イベント
今夏配信予定の「カードキャプターさくら クリアカード編 ハピネスメモリーズ」体験会レポート。イベントシーンはキャラボイス多めでファンにうれしい内容に
筆者が店頭体験会に訪れたのは,2日目の一般体験開始の30分前ほどだったが,2日目かつ炎天下にもかかわらず,整理券を求めて列ができるほどの人気ぶりだった。
「カードキャプターさくら」といえば,月刊少女まんが誌「なかよし」にて1996年6月号から2000年8月号にかけて連載されたCLAMPの漫画作品で,1998年にアニメ化され,数多くの関連グッズが発売された人気作だ。連載開始20周年となる2016年には,新たに「クリアカード編」の連載が始まり,2018年にはアニメが放送され大きな反響を呼んでいる。
「ハピメモ」は,TVアニメ「カードキャプターさくら クリアカード編」の公式アプリというだけあって,ストーリーは「クリアカード編」がメインになるようだが,「クロウカード編」や「さくらカード編」,さらにはゲームオリジナルストーリーも多数登場するという。
「カードキャプターさくら クリアカード編 ハピネスメモリーズ」公式サイト
「ハピメモ」の気になる内容は?
本作では,友枝町で起こるチャレンジをクリアし,素材を集めて衣装を作成,着せ替えをしながら,箱庭内にあるマイルームでデコレーションを楽しむのが基本のプレイサイクルとなっている。
今回試遊できたのは「クリアカード」編の導入部分。主人公であるさくらちゃんの衣装を着せ替えられる要素「衣装」に触れることができたのだが,体験版では“中学校の制服”に着せ替えできた。
クラフトとマイルームの模様替えにも触れることができた。家具を作るには対応した素材が規定の数だけ必要になるので,ゲーム中ではクラフトに必要な素材を収集するのもメイン要素の1つとなるのだろう。
体験版では指定された場所以外のエリアへ入ることはできなかったが,クラフトの素材を生産する施設や,衣装を作る「さいほうてん」といった施設をマップ上で確認できた。
今回は前もって「桜のピンクのベッド」を作る材料を持っていたので,まずはそれを作成し,部屋に戻ってベッドを設置してみた。家具は設置時に回転でき,どのように置くかはプレイヤーの好みで決められる。こうして,さまざまな家具を作って自分好みの部屋にしていけるのかと思うと楽しみだ。
加えて,イベントやメインストーリーの多くの場面でキャラクターボイスが再生される点にも注目したい。
ブシロードの担当者に話を聞いたところ,キャラクターボイスはかなりのシーンに入っており,フルボイスではないイベントシーンでも汎用ボイスが再生されるという。これは,主人公であるさくらちゃんに限った話ではなく,兄の桃矢くんや父の藤隆さん,さくらちゃんの友人の知世ちゃんや小狼くんのボイスも収録されているので,「カードキャプターさくら」シリーズのファンならばうれしいポイントだろう。
なおイベントは,アニメを見ているかのように進んでいくシーンもあれば,2.5頭身ほどのちびキャラで展開されるシーンもある。
またイベントの随所にアニメの場面写が挿入されていたのも印象的だった。今回の試遊では確認できなかったが,一度見たカットを見返せるモードがあると嬉しいかもしれない。
本作は「カードキャプターさくら」のファンはもちろんのこと,かわいい衣装でのコーディネートや,お気に入りのマイルーム作りを楽しみたい人にもぴったりなタイトルだ。本作をきっかけに「カードキャプターさくら」を知った人も,リリース後にぜひ触れてみてほしい。
※画像は開発中のものです。
「カードキャプターさくら クリアカード編 ハピネスメモリーズ」公式サイト
- 関連タイトル:
カードキャプターさくら クリアカード編 ハピネスメモリーズ
- 関連タイトル:
カードキャプターさくら クリアカード編 ハピネスメモリーズ
- この記事のURL:
キーワード
(C)CLAMP・ST/講談社・NEP・NHK (C)bushiroad (C)Monstar Lab, Inc.