彩京STGがPS4＆Xboxプラットフォームに進出。開発中の「ストライカーズ2020」も画面を初公開

　シティコネクションおよびゼロディブは2021年4月24日，ゲーセンミカドのYouTubeチャンネルで配信された「シュー大祭 〜シューティングゲーム大感謝祭〜 一日目」で，彩京IPのタイトルに関する新情報を発表した。

　最初に発表されたのは，Nintendo Switch / PC（Steam）向けにリリースしている彩京タイトルの家庭用移植版を，PS4とXboxプラットフォームにも展開すること。詳しくは近日中に発表するという。


　彩京タイトルの家庭用移植版と言えば，PS5向けに展開することが2020年9月に告知されているが，そちらの開発も進んでいるとのこと。先発のNintendo Switch版に対して後発のPC版には新要素が追加されているように，PS5版ではトレーニングモードが実装される。

新たに実装されるトレーニングモード。また，Nintendo Switch版とPC版だけでも割と違う部分がある

　彩京と言えば，シューティングゲームのほか脱衣麻雀「対戦ホットギミック」シリーズも有名だが，これについてもアーケード版準拠での移植を検討しているそうだ。ただ2000年12月に発売されたPS2用ソフト「いくぜ！温泉卓球！！」は，考えてすらいないという。

「いくぜ！温泉卓球！！」が移植されないことに舌打ちするゼロディブちゃん（画像右のキャラクター）。出演したゼロディブの原神敬幸氏はこういった小ネタの他にも，悪評を買うことになった裏事情まで（直接的な言及は避けつつも）ネタにする，はっちゃけトークを繰り広げた

　4Gamerが2019年5月に掲載したインタビュー記事で発表されたものの，2020年の間に音沙汰がなかった新作「ストライカーズ2020」についても，いろいろと実験している段階とのことだがスクリーンショットが公開された。


　ここで驚きなのが，“2020”というタイトルなのに自機がレシプロ機ということだ。「ストーリーは模索中」とのことで設定は確定していないようだが，自機には「ストライカーズ1999」に登場したX-36のように変形する構想もあるそうなので，バックボーンには何かしらのギミックがあるのだろう。


　「ストライカーズ2020」の提供プラットフォームおよび発売時期は未定とのこと。ただ原神氏としては「アーケードでも出したい」という気持ちがあるという。

「シュー大祭 〜シューティングゲーム大感謝祭〜 一日目」配信ページ