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老齢のアーティストが,まだ生まれていない孫のために最後の絵を描くアドベンチャーゲーム,「ZED」が2019年春リリース
「ZED」公式サイト
「ZED」は,認知症に悩む老齢のアーティストが,失われつつある記憶の断片を集めながら,まだ生まれていない孫のために最後の絵を描こうとするという,なんとも物悲しい雰囲気の漂う作品で,プレイヤーは,そんな物語を主人公の視点で体験することになる。タイトルの“ZED”とは,彼が過去に描いたコミックスのキャラクターであるようだ。
トレイラーを見る限り,記憶の世界は非常にシュールで,この老人がどのような人生を歩んできたのか気になるところ。HTCの「Vive」または,Oculus VRの「Rift」を使うVRモードにも対応しているとのこと。
Cyan Venturesは,ゲーム開発を行うCyan Worldsのパブリッシング部門で,この「ZED」が同社初の作品となる。開発を担当したEagre Gamesは,「Myst」や「Raven」の制作に携わったチャック・カーター(Chuck Carter)氏が設立したデベロッパで,そこに,「バイオショック インフィニット」のシナリオライターであるジョー・フィールダー(Joe Fielder)氏や,「メタルギアソリッド」シリーズの開発経験を持つというデイヴィッド・チェン(David Chen)氏が参加している。
また,主人公の声には「Thief: The Dark Project」のギャレット役や「Fallout 4」のミスターハンディ役などで古くからゲーム業界に関わる声優スティーブン・ラッセル(Stephen Russell)氏が選ばれている。
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ZED
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