動物園の建設・運営SLG「Planet Zoo」，開発者がゲームプレイを紹介する最新トレイラーが公開

　イギリスのデベロッパFrontier Developmentsは，動物園の建設・運営シミュレーション最新作「Planet Zoo」のゲームプレイを紹介する最新トレイラーを公開した。

Steamの「Planet Zoo」配信ページ

　Frontier Developmentsというと，これまで「Planet Coaster」や「Jurassic World Evolution」（PC / PlayStation 4 / Xbox One）といった作品を手がけてきた独立系メーカーというイメージだが，元々はPlanet Zooと同じ動物園の建設・運営シミュレーション「Zoo Tycoon」シリーズを手掛けてきた開発チームでもある。つまり，Planet Zooは自分たちのルーツに戻ったといえる重要なタイトルになりそうだ。
　Planet Zooは，2014年の「Elite Dangerous」以降，改良を続けてきた内製エンジン「Cobra Engine」を利用して開発が進められており，訪れてくる多くの入場者や，それぞれの動物たちにまでクローズアップできる緻密なグラフィックスで，多くのファンの興味を惹きそうだ。


　今回のゲーム開発者が解説を行う形でPlanet Zooを紹介するトレイラーでは，アラビア風のタイルセットを使ってセッティングされた動物園を見ることができる。トラやインドサイ，アンテロープ（レイヨウ），バク，マントヒヒ，ナイルワニなどのさまざまな動物たちが過ごしやすい環境に整えていく必要があることが解説されている。たとえばワニは水質管理にも注意しないと病気になってしまうこともあり，獰猛な動物が住環境に適合しないと，不満を募らせて逃げ出してしまうこともあるようだ。
　また，動物園をデコレートするために，最初からさまざまなパーツが用意されるが，Steam Workshopでも装飾品などの小物から動物園全体までをシェアすることができるという。



　すでに，Steamにてプレオーダーが開始されており，プレオーダーすると9月24日から10月8日まで実施される1回目のβテストに参加でき，11月5日に予定されている正式発売日よりも一足先にプレイできる。インタフェースと音声も日本語化されるとのことなので，気になる人は早めにチェックしておこう。

「Planet Zoo」公式サイト