「FFBE 幻影戦争」トラップ満載のストーリー4章「鉄巨人」戦の攻略と，初心者向けマルチプレイ用おすすめユニットを紹介

　スクウェア・エニックスがサービス中のスマートフォン向けアプリ「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」（iOS / Android：以下，幻影戦争）。

　2019年12月9日に待望のギルドバトルが実装されたこともあり，パーティ戦力をさらに強化すべく育成素材集めに腐心しているプレイヤーも多いはず。そんな中，意外に取り忘れがちなのが，ストーリクエストの各節を突破時にミッション報酬として手に入る各種アイテムだ。

ストーリークエスト関連のミッション（レコード）では，現状入手経路が限られている「星虹の幻球」や，各属性の「想いの欠片」，ユニット覚醒時に大量に必要な「覚醒魂」などがまとめて手に入る。これを見逃す手はない

　そこで本稿では，ストーリー攻略中のプレイヤーが恐らく一度は躓くことになる第4章・第1節のバトル10，いわゆる「鉄巨人」戦の攻略を中心にお届けしていこう。なお，ストーリー序盤の進め方や基本的なバトルのコツなどは前回の記事を参考にしてほしい。

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トラップ床を避けながら2種のスイッチを起動しよう

急がば回れの「鉄巨人」戦攻略

　メインストーリー第4章・第1節のバトル10では，強敵「鉄巨人」が出現するうえに複数のマップギミックがプレイヤーの行く手を阻む。

　これまでのバトルはオートプレイ主体でも比較的余裕を持って突破できる難度だっただけに，操作をAI任せにしていたらいつの間にかパーティが壊滅して面食らった，という人も多いだろう。

オートプレイだとユニットの移動時にトラップやスイッチの存在を考慮してくれないので，よほど育成が進んでいない限り苦戦必至

　本バトルにて警戒すべきトラップは，針が飛び出す床，赤い魔法陣が描かれた床，「鉄巨人」の両脇にある砲台の3種類。

　このうち，トラップ床は単純にその場所への移動を避けるだけで対策が可能だ。

魔法陣の床は，踏んでしまったユニットに加えて周囲1マスのユニットにもダメージが入る範囲攻撃トラップ。うっかり踏まないように注意しよう

一方，砲台トラップの攻撃範囲は直線上に続いており，強力な貫通攻撃になっている。左右にある細道上でユニットが渋滞すると，まとめて大打撃を被ることに

　厄介な砲台トラップは，ユニットの初期位置付近にある左右それぞれの黄色のスイッチを踏むことで無力化できる。

　これを無力化しておかないと，「鉄巨人」に近付くための赤色のスイッチを起動しに行くまでに手痛いダメージを負うことになるので，最優先で黄色のスイッチに味方ユニットを向かわせよう。

モタモタしていると黄色いスイッチの上に敵が移動してくることも。画像はうっかりスイッチの上で敵を倒してしまい，「クリスタル」化するまでターンを回し続けるの図

　砲台トラップを無力化したあとは，左右の細道の先にある赤色のスイッチを同時に踏み，「鉄巨人」が鎮座する高台までの道を開通させよう。

　「鉄巨人」は射撃耐性があるうえに「パワーウェイブ」という遠距離攻撃を使ってくるため，左右の道から遠距離攻撃ユニット主体で挑むとかえって各個撃破されやすい。

少なくともレベル50前後の遠距離ユニットが複数いない場合は，多少面倒でも赤色のスイッチを起動し，壁役になる近接ユニットを送り込んだほうが撃破しやすいと筆者は感じた

　こうして「鉄巨人」への道が開けたら，あとは「なぎ払い」に警戒しつつHPを削っていくのみ。「なぎ払い」は，「鉄巨人」の周囲1マスのユニットすべてにダメージ＋後方に1マス吹き飛ばすという強力な攻撃だ。
　
　これに巻き込まれないよう，壁役1体のみを「鉄巨人」に密着させて足止めし，「槍術士」や「黒魔道士」などの射程の長いユニットでダメージを稼いでいく戦い方がおすすめだ。

「パワーウェイブ」を連発してくるパターンもあるが，「なぎ払い」で複数の味方が戦闘不能に陥るよりはマシと割り切ろう

　ちなみに，「鉄巨人」は打撃と闇属性攻撃が弱点になっているので，URユニットの「ジザ」がいれば非常に頼りになる。

　どうしても突破できない場合はクエストミッションの“同行者を雇わない”の達成を諦めて，高レベルの「ジザ」に助けを借りるというのも1つの手だ。

レベル50前後の「ジザ」を雇うことができれば，壁役から攻撃役まで彼女だけでこなせるかも

SSR「フィーナ」，SR「フィービー」でも貢献可能

マルチプレイに参加して「幻導石」3600個を回収しよう

　パーティの戦力強化のためには，マルチクエストの関連のミッション報酬も手に入れておきたいところ。初顔合わせ報酬として手に入る「幻導石」は，。10人目まで1人あたり200個，11〜40人目までは40個，合計3600個を取得可能だ。


　マルチで編成するユニットに迷った際は，全ユーザーに配布されている「フィーナ」がおすすめ。「フィーナ」は，メインジョブの「ラピスの白魔道士」をレベル3まで強化すると，強力な支援効果を持つ「はげます」や，範囲HP回復効果のある「ケアルラ」を習得できるなど，SSRながら回復＆強化役として非常に優秀なユニットだ。

「はげます」は，味方のFaith値（上昇させることで魔法系の与ダメージ増加，被ダメージ減少などの効果あり）をアップしつつ，3ターンのあいだ攻撃・魔力をアップ＋物理ダメージ軽減効果を付与できるという，バフ満載のアビリティ

魔法系ダメージを底上げでき，HP回復魔法も使えるので，打たれ弱さを抱える「黒魔道士」たちと相性がいい「フィーナ」。マルチで組んだ味方に「メディエナ」や「ヤ・シュトラ」などがいたら，常に張り付きながら支援してあげよう

　そのほかにも，味方のCTの溜まる早さをアップする「ヘイスト」や，敵のCTの溜まる早さをダウンする「スロウ」を習得できる「時魔道士」ユニットは，味方の行動を早められるという点でレアリティに関わらず活躍が見込める。

　SSRの「マルグリット」や，チュートリアルで入手できるSRの「フィービー」はメインジョブが「時魔道士」なので，ほかにマルチ用のユニット候補がいなければ育てておくと重宝するだろう。

SSRの「ヘレナ・リオニス」や「ロレンツォ」もサブジョブとして「時魔道士」運用が可能だが，メインジョブで習得できるアビリティ群を捨ててまでサブコマンドに「時魔道士」を設定するかというと意見が割れるところ

　今回の解説は以上だ。　

　12月18日にはマルチバトルのオート機能が実装され，さらに遊びやすさに磨きがかかった本作。メインストーリーの難所となる「鉄巨人」戦を突破して育成素材を回収しつつ，対人・協力コンテンツに向けてユニットを強化していこう。

　ちなみにオートプレイ時の「時魔道士」は，なぜか「ドンムブ」を連発しがちなので有用性が著しく下がってしまう。オートで使用してほしくないアビリティはあえて習得しないか，手動プレイを推奨する。

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