが,Elgato Neoシリーズには,Webカメラの「Facecam Neo」という製品もラインナップされている。税込のメーカー想定売価は1万6280円だ。

Facecam Neo
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 Facecam Neoは,Key Light Neoのスタンドと同じ構造(※サイズは異なる)のスタンドが付いたWebカメラである。単体ディスプレイやノートPCのディスプレイ上側に載せて使うのを前提としたものだ。

プライバシーシャッターを閉じた状態
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 自動焦点式のカメラを内蔵しており,最大でFHD 60fpsの映像を撮影できるので,ノートPC内蔵のWebカメラなどよりも,はるかに高画質な映像を録れる。実況配信に自分の顔をはめ込みたいときに役立つだろう。オンラインミーティング用のWebカメラとして使うのもアリだ。
 特徴のひとつは,手動でレンズにカバーを被せる組み込みの「プライバシーシャッター」を備えること。未使用時にプライバシーシャッターを閉じておけば,意図しないときに映像が流出してしまうことを防げるわけだ。

ElgatoのFacecam Neo製品情報ページ




Elgato Neoシリーズを揃えて,ゲーム動画作成や配信にチャレンジしよう!


 冒頭でも触れたとおり,Elgato Neoシリーズはホワイトカラーで統一された外観と,比較的手の届きやすい価格が魅力の製品群だ。円安相場と物価高で,ビデオキャプチャや配信関連のデバイスは,2〜3万円を超えるものも珍しくないなかで,比較的高いGame Capture Neoでも2万円弱,それ以外の製品は1万5000円以下と安価なのは歓迎できるだろう。

 スペックや機能面で最高の製品ではないが,いずれもゲーム録画や実況配信に使うのに十分な性能を有しているので,これから配信に挑戦しようという人なら,Elgato Neoでデバイスを揃えてみてはいかがだろうか。

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ElgatoのElgato Neo特設Webページ

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