4Gamer 女子部（仮）
イベント
天月さん，荒牧慶彦さん，寺島惇太さんの終演後インタビューも。「ウインドボーイズ！」AGF2019スペシャルステージレポート
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ステージには，本作の出演キャストである能登原光雪役の天月さん，英 篤影役の荒牧慶彦さん，ソムン イジョン役の寺島惇太さんが登壇。MCを務めるアメリカザリガニ平井さんの進行で，作品の見どころや最新情報などが発表された。本稿では，イベントの模様と，終演後に行われたキャストインタビューをお届けする。
 能登原光雪役の天月さん |
 英 篤影役の荒牧慶彦さん |
 ソムン イジョン役の寺島惇太さん |
本作は学園モノということで，ステージには机が用意され，さらにキャスト陣は舞台となる石川県立威吹高等学校の制服を身に纏って登場し，会場を沸かせた。寺島さんは高校が私服校だったため，ブレザーの制服を着るのは初めてらしい。この「威吹高等学校」の制服は商品化が決定しており，後日販売予定とのこと。購入したい人は続報をお楽しみに。
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ゲーム紹介では，物語と出演者3人が演じるキャラクターが紹介された。
本作は石川県立威吹高等学校の新任教師となり，個性豊かな26人の“吹奏楽部の男子＝吹部男子”と，全国の舞台を目指す育成シミュレーションゲームだ。
キャラクター紹介では，キャスト陣によるセリフの生アテレコも披露された。キャラの性格が伝わってくるセリフになっていたので，本編ストーリーをフルボイスで聴けるのが非常に待ち遠しい。
天月さんいわく，光雪は「（幸薄男子な彼が）成長する姿を楽しんでいただきたい。かわいいキャラクターです」とのこと。
荒牧さんは篤影について「出る作品が間違っているんじゃないか」と思うほど，クールだと語る。彼がどう「ウインドボーイズ！」に関わっていくか注目してほしいそうだ。
寺島さんが演じるのは，韓国の人気アイドルという異色の部員，ソムン。彼は日本語を変な若者言葉で覚えており，寺島さんはその独特な口調に最初は戸惑ったそう。しかし，「新しい言語を生み出そう」という勢いで演じたそうだ。
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また，ここでは花城芹弥（CV：梅原裕一郎）からの映像メッセージも公開された。彼は面倒見のいいオネエキャラで，光雪を愛でたり，愛想がない篤影を怒ったり，クルクルと変化するいろいろな表情を見せてくれる。どのキャラも魅力的で，筆者は配信後に会えるのが非常に楽しみになった。
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また，ゲームのシステム画面も公開された。本作では，コンサートを目指して吹部男子を育成するだけでなく，ルームを作って彼らのプライベートを覗いたり，メインストーリーだけでなく多彩なシナリオを楽しんだりできるそうだ。気になるプレイヤーの性別は，男性と女性どちらかを選択できるという。
さらに，物語に深くかかわる3人の新キャラクターと，彼らを演じるキャストも明らかに。杉田智和さん，松岡禎丞さん，山路和弘さんという豪華な顔ぶれに，ステージ上のキャスト陣も驚いていた。
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ゲーム以外にも，楽しいコンテンツ情報が発表に。
1つめはYouTubeの「ウインドボーイズ！公式チャンネル」にて，荒牧さんと寺島さんによる「ウインドボーイズ！特別企画 吹部男子が行く金沢ぶらり旅♪」の配信が決定したのだ。すでにロケもしたようで，2人が選んだ金沢らしい手ぬぐいのお土産が天月さんにプレゼントされ，大喜びしていた。
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2つめは，威吹高等学校の演奏をイメージした「野球応援ＣＤ」の発売。コンクールだけでなく，甲子園での野球応援も吹奏楽部の大切な活躍の場ということで制作したらしい。ステージでは，スペシャル演奏としてフルート，サックス，トランペット奏者が登場し，メインテーマと定番応援曲「サウスポー」を披露してくれた。吹奏楽の応援は背中を押してくれる力強いものばかり，さらに推し部員たちが演奏しているとなれば，聴いていて元気がもらえること間違いなしだ。
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このほか，主題歌が人気ユニットUNIONEの「青色ユニゾン」に決まったことや，2020年にLINEコミックにてコミカライズが連載されることが新情報として発表された。
吹部男子と熱い青春を過ごせる「ウインドボーイズ！」は，現在事前登録受付中。登録者数によって報酬がどんどん豪華になっていくので，友だちを誘って登録しよう。
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作品やキャラへの想いを感じる
キャストインタビュー
イベント終演後には，天月さん，荒牧さん，寺島さんへの合同インタビューが行われた。
――イベントの感想を教えてください。
荒牧慶彦さん：
楽しかったです！ 2人もMCの平井さんも優しいし面白いしで，とても楽しめました。
天月さん：
「ウインドボーイズ！」をどれだけの人が楽しみにしているのか，今日，みなさんの声を生で聞いて，その熱量が伝わってきました。みなさんが期待してくださっていることが感じられて，すごく楽しいイベントになりました。
寺島惇太さん：
事前登録の段階でこれだけの人が集ってくださったので，作品に対して期待してくださっているのが分わかりましたし，早くも推しキャラがいる方もいて，これからコンテンツと一緒にもっと楽しいことができたらいいなとイベントをとおしてより思いました。
――作品の見どころや，演じるキャラクターの魅力はどこだと思いますか？
荒牧さん：
部員26人に，今回新たに3人が加わってより期待が高まっていると思います。篤影くんは本当にドライなキャラクターなんですが，冷たいなかにも優しさがありますし，自分を律して必要なものを取捨選択できる人物です。この青春をテーマにした作品で，彼がどう部員たちと活動を共にしていくのか，みなさんにも楽しみにしていただきたいです。
天月さん：
僕自身，とても読みごたえがあり，演じがいもある作品だと思っています。わくわく感から切なさも含め，最後まで熱く楽しめる物語になっているんじゃないでしょうか。
光雪くんはすごく弱気な子ですが，それが優しさにもつながっていてヒロインっぽいところがあります。物語にも関わってきている部分もあり，彼の優しさと成長を見守ってあげてほしいです。
寺島さん：
吹奏楽の演奏は，落ち込んでいても，聴いているだけで心が踊り，明るくする力がありますよね。本作では，そんな吹奏楽に青春時代を懸けた高校生たちの物語が楽しめるので，吹奏楽の経験者でも，経験がない方も共に楽しめる作品になっています。それが作品の魅力です。
イジョンくんは常に明るく，空気がコミカルに変わるムードメーカーではあるんですが，もともとアイドルという大きな世界で活躍していたこともあり，ちゃんと考えている部分もあります。そのギャップが魅力なんじゃないでしょうか。
――ご自身の演じているキャラと，関わりの深い人物は誰ですか？
荒牧さん：
中学時代の後輩，兼古宗州（CV：村上耕平）に懐かれているというか，付きまとわれているというか，いい関係性だなと思います。
天月さん：
いろいろなキャラと関わりが多く，イジョンともよく話をします。そのなかでも飯塚ミナト（CV：小林裕介）が台風を巻き起こしていく存在で，彼に影響を受けるし，気になる存在ですね。
寺島さん：
イジョンくんはフラットな存在で，誰の前でもテンションが変わらないです。でも，とあるキャラの前ではシリアス表情を見せてくれます。
――吹奏楽部のイメージや，思い出話を教えてください。
荒牧さん：
吹奏楽の経験はないですが，一体感が重要な部というイメージです。いろんな人が音色を合体させて１つのハーモニーを作っていくことは，みんなのチームワークが必要だからこそなので，青春を感じますね。そして今日のステージで演奏を聴いて，生の演奏の力はすごいなと感動しました。
天月さん：
団体競技なので，力が合わさったときの迫力は、素晴らしいなと思います。
僕は小学生時代に声楽に誘われたことがあるのですが，声が高かったために合唱で女の子のパートに入るのが嫌で，活動に参加しなかった思い出がありますね。今思えば，合唱も経験しておけばよかったなという思いもあるので，（集団演奏をする）本作を演じられて楽しかったです。
寺島さん：
小学校の頃，クラスの３分の１くらいが吹奏楽部でした。休憩中に友達が管楽器の練習をしていて，僕も挑戦させてもらったんですが，これが難しくてまったく音が出なかったんです。でも金沢を旅するロケで久しぶりにやってみたら意外に音が鳴って，もっと真剣にやっていたらと後悔しました（笑）。
――もしご自身が演奏するなら，どの楽器をやってみたいですか？
荒牧さん：
篤影くんが演奏するクラリネットもいいですが，トランペットですね。ジブリの鳩が飛んでいるシーンに流れるあの曲を土手で演奏して，そこに好きな子が通りかかって「あれ，荒牧くんじゃない？」という青春を送りたかったなと（笑）。
天月さん：
打楽器系を演奏してみたいです。ドラムも今，練習中ですし，やはりリズムってみんなを支える大事なところだと思うので。
寺島さん：
先ほど話したロケで実際にホルンを触らせていただいて，音が出せそうな可能性を感じたので，イジョンくんもやっていますし演奏してみたいです。
――高校時代の青春エピソードはありますか？
荒牧さん：
硬式テニス部の大会でダブルスに出場したのですが，手が震えるくらい緊張していました。そこでサーブをミスして，ペアを組んでいる相手の頭に当たってしまったんです。そのとき彼の汗がまるで漫画の一コマのようにきれいに飛び散って，思わず和んでしまって緊張がほぐれました（笑）。
天月さん：
野球で逆転ホームランを打って，試合に勝てたことがあります。その次の試合で負けてしまいましたが，いい思い出です。
寺島さん：
モテるかなと思って軽音部に入って，男子2人，女子2人のバンド組むことに成功しました。テンションが上がったんですが，初日に女子たちから「揉めるの嫌だからバンド内恋愛なし」と言われて，切なかったです（笑）。
――AGF2019ではいろいろなグッズも販売されました。もしもご自身がプロデュースするなら，どんな商品を作りたいですか？
荒牧さん：
吹奏楽部が実際に使える，楽器の手入れをする道具ですかね。
天月さん：
最終目標は，部員たちモデルの楽器ですね。本作から興味を持って吹奏楽を始めてくれる方もいると思うので，あったらいいなと思います。
寺島さん：
僕も吹奏楽関係で，みんなが使ってそうなものがいいですね。メトロノームを，キャラクターのデザインでとか。
――最後にファンのみなさんに，メッセージをお願いします。
荒牧さん：
今回，たくさんの情報が発表されました。新キャラも豪華な声優陣が担当するということもあり，みなさんの期待値もさらに高まったのではないでしょうか。ですが，「ウインドボーイズ！」はきっとそれを超える作品になっていると思います。僕たちも魂を込めてキャラに命を吹き込みましたので，吹部男子たちとともに青春を駆け抜けていただけたらと嬉しいです。
天月さん：
みなさんはもちろん，演じた僕たちもとても楽しみにしています。演じてみて作品のよさを感じ，それをお伝えできる日を今か今かと待ち望んでいます。わくわくしながら待っていてください。
寺島さん：
魅力的なキャラクターが揃っていますし，吹奏楽の経験者も，そうでなくても楽しめる内容になっています。LINEマンガでの連載など，いろいろなコンテンツに広がりを見せているので，これがもっと広がって，「この作品をきっかけに吹奏楽を始めました！」と言ってもらえるくらいになったら，僕たちも演じた役者冥利に尽きるなと思います。それくらい全身全霊で楽しんでいただけたら嬉しいです，ヨロタノ！
――ありがとうございました。
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「ウインドボーイズ！」公式サイト
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